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霊園とお墓のはなし

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・新国立美術館へ「ミュシャ展」を見に行ってきました

2017年6月15日 木曜日 曇り

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉県だけでなく首都圏にて霊園と墓地をご紹介・ご案内し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

今日の記事は、大塚本社のSHさんの記事です。以下本文↓

 

先日、新国立美術館へ「ミュシャ展」を見に行ってきました。

平日でしたが、草間彌生さんの展覧会も開催していた事もあってとても混雑しておりましたが、じっくりと2時間ほど鑑賞してまいりました。

一部では撮影可能なエリアもあり、撮影する人も沢山おりましたが、皆さん人が写らないように作品だけを撮影するのに苦戦されてました。

今回は「スラヴ叙事詩」という20点の巨大な壁画サイズの絵画展示がメインでした。

この「スラヴ叙事詩」という絵画は、民族の神話・伝承・歴史を描いた壁画サイズの作品でチェコ国外で公開するのは世界初となる非常に貴重な絵画でして、画家として晩年を捧げた大作です。

ミュシャが一部の裕福な人の為に絵を描いていた頃に、故郷の人はドブの水で喉の渇きを癒していることを知り、”私は貴重な時間をこんな事に費やしていたのだ” と気づき、残りの人生を我が民族の為に使おうと決意したそうです。

一つ一つの作品からメッセージが伝わります。

「スラヴ叙事詩」には、作品の一部にこちら側を見つめているカメラ目線的な部分や思想などを表現した部分などが多数あり、鑑賞していると不思議な感覚を覚え、見入ってしまいます。

ミュシャは、肺炎を患い78歳で亡くなります。

その頃、チェコスロヴァキア共和国はナチスドイスに占領されてしまいます。

ミュシャは、愛国心が強いという事で逮捕され、ナチスドイツのゲシュタポに厳しく尋問されます。

尋問は厳しいものであり、高齢のミュシャは耐えられず肺炎を患って数ヶ月後に亡くなりました。

その後、ミュシャの作品は、家族によって隠され守られてきたそうです。

最後は悲しい亡くなり方でしたが、作品からはミュシャの熱い想いが伝わってきました。

展覧会は、6月5日で終了してますが、もしも再度、開催される事があれば是非鑑賞して頂きたい作品だと思います。

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