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霊園とお墓のはなし

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・熊本地震 これを機に地震に強いお墓を考える

2016年4月17日 日曜日 雨のち晴れ(強風)

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉県だけでなく東京、神奈川、千葉、群馬、静岡にて霊園と墓地をご紹介・ご案内し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓づくりのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

平成28年4月14日21時26分にマグニチュード6.5、最大震度7の地震。4月16日1時25分にはマグニチュード7.3、最大震度6強の地震が熊本地方を襲いました。この地震によって命をおとされてしまいました方々にお悔やみ申し上げますとともに、早期の復興と復旧を祈念いたします。

いまだ被災地では強い揺れの地震が連続しており予断を許さないうえ、孤立した非難の方々や土砂や家屋の下敷きとなっている方々の捜索と救難作業が自衛隊、消防、警察によって継続しています。

弊社は関東地方にありますので、直接の影響はありません。しかし同じ日本です。他人事とは捉えられません。

こちらは4月15日の夕方にテレビ(NHKのシブ5時)にて放映された現地での空撮中継映像です。(NHKさんすみません。弊社石材店のため墓石の被災状況が気になり資料として使わせて頂こうと思います)

2016年4月 熊本地震 墓石 お墓 壊れる 倒壊 被害 被災3

最初の4月14日夜の地震の震源、益城町の墓地の様子なのですが、墓地の墓石が軒並み大きなダメージを受けていることがわかります。すぐ横を通る道路も被害があったのでしょう。重機が作業している様子も映っています。

それぞれの墓石の壊れ方に差があるように見えます。しっかりとほとんど被害のないように見えるお墓もあれば、一番上の竿石だけ倒れて飛んでしまっているもの。納骨室以外の墓石三段がまるまる崩れてしまっているものなど。↓右側には、まさに基礎を打っている場所があります。これから新しい墓石を建立する予定の場所なのでしょう。墓地にいらっしゃる方は行政の方でしょうか。ひょっとすると石材店の方もいるのかもしれませんがわかりません。

2016年4月 熊本地震 墓石 お墓 壊れる 倒壊 被害 被災1

ずいぶん大きなお墓があるのが確認できます。だいぶ堅牢につくられているようですが、竿石はやはり倒れてしまっています。しかしほとんどの部材がバラバラになってしまっているお墓もありますね。地震の揺れは建物や墓石の向きによっても大きく影響に違いが出てきます。同じ施工でも地震の揺れの来る方向によっては違う被害が出るということもあり得ます。

2016年4月 熊本地震 墓石 お墓 壊れる 倒壊 被害 被災2

お墓は、作られた時期によっても地震への強さに差があると思います。阪神淡路大震災、新潟中越地震、東日本大震災と震度7クラスの揺れによって数々のお墓が被害にあってきました。揺れ方にも違いがあります。施工方法や施工に使う材料も進化してきています。ですので、新しいお墓の方が地震にも強い、という言い方もできると思います。

使用する接着剤も進歩してきているうえ、

お墓 墓石の建墓手順 順番DSC_2625-⑪接着剤

さらに耐震構造を高める部材を使用したり、

耐震設計

免震となる素材を活用したり、

免震施工

そもそも背の高いお墓(和型墓石)ではなく、重心が低く安定性の高い洋型墓石などに人気が集まってきたり等、ニーズにも変化が表れています。

また、お墓の部材のうち一番地震の影響を受けるのが灯篭になりますが、

著名人有名人の墓 青山霊園 大久保利通の墓 灯籠DSC_0874 

こちらも地震対策を施したものも考案されてきています。

お墓の地震への対策は日々進歩しています。詳しいお話しにつきましてはそれぞれのお墓によって対策がことなりますので、お気軽にお問い合わせください。ご相談はもちろん無料です。

お問合せ、お越しの際はこちら→ お墓無料相談窓口 お問合せ番号 0120-36-1217(代表)

 

今回の熊本地震の一刻も早い収束と、被災された方々が穏やかに暮らすことができることと、復興と復旧、そして復幸を願います。

 

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