2015年6月26日 金曜日 曇りのち雨
こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉県だけでなく東京、神奈川、千葉、群馬、静岡にて霊園と墓地をご案内・ご紹介し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。
先日埼玉県鳩山町にあります霊園のサンヒルズ・メモリアルガーデンに行った際に、すぐ近くにあります昔の瓦窯跡を見てきました。
サンヒルズ・メモリアルガーデンから徒歩すぐの場所に「赤沼古代瓦窯跡 80m」の看板があります。
ちなみにこの場所は赤沼古代瓦窯跡のほかにもいくつかの瓦窯跡があり、案内板には「石田国分寺瓦窯跡 150m」とも表示があります。
この季節すずしげな木漏れ日の林道が続いており、ちょっとしたお散歩にぴったりの遊歩道になっています。
しばらく進むと見えてくる赤沼古代瓦窯跡。木の小屋があり、窯跡を守っています。
小屋の外側から金網越しに窯の様子を見ることができます。想像していたよりも大きかったです。
昭和25年に発掘された県指定史跡です。
7~8世紀に使われていた窯のようで、土の中には並んで二基の窯跡も眠っているそうで、この斜面にはまだまだいくつかの窯跡が眠っている可能性が大きいとのことです。
斜面を下るとすぐになだらかな谷の底部になります。遠くに見えるのは先日記事にしました鳩山町農村公園。※ただし、この窯跡のある場所も農村公園の一部になっています。
農村公園の反対側に向かって進んでみますと、他の窯跡の案内板も見えてきました。
こちらは「石田1号窯跡」とあります。窯跡と書いて「ようせき」と読むのですね~。オモテには見えていませんが、斜面に眠っているようです。
さらに進むと、また他の案内板が見えてきます。
こちらは「石田国分寺瓦窯跡」になります。こちらの表示板では窯跡に「かまあと」とふりがなが振られてします。
↑こちらの現地地図を見るとわかりやすいのですが、谷を進むと農村公園と大沼があり、その谷沿いの斜面に窯跡が集中しているようですね。
そしてこの場所がお散歩のゴールになります。細長い斜面は保存地帯のようで、林になっているのですが、この林の道路をはさんで向かい側にあるのがサンヒルズ・メモリアルガーデン。
サンヒルズ・メモリアルガーデンは、歴史を感じられる高台にある霊園なのです。
是非お墓を探しているという方は、瓦窯跡見学のお散歩ついでに霊園のご見学などいかがでしょうか?