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霊園とお墓のはなし

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供養」カテゴリーアーカイブ

・石材店スタッフのブログ お盆期間の営業のご案内!

2023年8月8日 火曜日

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、首都圏にて墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

本日は、本社の総合受付からのお知らせです。

 

もう間もなく8月のお盆(8/13~16)を迎え、この期間にお盆休みをとる企業も多いことと思います。

弊社につきましては、お盆期間中も休まず通常営業(9時~17時)をいたします。

お墓参りをして、何かお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

・鴻巣霊園管理事務所からのブログ記事 お盆期間のお知らせ

2023年8月7日 月曜日

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉県だけでなく東京、神奈川、千葉、群馬、静岡にて霊園と墓地をご紹介・ご案内し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

今日のお話は、鴻巣霊園管理事務所からになります。以下本文↓

 

メモリアルガーデン鴻巣霊園
お盆期間のお知らせ

【8/13(日)~16日(水)】

通常時間外も通用門から入園いただけます。
お花、お線香は18時まで販売いたします

猛暑日が続いていますが、皆様お気をつけてご来園ください。

『叱られた恩を忘れず墓参り』

 

※鴻巣霊園のページはこちら。

※鴻巣霊園の永代供養墓についてはこちらのページ。

 

 

・お墓コラム 霊園見学の注意点②「炎天下の対策」

2023年7月17日 月曜日

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、首都圏にて墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

本日は、お墓コラム、霊園見学の注意点②ということで「炎天下の対策」についてです。

連日35度を超える真夏日ですが、体調にはくれぐれもご注意ください。

これから8月に向けて、まだまだ気温の高い日もあるかと思います。ということでそんなカンカン照りの暑い日にお墓の見学やお墓参りをする方への注意喚起です。

「炎天下の墓地はものすごく暑いです」

対策
・帽子をかぶる(日傘も良いでしょう)
・充分な水分をとって(そして飲料水持参)
・可能なら、前日の睡眠や、食事もしっかりとっておく。
・石にさわりそうなサンダル等ではなくしっかりした靴を履く。
・その他、クールタオルやハンディ扇風機など。
・お車の中も高温になるので駐車の際はご注意を。

対策としては、屋外の運動をするときの対策に近いかもしれませんね。

以下、お墓がなぜ暑いのかご説明になります。

通常、日向と日陰の温度差は4度程度と言われています。それがアスファルト近くでは20度近くも差が開くようです。

さて、では墓地の墓域ではどうなるのでしょうか?墓域の場合は地面だけでなく日の光によって熱せられた石材がたくさんあり、場所によっては人のいる場所が石材に囲まれているというような場合もあるかと思います。四方の石材からも熱があるため、想像以上に高温となっている墓地や霊園はたくさんあります。

真夏に自動車のボンネットをさわるとやけどをするかと思いますが、石材も同じようなものとお考えください。うかつに石材に手をついたりなどはしないようくれぐれもご注意ください(バーベキューなどでは日光で熱くなった平らな石をつかって目玉焼きをつくることもあるのを想像してみてください)。お墓の墓石をうっかり触って「ジュッ」と火傷…想像に難くありません。

また、熱中症などでめまいでクラクラとしてしまいそうな場合は早めに墓域から離れてください。もし万が一めまい等で倒れた先に熱い墓石があったら、想像するだけでとても怖いことです。周りが運動場でも芝生広場でも平らな地面でもない、ということをよくよく認識お願いします。

プロの石材職人でも長時間は作業をするのが困難なうえ、かならず十分な水分を用意して夏場は施工にあたります。お墓参りの時間は家によってさまざまかとは思いますが、可能であれば水筒やペットボトルなどを携行して水分をとりながら、霊園見学や墓参をお願いします。

 

また夏場は雨天や雨後の墓参時の足元のぬかりみや石材の滑りやすさも注意点としてあげられますし、お盆などの場合は駐車場が渋滞するようなこともあるでしょう。さまざまなケースを想定して、時間に余裕をもって体調を整え、あるいは万一を考えての準備を想定しながら墓参いただくと安心かと思います。

暑さ対策には用心をかさねて、体調にはくれぐれもご注意くださいませ。

 

・ドイツのお墓

2023年6月19日 月曜日

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、首都圏にて墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

本日は、大塚本社のWKさんの記事になります。以下本文↓

 

