2014年11月23日 日曜日 晴れ
こんばんは。東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、静岡にて霊園と墓地をご案内し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事をしております石材店の大塚ブログ「霊園とお墓のはなし」です。
先日の記事(・20141030 長野県上田城跡公園の紅葉、・20141030 長野県懐古園(小諸城跡)の紅葉、・長野県上田市 北向観音の紅葉)と同日の写真をご紹介します。
長野県長野市にあります善光寺です。日本最古の仏像といわれている「一光三尊阿弥陀如来」さまがご本尊です。それでは善光寺を見てみましょう。
仁王門です。現在のものは大正七年(1918年)に再建されたものなのですが、善光寺の山号「定額山」と書かれた額が確認できます。
仁王様の迫力に圧倒されます。あ、足の親指が浮いています!
山門(三門)が見えてきました。寛延三年(1750年)に建立された二層入母屋造りとなっています。重要文化財の指定をうけています。
歴史を感じさせる佇まいと重厚感でいっぱいです。
本堂が見えてきました。
本堂は創建以来、十数度と焼失してきており、その都度民衆によって再建なされてきたという歴史があります。創建は642年に信濃国司となった本田善光が都からここ信州にご本尊をお連れしたのがきっかけとなり、644年に勅願にて伽藍が造営されました。1400年近い昔の話です。
本堂から山門を見た様子です。
わが国最古の仏様をお祀りしている古今無双の霊場で、本堂・山門・経蔵等すべて国の宝です。
迷子郵便供養塔がありました。配達不能になった「迷子郵便」を供養する碑とのこと。
善光寺も紅葉に包まれていました(10月25日撮影)
多くの方の信奉をあつめている善光寺。時はうつり、建物や構造物が変わっていっても「供養の心」や「手を合わせる」という人間の営みは変わらないようです。
弊社の取り扱っている「お墓」も同じように、時がうつってもお墓のカタチが変わっても、供養の心と先祖と故人を思って手を合わせる営みは変化せずに後世に生き続ける文化であってほしいと感じました。