2014年7月6日 日曜日 曇り
こんにちは。東京、埼玉、神奈川、千葉、群馬、静岡で墓地と霊園のご紹介をし、石材の販売と加工・施工をしております株式会社大塚のブログです。
先日、ユネスコ世界遺産に登録されたばかりの群馬県富岡市にある「富岡製糸場」に行ってきました!
途中、まずは上信電鉄の「上州富岡駅」に寄りました。
世界遺産登録を目指していた富岡製糸場の最寄駅として、行政の財政支援を受けて今年2014年3月17日に開業した、真新しくきれいな駅舎です。ここから富岡製糸場までは1キロもありません。さっそく世界遺産に向かってみます。
平日の金曜日だったにもかかわらず、それなりの人出です。
煉瓦が美しい富岡製糸場です。入口の門柱の脇には、昔ながらの赤いポストもありました。雨にもかかわらず、たくさんの人が訪ねてきています。土日はものすごい人手になるのでしょうね・・・
ふと富岡製糸場のHPを見てみたところ、どうやら七月いっぱいは「超」の文字が。非常に混雑とのことですので、行ってみよう!と言う方は覚悟ください(^_^;)
さて、富岡製糸場。↓平成17年に建てられた「国指定史跡 旧富岡製糸場」の石碑です。
↓こちらは西繭倉庫。横浜赤レンガ倉庫を思い出してしまいますね。
もっとも、こちらも赤いレンガを使用しているので「赤レンガ倉庫」には違いありませんが。
富岡製糸場とは・・・というパネルです。
いよいよ「操糸場(そうしじょう)」に入ってみます!
入口に「操糸工場」の掛けプレートが。
一歩中に入ってみると、立派な操糸機がずらり!
ビニールで保護されてます。白い天井のおかげか、とても明るく感じます。
「SRS」はとなんでしょうね?(^-^)当時使用していた黒板がのこされてました。読み方はわかりませんが、目標、正常、異常の文字は読めました。
操糸機は、どうやら滑車の集合体のような仕組みみたいですね~
こういった機械、仕掛けは、男の子にはたまらないのではないでしょうか(^-^)大人も童心にかえってしげしげと眺めてしまいます。
さて、操糸場を後にしてみます。
診療所があります。ドアの上には片倉診療所とあります。
働く女工さんのためにさまざまな取り組みがあったようですね。どうも女工さんというと、「女工哀史」や「野麦峠」の印象があるからか、過酷な環境の印象があるのですが、ここ数日テレビなどで富岡製糸場について語られるところでは、働く人たちのこともいろいろと考えていたということで、少し印象が変わってきました。もっとも場所や工場にもよるのでしょうけれど。
当時のさまざまなこと、人々を想像しますと、世界遺産として今後も大切に残されることが決まって、記録としても記憶としても忘れることなく保存されることになり、つくづくよかったなぁと感じます。
弊社大塚は石材業。品物とカタチとは違いますが、お墓や記念碑は後世に長く残す記録媒体です。どういった人のお墓なのか、どういったことがあった記念碑なのか、石は超長期間の間、情報を残してくれます。
大切なことを後世に残す、自分の仕事にもつながる大切なことを感じました。仕事がんばるぞ!
おまけ、峠の釜めし。