2015年1月16日 金曜日
こんにちは。埼玉に本社を置き、首都圏にて霊園と墓地をご紹介・ご案内し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓づくりのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。
先日、年末年始休暇の間に初もうでということで越谷市にあります久伊豆神社に行ってきました。久伊豆神社といえば、以前岩槻の久伊豆神社も記事にしましたが、越谷市内には久伊豆神社が7か所もあるそうで、そのうちでもここ越谷久伊豆神社は越谷宿の鎮守になっていた神社です。
1月6日に行きましたので、お正月飾りと門松がありました。
手水舎がとても立派なつくりです。
平日ということもあって、境内は混雑していません。参拝しやすくてよかった。
本殿の屋根の上のx型に空につきだした部分「千木」が「外削ぎ」です。男性の神様の印です。上部分が平らになっているものは「内削ぎ」で、女性の神様の印といわれています。屋根にも見られる紋は立葵の紋。近くに徳川将軍家の狩場である越ケ谷御殿があったため、狩りの際に立ち寄った将軍家より葵の紋が奉納されたため社紋となったそうです。
祭神は、大国主命(大国さま)と言代主命(恵美須さま)の二柱が主祭神で、高照姫命(たかてるひめのみこと)・溝咋姫命(みぞくいひめのみこと)・天穂日命(あめのほひのみこと)の三柱とあわせ合計五柱が祀られています。
境内のかたすみには自然のままの木でつくられた趣のある鳥居が。
境内から自噴していた御霊水です。関東大震災のあと自噴しなくなってしまったので、現在は地下約250~300メートルからくみ上げているそうです。
この日はあまり時間がありませんでしたので、いろいろと見て周ることができませんでしたが、他にも見どころのある神社です。平田篤胤の仮寓跡や、戦中に南洋のパラオにあった南洋神社を遥拝する「旧官幣大社南洋神社鎮座跡地遥拝殿」、県の天然記念物となっている樹齢250年で株周り7メートルという藤の木もあります。
また時間をつくってゆっくりと見てみたいと思います。