2015年5月18日 月曜日 晴れ
こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置く石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。
先日シャクナゲとオオムラサキが綺麗だったと記事にしました上尾市楞厳寺さま。いつも弊社大塚が大変お世話になっているのですが、お花だけでなく新緑のカエデの若葉もきれいでした。
本堂のすぐ近くにカエデの若い木があります。
新緑の若い芽がぐんぐんと伸びています。淡い若葉色がほんのり赤みを帯びて見えますね。まだ細い枝も赤みを帯びています。
良く見てみると、はっきりと赤色の部分があるのに気が付きました。
これはなんでしょう?花?
どうやら、カエデの種のようです。
翼果(よくか)とも翅果(しか)とも言われているカエデの種です。
トンボやヘリコプターのような羽つきの種で、落下する際にくるくるとヘリコプターや竹トンボのような羽(赤い部分)があり、二枚セットになっているように見えますが、落下の際はそれぞればらけ、片羽のみでくるくると回転しながらゆっくりと舞いながら落ちていきます。できるだけ親の木から離れた場所に着地したいためのようです。
カエデの種は、落葉とともに地に落下します。秋までかけてじっくりと成熟していくんですね!
ここ楞厳寺さまの境内はカエデのほかお花もとてもきれいです。
四季折々の季節を感じられる境内と墓域。気持ちのやすらぐお寺さまです。