2025年9月8日 月曜日
こんにちは。首都圏にて霊園と墓地をご紹介・ご案内し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。
さて本日の記事は本社の営業IKさんからです。以下本文↓
先日、あるお客様より【仙台石】での石碑お問い合わせをいただきました時のお話です。
私自身が今まで取り扱ったことのない石種でしたので、まず、インターネットにて調べ、画像を見たところ、お寺様の記念碑やお墓の墓碑などでよく見かける石種であるとすぐにわかりました。
【仙台石】⇒本名 『稲井石』や『井内石』
硬石の水成岩で、石質は、黒く重厚感があり、木目のような美しい縞模様があるのが特徴で、明治以降に、記念碑や、墓碑に数多く利用されていた。
熱には弱いが、水には強い。
石目に沿って割れる特徴がある。
独特の、石材性質であるため、加工や取り扱いが難しいとありました。
個人的にも、とても趣があって、素敵な石だと感じておりましたが、今でも取り扱いが出来る石なのかと問い合わせしてみたところ、流通数量も少なく、サイズも限られているが取り扱いは出来るそうです。
わたくしの想定通り、ご予算も納期も、掛かるそうですが、世界に比もなき『稲井石』で記念碑や石碑を建ててみるのを、考えてみるのもロマンではないかと思いました。
どのような石で建てられても、個人的には世界に一つだけの大切なお墓です。