2014年3月2日 日曜日 小雨
いよいよ三月になりました。明日は三月三日のひな祭りでもう少しするとホワイトデーがやってきます。弊社大塚の社内でも、「ホワイトデーのお返しを何にしよう?」と軽く頭を抱えている人もいたりします。同じように「お返しは何にしよう?」と悩んでいたりする人も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
そういえば、私が小さい頃はホワイトデーのお返しは「キャンデー」とか「マシュマロ」とか言いました。最近の流行では、飴やマシュマロ、クッキーなど従来型のお返しのプレゼンにこだわらずに、カップケーキなどミニスイーツの詰め合わせ、はたまた本命チョコならぬ本命ホワイトデーということで、貴金属などのある程度気合を入れたプレゼントなどもやりとりなされているようですね。もういっそクリスマスや誕生日のように、渡して喜ばれるプレゼントのほうがよいのかな?というある程度高額路線もあるようですが、世にいう義理チョコには、あまりヘビーではない食べ物で、ということにもなるのかと思います。
もらったバレンタインのレベルに合わせるのか、自身の気合いを込めるのか、手作り等のプライスレスにはプライスレスなお返しにするのか、ケースバイケースなんでしょうね~。
と、ここまで書いて私ブログ担当Tに疑問がわいてきました。「ホワイトデーってそもそも何の日なの?」
そこでウィキペディアさんはじめいくつかのサイトを見てみました。
●日にちについて・・・そもそもバレンタインデーの2/14というのは、古代ローマにて婚姻を禁止されていた兵士に婚姻を執り行ったという咎にて聖ウァレンティヌスが殉職(処刑)された日だそうです。そしてその一か月後、件の兵士と相手の二人であらためて結婚をかわしたのが3/14と言われており、そこからちなんで定められたようです。
●発祥について・・・ホワイトデーというのは欧米にはありません。日本発祥になります。
東京では1973年(昭和48年)にエイワが不二家と協力し、“ホワイトには「幸福を呼ぶ」「縁起が良い」という意味がある”ということで、バレンタインデーの1ヶ月後をホワイトデーを設定したとの新聞記事がある(読売新聞)。(ウィキペディアより) ただし、不二家さんのサイトによると1968年に開始とありました→不二家の歴史
全国飴菓子工業協同組合(全飴協)は1980年(昭和55年)からホワイトデーをスタートし、3月14日に定めた理由を、269年2月14日、兵士の自由結婚禁止政策に背いて結婚しようとした男女を救うためにウァレンティヌス司祭は殉教したが、その1ヶ月後の3月14日、その2人が改めて永遠の愛を誓い合ったと言われていることに由来するとしている。全飴協はその後、ホワイトデーをキャンディの日に変えた。(こちらもウィキペディアより) 全国飴菓子工業協同組合さんのホワイトデー公式ページにあります、ホワイトデー誕生秘話もとても興味深いです。
銘菓「鶴乃子」で知られる福岡市の老舗菓子屋「石村萬盛堂」が、1978年(昭和53年)、この日にバレンタインチョコのお返しとして「君からもらったチョコレートを僕の優しさ(マシュマロ)で包んでお返しするよ」とチョコマシュマロを「マシュマロデー」として売り出し、その後、クッキーやキャンディなどをこの日に発売する菓子店が続出し、全国に普及したとの説の方が最有力である。(こちらもウィキペディアより) 石村萬盛堂さんのサイトにもホワイトデー誕生秘話がありました。興味は尽きません。
と諸説あるようですが、1980年代前半には定着、普及してきたようです。上記のようにホワイトデーと言えばキャンディー、マシュマロ、また洋菓子というのもうなずけるかと思います。
ちなみに 日本の影響で、韓国、台湾、中国の一部でもホワイトデーが行われている。中国語では「白色情人節」と表記する。台湾での贈り物は様々である。(ウィキペディアより) ということですが、日本型の「好きな人にチョコを渡す」というバレンタインデーも同様に東アジアの一部で定着しているそうです。この「チョコを渡す」という習慣も日本で生まれたもの。欧米キリスト教圏では、大切な人にプレゼントをする日とされているようで、男性女性どちらかから一方通行の日ではないため「お返しの日」が特に生まれなかったようです。
ちょっとホワイトデーについて詳しくなりました(^○^)
ところで、三月と言えば卒業式やお花見、そしてお彼岸もやってくる月です。我々霊園・石材・墓石を案内している企業的には「彼岸月」とも呼んでいます。恋する人へのプレゼントのみならず、大切な人へのプレゼントということでお彼岸には是非お墓参りしてみてはいかがでしょうか?今年2014年の彼岸の入りは3/18で、中日(春分の日)は3/21、彼岸明けは3/24となっており一週間あります。ホワイトデー同様日本の文化であるお彼岸、ぜひ大切な人を想う日にしてみてください。