2014年6月29日日曜日 晴れ
こんにちは、霊園、墓地をご案内している石材店の大塚のブログです。
連日のゲリラ豪雨になやまされてはいませんか?今日も夕方から豪雨の予想が出されています。ところによっては雹(ひょう)や雷雨もあるかもしれないとか。
昨夜も量の多い雨。夜間走行をしていると、びっくりすることがありました。
まっすぐな田圃道を進んでいると、何やら小動物が前方にいるようです。
最初は、犬?猫?いや背中が丸いから大きなネズミ?と思っていましたが・・・あの愛嬌のある、かわいらしい顔は!
拡大してみます。
狸でした!しかもまだ子供の仔狸。 (狸かと思っていたところ、どうもアライグマっぽいことが後日判明)。三匹います。どうやら、フェンスを越えられずに困っている様子。大雨も全く気にする様子はなく、寒そうな感じは全くありません。むしろ濡れながらもとっても元気にしてました。
ライトをつけた自動車のことはなんとも思っていない様子です。自動車は生き物と認識されていないようです。狸は気性が激しい生き物なので、母親がいたらやっかいだなぁと周囲の様子をうかがうも、どうやらすぐ近くにはいない様子。カメラをもって車を降りてみました。
ちょっとずつ近寄ってみるも、他の動物のように大急ぎで逃げるような感じはありません。
大きさは、頭からお尻までで20センチ位。尻尾までいれると30センチオーバーの大きさです。が、まだまだ足元があまりしっかりしてないようで、素早くは動けない様子。
以前、埼玉県上尾市の西上尾メモリアルガーデンの近くで見かけた狸(大人)です。体格や毛の模様が全く違いますね。(アライグマの子供と判明しましたので、違っていて当然でした(^_^;))
狸は数種類いるようですが、日本では北海道で見られるエゾタヌキと、本州以南で見られるホンドタヌキの二種類がいるだけです。↑の狸はほっそりとして見えますが、冬場には栄養をしっかりと蓄えてぷっくらとしたシルエットになるようです。
↓というわけで、この仔狸もホンドタヌキでいいのかな?(アライグマかと思われます)
フェンスの向こう側に行きたがっているようで、「クルルルルル・・・」とお互いに鳴き声を出しています。狸の鳴き声は「ポンポコ」ではありませんでした。クルルルルクルルルルというのは甘えたりしたときの鳴き声なのかもしれませんね。近づきすぎて、ちょっとだけ威嚇されましたが、小っちゃい声で「ぎゃー!」と言われました。
ちなみにキツネの鳴き声もコーンコーンではないようで、もっと猛々しい鳴き声だとか。某ドラマで有名になった「るーるるるる」はキツネを呼ぶときの言葉ですが、キツネの鳴き声に似てるのかな?仔狸の「クルルルル」の鳴き声に似たものを感じました。
↑フェンスの向こう側は小さな用水路フェンス沿いに30センチ幅の小動物の歩ける道があるようです。
このあと、三匹は無事に合流し、トコトコとすぐ近くの麦畑の中に入っていきました。麦畑の中、麦の穂をゆらして進んでいくので、「あ、あのあたりにいるんだなぁ~」とよくわかる足取りでした。
遭遇した場所は、埼玉県蓮田市とさいたま市岩槻区の境にある工業団地や元荒川に近いあたりの田圃道。
弊社大塚の取扱いの墓地でいうと、岩槻光輪浄苑やいわつき聖地霊園も遠くないエリアです。自然がいっぱいでとてものどかな場所。いつまでも豊かな自然と人間が共生するエリアであってほしいものです。
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7/1追記 アライグマでした
後日、「アライグマでは?」と指摘をもらい、調べた見たところ・・・どうやらアライグマのようです!狸は耳が黒く、手足は黒く、尾は縞々ではなく、足裏には肉球がある。アライグマは耳が白く、尾は縞々で、足裏は肉球ではなく人間のような指がある。
参照
あと、わかりやすかったのが、北海道士別市のページ、茨城県のページ
かわいらしく愛らしい様子はともかく、外来種ということで、簡単に発見されるくらい繁殖してしまっているという悩ましい問題だということがわかりました。アライグマは獰猛なので近寄らないようお気を付けください。アライグマのほか、ハクビシンやアナグマも狸に似ているということで各ページにて合わせて比較されてます。被害にあったり、発見、捕獲の場合は各自治体にご報告お願いします。