11月15日金曜日 くもり
イベントのお知らせです。
来る平成25年11月29日(金)、東京は芝の増上寺にて「第20回緑山流声明(りょくざんりゅうしょうみょう)と雅楽の夕べ」という催しが行われます。
声明(しょうみょう)とは、仏典に節をつけた仏教音楽のひとつで、儀礼に用いられるものになり、古くは奈良の東大寺の大仏開眼法要にも声明を用いた法要が行われた記録があるといいます(wikipediaを見ました)。また雅楽は中国、朝鮮より古来に日本に伝わったという世界最古のオーケストラとも言われているそうです。
どちらも普段なかなかふれる機会の少ないものですので、お時間のある方はこの機にお出かけしてみてはいかがでしょう。入場無料で夕方からの催しですので、東京タワーの夜景や、各所のライトアップを楽しみながら行ってみるということもできます。
日時 平成25年11月29日(金) 午後6時開演
会場 大本山増上寺大殿
第20回緑山流声明公演
『和訳礼讃』
法然上人750年御忌に大木惇夫先生により六時礼讃が和訳され、その一部に平井澄子先生が曲をつけられました。今回は日中礼讃中の三尊礼をお唱え致します。
第33回雅楽会定期演奏会
第一部 管弦
『盤渉調音取』
『青海波』
『越殿楽』
第二部 舞楽
『散手一具』
『登殿楽』
『長慶子』
散手は序と破からなる左方一人舞の武舞の名曲で、戦の折、率川明神が船の舳に現れ、指揮した様子を舞にしたものと伝えられ、鉾を持って舞う姿は豪華絢爛です。
登殿楽は右方平舞の四人舞で、由来は不明で日本で作られたらしいと言われています。高麗双調の曲です。
入場無料・お気軽にお越し下さい
大本山増上寺 式師会 雅楽会