ドイツのお墓

ドイツの墓地の魅力は、多様性と美しさにあります。農村地帯には伝統的な墓地があり、都市部には大きな記念碑が立ち並ぶ近代的な霊園もあります。また、ドイツでは命は自然に還るという考えのもと自然の中で眠ることを望む方が多く、「森の墓地」が人気となっています。森の墓地には、森の中に墓石を建てる森林墓地と、森の木を墓標として用いる樹木葬墓地(埋葬林)があります。

ドイツの宗教
カトリック(27.2%)、プロテスタント(24.9%)、ユダヤ教(0.1%)(連邦統計庁)
旧東ドイツ(ドイツ民主共和国)エリアではかつての宗教弾圧ため、ほとんどの方が無宗教のようです。
ドイツでは他にも、仏教徒、シーク教徒が存在します。
現在の火葬比率は上昇傾向にあり60%を超えています。

 

ミュンヘンの「森林墓地」

Waldfriedhof:ヴァルトフリートホーフ

ドイツの著名な芸術家や知識人などが眠っている広大な墓地。この森林墓地の一角に、世界的な児童文学者ミヒャエル・エンデの墓石もあります。
※ミヒャエル・エンデ(1929~1995年)日本で大変人気のある「モモ」「はてしない物語」の作家。


深い森の中に墓地が溶け込んでいる印象です。


ゲルマン民族は、樹木に魂が宿ると考えのもと森を敬う信仰があるそうです。
木々の香りが感じられる森の聖地です。

 

ミュンヘンには、大きく分けて東西南北4つの墓地と郊外に上記の森林墓地があります。
以下は北墓地です。

北墓地(Nordfriedhof):ドイツミュンヘン


ミュンヘンの市街地の北にある整然とした墓地です。


建物内は壁墓地となっております。

 

近所にあった墓石店


故人の思い出や趣味・好みに沿ったオリジナルのデザインや
職人技が見られる美しい彫刻が印象的です。

 

日本初の公園墓地「多磨霊園」(令和5年4月に開園100周年を迎えた)は、ドイツの公園墓地(オールスドルフ墓地:ハンブルグ)をお手本にしたという歴史があります。

 

『樹木葬墓地について』

特に最近は新しいスタイルの「樹木葬墓地」が人気を集めています。

2001 年に民間企業のフリードヴァルド社が公営の樹木葬墓地を運営するという形で、ラインハルトの森(国有林)に誕生しました。今では、各州の国有林や市長村有林、教会有林にも広がり全国で多数の樹木葬墓地がつくられ、ドイツ人の5%以上が樹林墓地を選んでいると言われます。

これは、森にある木を墓標(簡素な金属製のネームプレートを幹に釘うち)とし、木の下に土の中で分解される骨壺に入れた遺骨を埋葬するというもので、自然の「木を買う・木を選ぶ」スタイルで、1本の木に複数の人が埋葬されることもあります。※日本の樹木葬は、墓石の代わりに「木を植える」という考えが多いです。

ドイツ人にとって森はとても身近で、たくさんの人が森の中を散歩します。墓の森(埋葬林)とはいえ普通の森と変わらず、散歩していても墓地というイメージはありません。また、専門家(森を管理する「森林官」)によって森の管理がされますので墓樹のケアを心配する必要もありません。

 

※関連記事
・ニュージーランドのお墓、墓地、霊園のご紹介
・フィリピンの霊園のご紹介
・アメリカのお墓【ニューヨークの霊園(グリーンウッド墓地)】
・スイスのお墓(二人の女性のお墓)

 

・蓮田聖地霊園 管理事務所からのブログ記事 樹木葬「セレーノ」の販売が始まりました

2023年4月21日(金)

こんにちは。石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。弊社は墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしている石材店です。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉県だけでなく東京、神奈川、千葉、群馬、静岡にて霊園と墓地をご紹介・ご案内しております。

さて本日は蓮田聖地霊園管理事務所からの記事になります。
以下本文↓

こんにちは
蓮田聖地霊園管理事務所です。

日中はすっかり暖かくなってきましたよね。
外作業をしていると汗ばむ日もあり
一日の寒暖差が大きく体調管理が難しい季節でもあります。

蓮田聖地霊園では先月より
樹木葬「セレーノ」の販売が始まりました。

サイズにより「グランデ」「メディオ」「ピッコロ」の3種類があり
グランデにはとても綺麗なステンドグラスが付いています。
使用している石も種類豊富で
シンボルツリーのモミの木も目を引きます。

