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・干支の未とは?羊との違いは?

2015年1月1日 元日

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

旧年中に弊社株式会社大塚とご縁をいただきました皆様におかれましては、本年も引き続きよろしくお願いいたします。また、本ブログをご覧いただきました皆様におかれましては、今年も一日一記事をこころがけてブログを更新していこうと思いますのでよろしくお願いいたします。

さてタイトルに書きました「干支の未とは?羊との違いは?」という疑問。みなさんは感じたことはありませんか?今年は「ひつじ」年ですが、今年に限らずに私ブログ担当のTは常々疑問に感じておりました。

未をなぜ「ひつじ」と読むのか。・・・未に限らずですが、ちょっと干支を書き並べてみます。

子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

鼠・牛・虎・兎・竜・蛇・馬・羊・猿・鳥・犬・猪

一説によると、刻限や方角をあらわす子・丑・寅・・・というのは植物の成長を表しているとか。子が種子で、亥が「核」実を結んで芯ができること、というふうに成長段階を12段階にしてあらわしたのが元という話です。この12段階でいうと未というのは「まだ熟しきらない成長途上の植物」ということのようです。

動物に当てはめたのは後になってからのようで、その理由というのも「文盲の百姓に数を教えるには、むずかしい文字や言葉では不便である。いっそのこと身近な動物の名を当てたらよかろう」ということで動物の名前を当てはめたとか・・・。

※以上、『賢者への人間学』藤堂明保・産業新潮社より引用されたこちらのサイトから引用しました→漢字家族 「未」と「羊」の由来

 

そういうことだったのですね~。ちなみに干支というと十干と十二支とがありますので、上で書きました子・丑・寅・・・は正確には十二支ですね。十干の「干」の字は「幹」という意味。十二支の「支」は枝という意味です。この幹と枝を組み合わせて「干支」になるのですが、今年2015年(平成27年)は「乙未」(きのとひつじ)。十二支だけでなく十干まで含めて考察しだしますと、本来は陰陽五行説などさまざまな歴史をたどってきておりますので、とてもまとめきれませんので今回はご容赦ください。

 

余談ですが、「羊」という字はモノのカタチからできている象形文字です。ひつじの顔のカタチとも、羊そのもののカタチとも言われています。そう見てみますと、ツノがあるのでなんとなくそう見えてきますね。

その昔、現在の中国の北方に羊を飼う民族がいました。現在のチベットの方々の祖先だそうですが、これを中国の人々は「羊」と「人」の文字を足して「羌」(きょう)という名前をつけて民族の名前として呼んだそうです。

また、羊は日本ではあまり見かけませんが、中国では上等な食物として扱われています。羊を食することは「養」、羊+食です。

羊は堂々として立派な外見を持っています。そのため大きな羊は「美」、羊+大です。

先述しましたが、羊の肉はとても上等な肉です。同様に赤犬の肉も中国では昔よりよく食されてきました。しかしながら赤犬の肉はとても羊の肉にはかないません。そこで「羊の頭」を看板にかけ、実際には「犬(狗)の肉」を出すというとんでもない商売をする人がいました。羊頭狗肉とは、こういう内容の「ごまかし」の慣用句です。

と、いうように「羊」は良い意味でつかわれることが多い字です。祥、義、業、羨、鮮、善、繕、膳、着、窯、洋・・・調べてみるとたくさんあるとても干支として縁起の良い「羊」のようですね。

今年がみなさんにとって幸せな一年でありますようお祈りいたします。

 

※さて弊社は石材店です。お墓をお探しの方、お墓についてご相談などのある方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。なお、年明けの営業は1/9金曜日からとなります。

 

 

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