お墓の費用について
お墓の購入に要する費用は、大きく分けて「永代使用料(墓所使用料)」、「墓石工事費」、「管理料」の3つになります。寺院墓地では、さらに入壇家志納金が加わる場合もあります。
「永代使用料」・・・・・・永代使用権(墓石を建立する土地を使用する権利)を手に入れるための費用です。墓地は不動産とは違い、永代使用料を納めても、その土地を所有することはできません。したがって、転配することもできません。
「墓石工事費」・・・・・・墓石を建立するための基礎工事や外柵・石碑などの工事に掛かる費用のことです。このほかに、花立・香炉・塔婆立て・墓誌などの付属品の設置費用も墓石工事費に含まれます。良心的な石材店であれば、それぞれの内訳について明記した見積書を出してくれるはずです。
「管理料」・・・・・・管理料は主に霊園の共有部分を維持するために支払う費用です。墓地の清掃や休憩所や植栽などの維持・管理の費用が管理費に含まれます。管理料は永代使用権を得た時点から発生するため、納骨や墓石の建立が済んでいなくても支払う義務があります。管理料の支払いは、一年単位でまとめて行うことが多いようです。
お墓の費用の相場についてですが、一般社団法人全国優良石材店の会による2008年の調査では、工事費を含めた墓石代の全国平均は169万8千円(税別)ということです。しかし、最近は総額を100万円以下に抑えたお墓なども多く売り出されています。
お墓の価格は、区画の広さや使用する石材、デザインなどによって千差万別なので、相場にとらわれずに自分達の基準で決めることが大切です。
お墓の購入を検討する時は、必ず石材店に見積書を作ってもらいましょう。
(六月書房 霊園ガイド2013下半期号 より抜粋)
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