2014年8月20日 水曜日 晴れ
こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置く、墓地と霊園をご紹介し、墓石の製造加工と据付施工をしております石材店の株式会社大塚のブログです。昨日に引き続き、上尾市仏教会顧問会の流灯会(りゅうとうえ・灯篭流し)と放生会の様子をお送りいたします。
上尾市内の寺院の集まりである上尾市仏教会。宗派を超えた団体になります。その各お寺様の檀家総代の方や役員の方で構成されているのが上尾市仏教会顧問会。流灯会・放流会は仏教会と顧問会の共催行事で毎年恒例となっています。新盆の家の方が灯篭を流しに来られます。もちろん新盆の方でなくとも、参加、体験はできます。立正佼成会さまのご協力もあり、毎年盛大に執り行われている夏の風物詩です。
上尾市の文化センター(旧福祉センター)の前を流れる芝川にて行われています。
こちらは準備の様子。上尾市西部にあります徳星寺さまが毎年灯篭の船を用意してくれています。
芝川は、増水時以外は穏やかな小川になっていますが、今回は灯篭流し。ちゃんと灯篭が流れるだけの水量が必要なので少し下流でせき止めをしてもらっています。
↑左がせき止めて水量を増やした状態。右が通常時の様子(ちょっと上流です)
水草がすごいですね~。この水草、熱帯魚・観賞魚のお店で売ってるのと同じ種類っぽい?
こちらは下流側でせき止めている様子です。この日だけのせき止めです。株式会社島村工業さまにせき止め工事を行ってもらっています。
放流するドジョウです。ものすごくイキがよくて、ふたをしておかないとはねて外に出ていってしまいます。元気があってよろしい!
開始時間が近づいてきました。だんだんと灯篭を流される方が集まってきました。
開会式にて披露される御詠歌です。今年は遍照院の皆様です。とても涼しげな御詠歌をありがとうございました。
御詠歌のあと、仏教会の各住職のみなさまによる般若心経の読経のなか、いよいよ灯篭流しとドジョウ放流の開始です。参加される皆さんは焼香をしてから灯篭を流し、放流をする、という流れになります。
次々に灯篭が流されていきます。みなさん手を合わせて灯篭を見送っていました。
日が暮れて徐々に夜へと移りゆく中、灯篭がとても美しく輝きながら流れていきます。
それぞれの魂が安らかにあってほしいと願うとともに、みなさんの平和と安寧を祈願いたします。
↓上尾駅からまっすぐの道からはこのように見えます。
今年も間もなく夏も終わりになります。今年は天候にも恵まれた流灯会・放生会でした。まだまだ残暑の厳しい日々と熱帯夜が続きます。体調に気を付け、熱中症にも気を付けて夏をお過ごしください。
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