2024年1月9日(火)
こんにちは。石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。弊社は墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしている石材店です。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉県だけでなく東京、神奈川、千葉、群馬、静岡にて霊園と墓地をご紹介・ご案内しております。
さて本日は株式会社大塚の社長 大塚崇行からの挨拶です。社員および関係者向けの文章からの抜粋になります。以下本文↓
皆様には旧年中大変にお世話になりまして、誠にありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年は両親を亡くすという苦難の年を過ごしまして、大きな心の支えを失う喪失感を味わいましたが、皆様からの温かいお心遣いのおかげで何とかそれを乗り越え、気持ちを新たに、新しい年を迎えることができました。改めて関係各位の皆様に心より感謝申し上げます。
今年は1月1日の能登半島地震、2日の羽田空港での事故が起こるという慌ただしい中での新年となりました。被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方々にお悔やみ申し上げます。一日も早い復興をご祈念申し上げます。
さて、昨年5月よりコロナも5類に分類され、経済活動も活発になってきましたが、アフターコロナと言われるように、完全に戻ることはなく、特に葬送儀礼に関しては一日葬や少人数の家族葬が当たり前となり、お墓も一般的に建てられてきた承継を前提とした家墓が減り、承継をしない樹木葬や永代供養墓のほうが当社でも多く建てられるようになってきました。昨年末には生涯独身で亡くなる方が年間30万人になるという情報が日経新聞に掲載されており、そういった傾向は今後加速度的に増加していくと考えられます。当社でも今後、時代が求めるお墓の形を模索し、開発していくよう努めてまいります。
当社の経営理念「私たちはお墓の仕事を通して、世の中の役に立ち、社会に必要とされ、お客様に喜んでもらえる仕事をする。」は、まさに今この時代に求められる企業への変革を意味するところになると感じています。幸いなことにその趣旨に賛同していただけるお寺様に恵まれ、今年もいくつかのお寺様で当社の提案する時代に合わせた形態のお墓を立てさせていただくことができます。今後も地域のお寺様と共にお墓の在り方を模索し、お墓文化の継承に努めていきたいと思っております。皆様の知恵と行動力で、この厳しい時代を乗り越えていきましょう。
今年は辰年。龍のごとく力強く前向きに物事に取り組んでいけるよう努めてまいりましょう。結びに、大塚、エンメモリアル、アングル、そして関係会社各位のご健勝とご多幸をご祈念いたしまして、年頭の挨拶とさせて頂きます。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
令和6年1月9日
株式会社大塚
代表取締役 大塚崇行