ご夫婦やご家族(最大8名様)でお使いいただける
こちらのセレーノ。


是非見学にお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。

蓮田聖地霊園の詳しい墓地情報はこちら

蓮田聖地霊園の場所はこちら

資料請求・問い合わせをする

 

埼玉県の霊園墓地一覧ページ

 

・あおぞら霊園管理事務所からのブログ記事 永代供養制度付き樹木葬墓地『エール』の販売を開始いたしました

2023年2月24日(金)

こんにちは。石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。弊社は墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしている石材店です。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉県だけでなく東京、神奈川、千葉、群馬、静岡にて霊園と墓地をご紹介・ご案内しております。

さて本日はあおぞら霊園管理事務所からの記事になります。
以下本文↓

 

こんにちは
あおぞら霊園です。
早いものでもうすぐ3月ですね。
暖かな春の訪れが待ち遠しいです。

弊園では2023年1月より
永代供養制度付き樹木葬墓地『エール』の
販売を開始いたしました。
すでに多くのお客様に
ご好評いただいております。

お一人様用とお二人様用の
2タイプをご用意いたしました。

周りに植えたハツユキカズラも寒さに耐え
可愛らしい赤い葉をのばしています。

また、3月18日より
相鉄線と東急線の相互直通運転が
開始されます。
あおぞら霊園の最寄り駅、
羽沢横浜国大駅へのアクセスが
より便利になります。
ぜひ電車でもご来園ください。

相鉄不動産販売様サイトのこちらの図がとても分かりやすいです。 https://www.sotetsu-re.co.jp/chokutsu/

 

まだまだ寒い日が続きますが
スタッフ一同、体調管理を徹底して
皆様のご来園を心よりお待ちしております。

 

 

※あおぞら霊園の詳細な情報はこちら
※あおぞら霊園の樹木葬型永代供養墓『青空の里』の情報はこちら

※カタログを見てみたい方はこちら

※神奈川県の墓所・霊園を探す

 

・石材店スタッフのブログ お墓参りに行って来ました

2023年1月30日(月)

埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉県だけでなく首都圏にて霊園と墓地をご紹介・ご案内し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

さて今回は横浜支店のSSさんからの記事になります。以下本文↓

 

私の実家のお墓は千葉県にあります。
小さな町の町営霊園ですが、1件の敷地が大きく6.0㎡ほどあります。
このお墓を父が建てたのは35年ほど前の事で、「石の色が暗いのは嫌だから明るい色にした。」
くらいしか聞いてなく、又私も全く興味が無かったので、ふーんとしか感想は無かったと思います。

その後父が亡くなり、納骨したときもお墓の形すら記憶に残りませんでした。
父が亡くなってから10年後にこの業界に入り、見直してみたら横浜ではとても作れない立派なお墓だった事に驚きました。

標準型で石種も高いものではないのはわかりますが、母曰く2段カロートで、当初は砂利敷きだったので雑草が生えるのを防ぐ為に後から663の敷石を入れたそうです。
そういう手をかけた所や、灯篭があり、独立墓誌で表札もついていたりと色々感心しました。

和型と洋型の違いも分からなかった私が、父と母が思い切って建てたお墓への思いや価値をわかる事ができた。
そのことが嬉しかったです。

母はまだ石材店から頂いた青焼きの図面を大切に保管しています。
お墓というのは入る人、残された人にとっても大事なものだと改めて思いました。

 

・石材店スタッフのブログ 久喜清久霊園『東西の風景』

2022年11月15日

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉県だけでなく東京、神奈川、千葉、群馬、静岡にて霊園と墓地をご紹介・ご案内し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

今日の記事は、本社のKKさんからになります。以下本文↓

 

久喜清久霊園 『東西の風景』

いい天気が多かった11月、清久霊園で園内を歩いていると
故人様やご先祖様は、こんな風景をお墓の中から毎日眺めているんだなあと思い写真を撮りました。

手前味噌ではありますが、久喜清久霊園は周辺に空を遮るものがなく、とても開放的な景色が東西
いずれの方角にも広がっています。

また、永代供養墓の向いている南側の景色も非常に良いと思っております。

この場所に眠り、この景色を永遠に眺めて、時々家族が会いに来てくれる。
そんな事を感じさせてくれる霊園です。

※久喜清久霊園の墓地情報のページを見る
※久喜喜清久霊園の樹木葬型永代供養墓の情報ページを見る
※埼玉県の霊園一覧ページはこちらをごらんください。

 

