2016年5月1日日 日曜日 晴れ
こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き首都圏にて霊園と墓地をご紹介・ご案内し墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓づくりのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。
昨日の記事「・埼玉県富士見市の難波田城公園①(城跡ゾーン)」に続きまして、「②(古民家ゾーン)」を今日はご紹介いたします。堀の残る城跡ゾーンに対しまして、建物がいくつもあるゾーンになります。(↓こちらの画像は富士見市のhpより引用)
↑上の写真とは向きが逆ですが、配置はこのようになっています↓
南西側の小さめの駐車場の近くからスタートしたいと思います。季節のお墓ということで藤の花がお出迎えしてくれていました(なお、諸事情により写真は全てちょうど一年前の写真になります。)
そして見えてくる古民家。手前の石にはプレートがあり「手づくり郷土賞 国土交通大臣 扇千景 平成十三年十一月」とあります。
この古民家は旧金子家住宅。
左手に見える納屋にはこんなものが並んでいました。
昔懐かしのおもちゃです。実際に遊ぶことができます。
ここから母屋の中の様子が見えます。季節柄、五月人形が飾ってありました。
縁側から見える調度類が懐かしさを感じさせてくれます。
調度類だけではありません。土間から屋内に入ってみますと、まだここで誰かが生活をしているような、親戚の家に来たような、そんなリアル感のある懐かしさを感じられました。
勝手口から外に出ると、隣の家があったり通路が集落の小路のように見えたり、タイムスリップしたような気持ちになります。となりのトトロで電話を借りる大きな家とその周辺のような感じですね。
お隣の家は後ほど巡ります。・・・蔵もありますね。穀蔵だそうです。
その隣にあるのは井戸。三段になっていて用途ごとに使っていたのでしょう。
さて先ほどの藤棚の近くまで戻りました。次はこちら↓旧鈴木家表門。長屋門ですね。
長屋門、とても立派で美しいですね~。門の向こう側に母屋が見えています。先ほどとは別の家です。
門をくぐると、鯉のぼりがたなびいていました。しかも大きいです。
さてでは一番大きな母屋のこちらに進みましょう。旧大沢家住宅です。名主を務めた家です。
あらためて細部を見てみますと、やはり名主の住宅の風格を随所にみることができます。
屋根も立派ですが、玄関なんてこんなに↑立派です。大きな玄関。
そして母屋に面して作られた庭園もすばらしい。庭に面した部屋も粋ですね。
そんな雅な雰囲気の部屋もありながら、台所も大きく、また奥座敷もとても規模が大きく作られています。奥座敷まで遠いですね~
と、古民家の紹介はここまでです。
とても見どころ満載の古民家ゾーン。城跡ゾーンとあわせてもじっくりと楽しむことができる公園になっています。
お散歩がてらいかがでしょうか?