2015年2月1日 日曜日 晴れ
こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉だけでなく東京や神奈川、千葉、群馬、静岡という首都圏にて霊園と墓地をご案内し、墓石の製造加工と墓所へ据付施工工事をするという「お墓づくりのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。
本日は、私ブログ担当のTは仕事のお休みをもらいまして親族・親戚一同とお墓参りをしてきました。お墓には祖父と祖母が眠っています。
祖父の命日は2月3日の節分の日なのですが、毎年一番近い休日に親類で集まってお墓参りをするという恒例行事をしており、今年は本日2月1日となりました。数えてみると今年で祖父が亡くなって35年となりました。
親族といいましても、私の父が5人兄弟なのですが、毎年父の兄弟夫婦たちが集まる中に今日はわたしも参加した形です。
お墓参りというと、亡き人を偲んで御霊の安らぎを祈り、近況の報告などを語りかけるという場合が多いと思いますが、私の親族たちにとっては、ちょっとしたイベント事となっていまして、毎年楽しみにしていることでもあります。
というのも、それぞれの家でみなにプレゼントを持ち寄るからです。自宅の家庭菜園で作った野菜たちを持ってくる家、年末年始に行った旅行の土産を持ってくる家、買ったものの使わずに長い間タンスの肥やしになっていた服や食器などを持ってきて「誰かもらってくれない?」とプチフリーマーケットのようになったり、とっておきの美味しいお店のお菓子を買ってきたり・・・。とにかく何かプレゼントし合うという感じです。いつから始まったことなのか、絶対に持ってこなくてはいけないというルールもなく、その場でお菓子などを食べてみたりと、持参したお茶を振る舞ったり、手製のケーキを食べてみたりと、自然とちょっとしてピクニックのようにもなります。
残念なことに今年のお墓参りはとても寒く、また風もとても強い陽気です。そのため、お墓掃除をしお花と線香をあげ一同で手を合わせて簡単なお経を読んだ後、ピクニックにはならずに早々と場所を移動して和風レストランにてお食事会となってしまいました。線香になかなか火をつけられないくらいの強風の中、我々の他に、納骨をされている方々がいらっしゃいました。とても大変そうでした。
レストランの駐車場で品物をお互いにプレゼント交換している様子は、知らない人目にはどのように映ったのでしょうか(^_^;)
おじおば、そして父母が喜んでいる様子が何よりうれしいお墓参りとなりました。きっと祖父母も喜んでいるのではないでしょうか。
さて次回は祖母の命日が九月にありますのでその際にまた一同お墓で集合いたします。
それぞれの家ごとに、それぞれのお墓参りのカタチがあると思います。「こういうお墓参りもあるよ」ということでわたくしのお墓参りをご紹介いたしました。