2019年6月20日 木曜日
こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉県だけでなく首都圏にて霊園と墓地をご紹介・ご案内し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。
今日の記事は埼玉県上尾市の総合受付のKTさんからになります。以下本文↓
先日営業研修で、弊社がお世話になっている石材卸問屋さんの検品センターと字彫工場に行ってきました。
現在お墓の多くは大まかに言うと、中国で加工し、日本へ船で運搬して、日本の工場で文字を彫っています。今回は検品センターに届いた荷物を開封して検品する作業と、字彫工場で実際に文字を彫る作業を見学してきました。
港に着いた後、コンテナがトラックで検品センターへ運ばれ、木箱で小分けされた墓石を搬出します。
一つ一つ丁寧にキズやカケなどがないかチェックします。
検品が終わると再度梱包をして、各地へ出荷します。その際トラックの揺れでカケやキズができないよう細心の注意を払い、丁寧に梱包します。各工程で分業されているとは言え、実に神経を使う作業ばかりです。
続いて字彫工場での作業の様子です。
ゴムシールに彫刻文字を転写して、彫刻したい部分を剥がします
サンドブラストと言う彫り方で、細かい石材用の砂を強い圧力で吹きかけます。
彫刻が終わると、文字の部分に色を入れます。
完成です。
普段お墓を販売していますが、作業の様子を実際に見る機会はそう多くはないので有意義でした。一つのお墓を作るのに、数多くの工程と、多くの人の手が関わっていることを再認識した研修でした。