・「ガーデンメモリアル富士」富士市・富士宮市エリアで初の民間霊園 石材店スタッフのブログ

2022年11月10日 木曜日

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、首都圏にて墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

本日は、2022年10月15日にオープンした富士市・富士宮市エリアで初の民間霊園「ガーデンメモリアル富士」をご紹介します。

富士市天間に位置する当霊園。
新東名高速道路の「新富士インター」よりお車で10分、東名高速道路「富士インター」よりお車で約15分の住宅地の中に位置していて、大変アクセスの良い霊園です。

全ての区画に後継ぎ心配不要の「永代供養付」という制度がついていて、先々の心配をお持ちの方でも安心してお墓をお求め頂いています。
(「永代供養付」とは無縁になった場合のお墓の撤去と永代供養墓への改葬と供養を含んだ制度です)

また、ペットと一緒に眠ることができ、「そんなお墓をずっと探していた」というお客様からもご好評をいただいております。

霊園内のご紹介です。

入口を入ると34台駐車可能な平置きの駐車場があり、その奥に墓域があります。

駐車場の奥、墓域の入口には管理棟があります。

こちらには管理人が常駐しており、霊園内の植栽管理や清掃をはじめ、心を込めた管理をさせて頂いております。
また、各宗派の僧侶手配など仏事等に関するご相談も承っております。

管理棟内は普段商談スペースになっていますが、こちらで法要を執り行うことも可能です。

外の階段から管理棟2階に上がるとバルコニーがあり、晴れた日には富士山を見渡すことができます。

墓域内は広々としたバリアフリー設計で車いすの方も安心してお参りをすることができます。

墓域中央に東屋があり、ベンチで休むことも出来ます。

水場も墓域内に墓域入口と東屋そばと墓域奥の3か所設置していて、水桶を使っていただけます。

展示見本墓石即売会も開催しています。基数限定の高級墓石が通常価格より最大20%OFFでお求めいただける即売会です。
(※数に限りがございます。売り切れの際はご容赦ください。)

墓域の突き当りには「いろどり倶楽部」というガーデニングスタイルの永代墓があります。
墓地の継承に不安のある方、お墓を不要と考える方のために建立されたお墓です。
将来お墓を継ぐ方がいなくなった場合でも、納められたご遺骨はご家族に代わり責任をもって永代にわたり供養・管理をしております。
石板を開けると骨壺が2つ入る設計です。

「いろどり倶楽部」の隣には永代供養墓があります。
お墓を撤去やいろどり倶楽部の個別供養の期限を超えた後にお骨を納めるお墓です。こちらでは事業主体宗教法人法田寺様が未来永劫心を込めたご供養をしてまいります。

ガーデンメモリアル富士ではマスクの着用、消毒、換気の徹底等の新型コロナ感染症の対策を万全にお客様のご来園をお待ちしております。

開園したばかりのガーデンメモリアル富士を是非ご見学ください。

場所はこちら

ガーデンメモリアル富士の詳細ページを見る

ガーデンメモリアル富士のパンフレットを見る

現地の見学を予約したい方はこちら

 

 

・石材店スタッフのブログ 沖縄のお墓

2022年11月1日 火曜日

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、首都圏にて墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

本日は、本社のWKさんの記事になります。以下本文↓

 

沖縄のお墓

沖縄のお墓参り行事として、中国から伝わった清明祭(シーミー)をご存じの方も多いと思います。墓前で行うお祝い行事で、先祖のお墓にお重の料理を供え墓参後に、お供え物の重箱料理を親戚一同で分けて食べます。もともとは農作業開始の季節(清明の時期)に、ご先祖の力を借りるために祭事を行っており、それが徐々に先祖祭りへと変化したそうです。
沖縄のお墓は、かつての風葬文化(石で覆われた部屋の中で骨になったあと骨壺に納骨する)や父系親族全員の遺骨を埋葬する伝統的な門中墓の風習、そして、清明祭(シーミー)のためのスペースも必要なこともあり、お墓が大きく立派です。

