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・傘傾げ 江戸思草(しぐさ)

2014年6月6日土曜日 大雨

いよいよ関東も梅雨入りしました。日本中に大雨が来ています。台風のような、爆弾低気圧のような、威力のある梅雨入りになりました。

さて梅雨に入ると連日お世話になるツールが傘。

この傘の使い方で、粋でクールなのが「傘傾げ(かさかしげ)」。行き違う人同士が、すれ違う相手を思いやって傘をすれ違う反対側に傾けてすれ違うことを言います。これは「江戸しぐさ」という江戸時代の人々の素敵な仕草の中の一つ。しぐさを「思草」とも書くそうです。

傘傾げ かさかしげ 男女 子供

見知らぬ相手を思いやる、なんとも素敵な行動ですね。粋でcoolです。

雨の日はそんな「傘傾げ」に限らず、他の方を思いやる行動も考えることができそうです。たとえば人の多い場所で傘同士がぶつからないように高く上に持ち上げてすれ違うこともできますし、傘を広げる際に「誰もいないかな?」と確かめてから広げる、逆に傘を閉じるときにも周りに人がいないか確かめてから閉じる、閉じて持ち歩く際に傘先がほかの人にぶつからないよう自分側を向けてひじに傘をかける、電車で傘を置き忘れそうになった人に「傘わすれてますよ」と声をかける、など・・・実にさまざまな思いやりを考えることができそうです。

雨の日に捨て猫の赤ちゃんがいたらそっと雨がかからないように広げたまま置いて立ち去る。雨宿りしている女の子がいたらそっと傘を差しだして自分は雨の中走り去る。というようなシーンにはなかなか日常では立ち会えませんが、相手を思いやる傘のしぐさや行動は小粋にこなすことができる大人になりたいものです。

江戸しぐさ、他にもさまざまな行動があるようですので、ご興味のある方は調べてみてはいかがでしょう?→NPO法人江戸しぐさ様ページ

古き良きものを伝えて守っていく。弊社石材店の大塚が大切にしているお墓文化にも通じる温故知新の考え方です。

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