2016年2月20日 土曜日 雨
こんにちは。首都圏にて霊園と墓地をご紹介・ご案内し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。
「・お墓の点検 花立て」、「・お墓の点検 香炉」、「・お墓の点検 外柵」、「・お墓の点検 文字のペンキ」に続き、今日は「お墓の目地(めじ)」の点検について。
昨日のペンキ同様に、石材ではない部材は雨風や気温の上下、経年劣化によってメンテナンスが必要になります。
ほんの10~20年くらい前までは目地にモルタルが多用されていました。
こちらは墓誌の目地です。
目地が劣化して写真のようになりますと、隙間から雨水や砂・ホコリ、はたまた植物や昆虫が入ったりしてしまい、石材本体にもいい影響は与えません。石材本体だけでなく本来雨水が入ってほしくない場所にも雨水が入っていくこともありますので、お墓のなかのご先祖様にも影響が出るという可能性もあります。その影響はほかにも墓地区画の基礎などにも雨水は影響しかねません。
現在は専用の接着材料にてコーキング仕上げがなされます。モルタルと違い、ぼろぼろと崩れてなくなってしまうことはありません。当然コーキング材も石材ではありませんので数百年と耐久性があるというわけではありませんが、モルタルのような劣化(ぼろぼろと)にはなりません。(当然コーキングも劣化したらメンテナンスが必要となります)
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