2025年1月13日(月)
こんにちは。石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。弊社は墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしている石材店です。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉県だけでなく東京、神奈川、千葉、群馬、静岡にて霊園と墓地をご紹介・ご案内しております。
さて本日は株式会社大塚の社長 大塚崇行からの挨拶です。社員および関係者向けの文章からの抜粋になります。以下本文↓
皆様、新年あけましておめでとうございます。今年は天候に恵まれ穏やかなお正月を迎えられた事と存じます。
昨年は1月1日の能登半島地震から始まるという衝撃的な幕開けの一年となりましたが、能登に関しては9 月の豪雨や、年末年始の大雪もありまして、被災された方々には心よりお見舞いを申し上げます。石材業界といたしましても 5 回に亘り現地への墓所通路整備の支援活動を行ったところではありますが、まだまだ不自由な生活を強いられている方もいらっしゃるということで、一日も早い復興をお祈り申し上げます。またスポーツ界では、夏のオリンピックや大谷翔平選手の 50-50 の大活躍もあり、ワクワクしながらテレビを楽しんだ日々が印象的でした。一方で、政治と金の問題に関連した自民党の政治不信が広がり、衆院選では過半数割れが起き、地元の選挙区でも落選した自民系議員が出てしまいました。この結果、今後地域的にもさまざまな影響が出ることが懸念される結果となってしまいました。
墓石業界といたしましては、今まで一般的に建てられてきた承継を前提とした家墓が減少し、承継をしない永代供養墓や樹木葬が基数としては逆転する現象が顕著に表れてきております。今後も団塊の世代が亡くなっていく 2030 年代後半までこの傾向は変わることは無いと思われますので、そのような中で売り上げと利益を確保できるような体制を作り上げていくことが急務となっております。昨年も収益改善に向けたさまざまな取り組みを行っていただいておりますが、今年も引き続き会社の体制をより強いものにできるよう努めてまいりますので、皆様の知恵を集め行動に移し、この変化していく時代を乗り越えていけるように共に歩んでいきたいと考えております。
教育者、東井義雄氏の言葉に「太陽は 夜が明けるのを待って昇るのではない 太陽が昇るから 夜が明けるのだ」というものがあります。まわりの条件が悪いからといって何もしないのではなく、今できることは何かを考え行動していくことによって、いつの間にか良くない条件も好転していく。自分から動き出さない限りは何も変わらないという言葉です。
加えて、今年は巳年です。巳(へび)は神の使いとして古くから大切にされてきた動物で、脱皮を繰り返すことから「再生」や「変化」を象徴し、さらなる発展を遂げる年とされています。まさに時代やお客様のニーズに応じたお墓の提案を行うなど、自ら行動し発展していける年にしていきましょう。
結びに、大塚、エンメモリアル、アングル、そして関係会社各位のご健勝とご多幸をご祈念いたしまして、年頭の挨拶とさせて頂きます。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
令和7年1月9日
株式会社大塚
代表取締役 大塚崇行