長方形の石を積み重ねた「和墓」という従来のお墓の形とは異なり、沖縄のお墓は、まるで小さな家のような印象を与えます。しっかりとした石の扉や屋根に囲まれた特長的で大きなお墓は、遺骨を収納する部分も広く、焼香台も置かれています。
沖縄のお墓の種類でもっともポピュラーなのが、亀甲墓・破風墓・掘り込み墓です。
(ポータルサイト「いいお墓」沖縄のお墓事情より)

【亀甲墓】
太平洋戦争で防空壕としても使用された亀甲墓は、中国南部から17世紀に伝来したとされています。デザインは「女性の子宮」をイメージしたもので、屋根部分が亀の甲羅の形に似ていることから「亀甲墓」と呼ばれるようになりました。
傾斜地や丘を掘り込んで周囲を石垣の柵で囲み、お墓の入り口付近に棺を置くスペースを設けています。亀甲墓の前には清明祭が行われる広い前庭があるのが特長ですが、現在は生活様式の変化もあり、規模は控えめになっています。

【破風墓】
琉球王朝の王室だけが造ることを許されていた破風墓は、屋根部分が三角形になっているのが特長で、現在でも人気のあるデザインです。
屋根部分の側面につけられている山形の板を「破風」と呼び、雨や風の吹きこみを防ぐ役割を担っています。
このお墓が造られはじめた頃は、石を積み上げて造っていましたが、戦後以降はコンクリートを流し込む方法で造られています。

【掘り込み墓】
石や漆喰などで入り口を塞いだシンプルなデザインの掘り込み墓は、「フィンチャー」とも呼ばれ、仮のお墓として使われていました。この掘り込み墓は沖縄の島全体に分布しており、特に砂岩層に多く見られます。

※下記のアマミチューのお墓

 

—沖縄聖地巡礼—

1.シルミチュー霊場
沖縄県うるま市の浜比嘉島(はまひがしま)の南部にある伝説の遺跡がシルミチュー霊場。浜比嘉島は全体がパワースポットと言われています。
沖縄には、何ヶ所かに開闢伝説(天地創生)が残されていますが、シルミチュー霊場もそのひとつ。
森の中にある洞窟が、琉球開闢(かいびゃく)の祖神、女神・アマミチュー、男神・シルミチューが居住した場所と伝えられています。
洞窟内には鍾乳石である陰石があり、安産祈願や子宝が授かる霊場として崇拝されています。

石階段を上ったところにあります。

 
沖縄の霊場は、琉球石灰岩の鍾乳洞の場所も多いのですが、シルミチュー霊場もそのひとつ。
洞窟内には鍾乳石である陰石(子宝の授かる霊石)があります。


シルミチューの説明
「宇比嘉の南々東端の森の中に大きな洞穴がある。地元では琉球開びゃく祖神、アマミチュー、シルミチューの居住したところと伝えられている。毎年、年頭拝みには比嘉のノロ(祝女)が中心となって、海浜から小石一個を拾って来て、洞穴内に安置された壺に入れて拝んでいる。また洞穴内には鍾乳石の陰石があり、子宝の授かる霊石として崇拝され、信仰圏の広い貴重な霊場である。」
うるま市教育委員会

 

2.アマミチューの墓

浜比嘉島の東方海岸にあるアマジンと呼ばれる岩屋の小島があり、
そこに洞穴を囲い込んだお墓があります。


海岸ではキノコ状・扇状の岩がたくさん見えます。
小島自体も琉球石灰岩でできているようです。


毎年正月の年頭拝みには字比嘉のノロ(祝女)が中心となり、豊穣・無病息災・子孫繁昌を祈願する祭祀がおこなわれます。


アマミチューの墓の説明
「宇比嘉の東方海岸にアマンジと呼ばれる岩屋の小島があり、そこに洞穴を囲い込んだ墓がある。地元では琉球開びゃく伝説で有名なアマミチュー、シルミチューの男女二神及び他の神が祠られていると伝えられている。毎年、年頭拝みには宇比嘉のノロ(祝女)が中心となって島の人々多数が参加して、豊穣・無病息災・子孫繁昌を祈願している。また、古くから各地からの参拝者が絶えない、信仰圏の広い貴重な霊場である。」
勝連町教育委員会

 

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