2014年2月21日金曜日 晴れ
先日、埼玉県さいたま市西区にあります、秋葉神社に行ってきました。
ご祭神は、火之迦具土大神(ホノカグヅチノオオカミ)、火の神様です。火災などから守ってくれる神様というわけです。千代田区にある電気街の秋葉原は、江戸時代には「秋葉が原(あきばが原)」とも呼ばれていました。江戸の大火除けの広場があり、火事除けの神様の秋葉神社がありまして、その火除けの広場(広小路)を秋葉原と呼んだわけです。いつの間にか今ではすっかり「あきはばら」ですね。
本殿は「八ツ棟、三手先作り」という江戸時代を代表するつくりだそうです。八ツ棟とは、豪奢な屋根を重ねて配置する建築様式を指した総称だそうで、八つの棟があるわけではなく、「八」は複数という意味だそうです。本殿の切妻屋根の端っこ、棟の端にあるクロスしている木を千木と言いますが、これが地面に対して水平に切られていたら女神。地面に対して垂直に切られているので、男神さまだということがわかります。棟に横たわるちくわ、海苔巻のような木は鰹木と言うらしいです。鰹木は5本あるようですね。(いろいろと即席で調べてみました。間違えていたらごめんなさい。)
ここでは、無形文化財になっている地域では有名な「秋葉ささら獅子舞」が維持保存されています。毎年7月15日に近い土曜日には祇園祭が行われ、そこでこのささら獅子舞が舞われます。
墓石店、石材店である弊社。私ブログ担当のTも自然に石造りの灯篭や石碑に目が行ってしまいます。どちらも歴史を刻んだものでとても興味をもって拝見させてもらいました。
さまざまな大木があります。↑こちらはスダジイ。
↑こちらはアラカシ。ご神木みたいですね。
↑ゆずでしょうか?小さいミカンのような柑橘類の木です。
↑立派な松の木です。あ、あそこにいるのは・・・。
そして↓ここにも!なんだか今日は彼ら黒い鳥たちがいっぱいいました。集会でもしていたのかな?
↓おっと、ここにはこんな方も。
政令市のさいたま市なのにとても静かで環境のよい秋葉神社。気持ちもすっきりしました。
↑空から見送ってくれているカラス。
ちなみにこちら秋葉神社からは、彩の恵ややすらぎの杜、さいたまメモリアルパーク、西上尾メモリアルガーデンも車でそう遠くないところにあるんですよ。