2015年5月10日 日曜日 晴れ
こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、首都圏にて霊園と墓地をご案内し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓づくりのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。
わたくしブログ担当Tの実家には、さくらんぼの採れる桜の木があります。
大きな木ではありませんが、庭にある分には十分にお花見気分を味わうことができる枝ぶりの良い桜の木です。八重の花が咲きます。
そんなこの木、桜の見ごろから一か月ちょっと経ちました今日はこんな感じです。
すっかり葉が育ち、赤いものがたくさんなっているのがわかります。
さくらんぼです!
鈴なりに実が生っています。
「たわわ」です。収穫することになりました。
一つ一つがはちきれそうな完熟具合。
食用に育てているわけではないため、収穫の間に合わないさくらんぼがたくさん落ちてしまっていました。そのまま土になってもらうほかありません。枝の上の方は手が届かないのですが、鳥が食べてくれるでしょう。おすそわけです。
季節を感じさせてくれる旬な食物を味わえるのはとても幸せなことですね~。直接収穫することで、自然によって「生かされているんだなぁ」、「自分も自然の一部なのだなぁ」と感じることができました。
人もいつかは土にかえります。日本人が土にかえるための施設、装置は「お墓」です。この部分に関しては、普通の家族墓も永代供養墓も同じです。お墓に納められた遺骨は一定の年月が経ちますと、骨壺や骨袋から土に戻されます。私たち人間も自然を形作るほんの一部。土に還ったあとは次の命のための貴重な材料、資源、分子となります。
そんなことを感じてしまったさくらんぼの収穫でした。