2020年2月12日 木曜日
こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、墓地と霊園をご案内し墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓づくりのお手伝い」を日々行っています石材店、株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。
今日のお話は本社のMYさんからの記事になります。以下本文↓
いのちの大切さを子どもたちにどうやって伝えていく?
私は子どもの頃から年に2回毎年親戚が集まってみんなでお墓参りに行き、お墓をきれいに掃除しながら「会いに来たよー!」「気持ちいいねー」「ゴシゴシ痛くない?」などと当たり前のように声をかけ掃除の取り合いをしていたり、おはぎのお供えも「もう食べたかな?」「じゃあ、次は私がたべるね!」とそれも楽しみでした。
そしてお線香をあげながら「みんなが風邪をひかないように見守っていてね」と手を合わせて話していました。
今思うと、子どもの頃はご先祖様はお墓の石に生まれ変わったと思っていたのかしら...
近年では核家族化が進み、先祖とのつながりや地縁・血縁がどんどん薄くなってきています。ご先祖様への感謝やいのちの大切さは、私は、両親や祖父母から習慣的に受け継いで当たり前になっていますが、そうではない家もさらに増えていっているのでしょう。
沖縄の方々は「死んだら終わり」ではなく、「ご先祖様は私の中にいる」「私の中で生きている」と言います。「ご先祖様から受け継いできたもの(いのち)は自分の中にある。だから、自分自身が元気に幸せに光り輝いて生きることが、最高の先祖供養なんだ」
確かに今私がいるのは、間違えなく父と母から生まれてその父と母にも父と母がいて、さらに...ご先祖様が居なかったら私は存在しない。私の中にはたくさんのご先祖様がいるんだ!と気づきました。
たくさんのご先祖様から受け継いだこの命を大切にしないといけない!とあらためて思いました。
お墓は、「いのちのまつり」シリーズの作者、草場先生は、いのちのつながりを家族で確認できる場所としてお墓はあるといいます。また、心のよりどころでもあると思います。
また、供養とは、沖縄の方が言うようにご先祖様は常に自分自身の中にいるのですから、自分自身を大切に、一生懸命生きることが素敵な先祖供養ですね。