2014年8月13日水曜日 曇り
こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置きます石材店の大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。
昨日に引き続きまして、埼玉県北足立郡伊奈町にあります願成寺さまの新しくなりました本堂をご紹介いたします。
昨日は本堂の外観を中心に記事にいたしましたが、本日は本堂内部の写真を見ていただこうと思います。許可いただきましたご住職に感謝いたします。
一面の真新しい白木が美しい本堂内部。畳は70枚。とても広くて使いやすくなりました。
本堂の周囲の障子のガラスにも、浄土宗の宗紋である月影杏葉(つきかげぎょうよう)が入っています。この宗紋は昨日の記事にも書きましたが、本堂の屋根瓦にも使われてます。
ちなみに以前撮影させていただきました本堂がこちら↓です。
現在の内陣の様子↓になります。天井も高く、そして広さも感じられるようになりました。
本堂は完成したばかりで、まだ本来のカタチにまでは整えられてはおりませんが、9月に落慶法要があるということで、それまでにはと急ピッチで進められているそうです。
ご本尊の阿弥陀如来様がやさしく且つ堂々と鎮座されてます。
内陣では、四隅に四天王さまがいらっしゃいます。
また、香の煙対策として、天井の格子の一角に換気扇を取り付けてあります。
↑天井の格子に一部黒くなっている箇所があるのがわかりますでしょうか?
こちら↓は昨日の記事でも紹介いたしました、伊奈熊蔵忠勝のご位牌になります。
さすが大名クラスの関東郡代伊奈家総領の位牌です。
そしてこちら↓の像は、ご本尊よりも古いことが最近確認できました像になります。長い間金箔が施されていたのですが、鑑定したところその貴重さが判明したため、きれいに金箔を取り除かれました。平安期~室町期の間の作であろうとのことです。
内陣の裏側には、まだ何も並んではいませんが位牌を保管する部屋もあります。
本堂内部の照明は、すべてLEDライトにしたとか。現代ですね~。
また、位牌を補完する部屋のお向かいは内陣でいうとご本尊のいらっしゃる須弥壇があるのですが・・・
物入れのようになっている引き戸をあけると、そこには須弥壇の内部、裏側を見ることができました。須弥壇も相当の歴史のある逸品ということで、今回きれいに塗り直しのリフォームをされたとか。↓表側から見た様子。
本堂を正面から一歩外に出ますと、手彫りの美しい彫刻を見ることができました。
↓本堂の隣にあります客殿と庫裏の方向に目を向けると、とても日本を感じさせてくれる光景が目に入ってきました。
本堂からみた山門と鐘楼↓
そして、貴重な文化財である太子堂です。
貴重な文化財の数々と、美しい本堂。本堂内部が整い終わった数か月後にまた撮影にお邪魔させていただくこととなりました。いまから楽しみです。
↓こちらもご参考まで。
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