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霊園とお墓のはなし

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・七夕の短冊かざり 七夕とお盆

2015年7月1日 水曜日 雨

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置く石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

昨日、JR浦和駅の改札を出たところ、東西自由通路になっているコンコースに七夕飾りが目に入ってきました。

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たくさんの色とりどりの短冊があり、ここだけ華やいだ雰囲気になってます。

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今日から7月。もうすぐ7月7日の七夕です。

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短冊に書き込めるようになっていましたので、さっそくmy短冊を作りました。

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世界が平和でありますように・・・と書いてみました。

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さて、七夕。

いまでこそ「七夕」と当て字のように書いて「たなばた」と書きますが、もともとは「棚幡」もしくは「棚機」と書いて「たなばた」と読みました。(幡は旗です)(織姫は機織り(はたおり)をするところから「織姫」と言われています)

盆飾り 精霊棚 1408086979630

もうすぐお盆になりますが、お盆になると仏壇に精霊棚(しょうろうだな)という飾り付けを行い供養をするわけですが、その精霊棚を設置するのが7月7日の夕方でした。この精霊棚に使われている笹と飾りが発展したものが、現在私たちが目にする「七夕飾り」になります。

7月7日の夕方に飾るから「七夕」と書いて「たなばた」と読むわけですね。※ただし、今は旧暦から新暦にかわり、8月にお盆を行う場合はお盆と七夕の関連性が薄れてしまってきていますが、地域によってはお盆と七夕の関連性の残っているところも少なくありません。

織姫と彦星の伝説と、7月7日の節句(五節句の一つ)は中国発祥で、織姫にちなんで手芸上達のお祭り(乞巧祭会・きっこうさいえ)が元々のスタートだったようです。日本だけでなく台湾やベトナム、韓国など中国を中心とした東アジアに広がりましたが、日本では古事記や万葉集に「たなばた」の文字を確認することができます。奈良時代には、7月7日を節句として定められ、彦星(牽牛)と織姫が会える事を祈る祭祀のほか、手芸上達のお祭り(乞巧祭会・きっこうさいえ)、相撲や詩の会なども行われ、天皇以下宮中や貴族、庶民の家庭でも広く行われるようになったようです。

また平家物語には貴族の間で願い事を葉に書く風習が書かれており、さらに江戸時代には手習い事などの上達を願う行事として広く庶民にも定着したようです。現代では手習いごとだけでなく、願い事にしばりはなくなったようですね。みなさん自由な願い事を書かれてました。受験合格や病気平癒、欲しいものなどなど。

 

お墓づくりの会社としてお盆とのつながりを思いながら、七夕の短冊に願いを書いてみました。願いがかなうことを祈ります。それから、7月7日は晴れますように。

 

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