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・20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子

2014年8月3日 日曜日 晴れ所により雨

こんばんは。東京、埼玉、神奈川、千葉、群馬、静岡にて霊園と墓地のご案内と、墓石の製造加工・施工の仕事をしております石材店の株式会社大塚のブログです。

今日は昨日に引き続き、お墓からは少し離れまして『蝉』のお話です。

※以下、セミの画像になりますので、昆虫が苦手な方はスルーしてくださいませ。

昨日の記事では、公園や庭、街路樹などさまざまな場所でこの時期に見られるセミの抜け殻について書いてみました。

セミの抜け殻を見た後、「蝉の羽化がみたい!」ということで、懐中電灯とカメラ片手に近所の公園に行ってみました。

すると、セミの抜け殻のたくさんある木の枝に、まさに今羽化している途中のセミがちらほら見られました!

 

※画像はサムネイルにしてありますので、元画像をご覧になりたい場合はクリックいただけると、元画像のサイズでご覧いただけます。

 

 

20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子DSC_0048 20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子DSC_0049

↑このような木の、枝の低いところ。昨日までに抜け殻になった蝉の殻とともに、何やら白いものがぶら下がってます。

20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子DSC_0043 20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子DSC_0046 20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子DSC_0069

たわわに、鈴なりになってます。

中には、まだ羽が伸びきっていない、まさに羽化の途中、というようなセミもいました。

20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子DSC_0058 20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子DSC_0059 20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子DSC_0117

それにしても、いろんなところにいて、ものすごい数です(^_^;)

20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子DSC_0033 20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子DSC_0051

土から出てきたばかりのセミの幼虫が、木を登り枝先で羽化していく様子をじっくりと観察してみたいな~、どこかに幼虫は登っていないかなぁ~、とあたりを歩いて見まわしてみたところ、

20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子①DSC_0061 20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子②DSC_0063

↑丁度、背中から抜け出している途中のセミに遭遇しました。時間は21:53。この個体をしばらく観察してみることにします。

20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子③DSC_0072 20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子④DSC_0076

↑21:58 上半身が少しずつ出てきました。

20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子⑤DSC_0081 20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子⑥DSC_0082

↑22:01 羽が出てきました。きれいな淡い緑色です。なんだかクリオネみたいな感じです。

20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子⑦DSC_0083 20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子⑧DSC_0088

↑22:03 足が出てきました。

20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子⑨DSC_0106 20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子⑩DSC_0130

↑左が22:07。右が22:15。時間のかかるポイントみたいですね。カラダのほとんどが出てきた感じです。

20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子⑪DSC_0140 20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子⑫DSC_0142

↑左が22:20。右が22:21。前かがみになりはじめました。

20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子⑬DSC_0148

↑22:23 ん~・・・

20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子⑭DSC_0149

↑同22:23 よっこいしょ!この間わずか数秒です。ポンっと音がしそうな感じですが、残念ながら音はしませんでした。

20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子⑮DSC_0153 20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子⑯DSC_0156

↑22:24 態勢を整えていると・・・

20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子⑰DSC_0157 20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子⑱DSC_0159

↑22:25 みるみる羽が伸びて大きくなっていくのがわかります。

20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子⑲DSC_0160 20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子⑳DSC_0165

↑22:30 五分でほぼ「セミ」の成虫のカタチになってきました。あとは体を乾かして、黒く焦げ茶の堅い甲殻になるのを待つだけです。↓カラダが乾くと、こうなります。

20140802 夏の風物詩 蝉(せみ)の羽化の様子DSC_0035

あ、白いセミなのではありません。この蝉は関東(撮影地は埼玉県)でたくさんみられるアブラゼミ。こげ茶色のセミです。蝉は、羽化の最中だけ白いわけです。この種類のセミが白いというわけではありません。

 

しばらくの間はセミの合唱がやかましいくらいの季節です。やかましすぎて「岩にしみいる蝉の声」のように逆に静寂感を感じられるようになれば、立派に「わびさび」の寂び(さび)を解する感性を身に着けたことになりますが、まだまだ「やかましい」と感じてしまいます。

しかしながら、羽化のセミは「静寂」そのものでした。

弊社の取り扱いの墓石は岩ではありませんが、夏の墓地では蝉の声がよく聞こえてきます。手を合わせてお参りしている瞬間は、ひょっとすると「閑かさや岩にしみいる蝉の声(しずかさや いわにしみいる せみのこえ)」、まさにそんな状況と心境なのではないでしょうか。

 

 

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