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霊園とお墓のはなし

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日別アーカイブ: 2025年10月6日

・石材店スタッフのブログ 大阪万博で見かけた石製品をご紹介

2025年10月6日 月曜日

こんにちは。首都圏にて霊園と墓地をご紹介・ご案内し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

今日の記事は、弊社社長の大塚からになります。以下本文↓

 

令和7年4月から始まった大阪万博。10月13日に会期が終了しますが、今回伺う機会がありましたので、大阪万博で見かけた石製品をご紹介いたします。

先ずはブルガリア館の前に設置してあるモニュメント。これは日本石材産業協会の事業としてブルガリアの有名な彫刻家イヴァン・ストヤノフ氏を日本に招き作成したモニュメント。茨城県石岡市産の「やさとみかげ」を使用しています。

「Prayer for peace (平和の祈り)」と名づけられていて、正面には「We sincerely hope that the world be at peace forever(世界がいつまでも平和でありますように)」と刻まれています。

次に、石のパーゴラ。西ゲート近くの休憩所に設置されていました。750個の国産御影石をネックレス状につなげて日差しを遮る役目をしています。石1個の重量は90kg~250kg。総重量は約90tだそうです。下から見上げると迫力があります。

次は大きな石が使われているトイレ。この石は大阪城再建の為に400年前に切り出された石材。使用されずに残ってしまったので「残念石」と言います。高さ2.5~3m。重量は7~13tの5個の石が使われています。京都府木津川市から運ばれ、終わったら元の場所に戻すそうです。

最後は国産石ではありませんが、イタリア館の目玉である「ファルネーゼ・アトラス」。150年ころに制作された大理石の彫刻でナポリ国立考古学博物館に所蔵されていて、今回初めて日本に来たそうです。ギリシャ神話の巨神アトラスを描写していて、両手で天球儀を持ち、迫力ある筋肉の描写と表情が素晴らしい作品で、2時間40分並んで見た甲斐がありました。

4月から半年にわたって開催された大阪万博。最初は来場者が少なく心配されましたが、結果として愛知万博の来場者を抜いて2500万人を超えると言われています。人によって様々な見方があったと思いますが、石屋的に見ても見ごたえのある大阪万博でした。

 

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