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月別アーカイブ: 2014年6月

・雨のあとのお墓の墓石 濡れると色が濃くなります

2014年6月3日

先日、雨上がりの乾き始めた墓石の写真を撮りました。

そもそも、石は水を吸うということをご存じですか?石は細かな粒子の隙間に水分を含むことができ、表面的に濡れるだけでなく、内部にまでしみこむものなのです。石の種類によって、水を吸う量に違いがあることから、それを吸水率と呼び、それぞれの石種の特徴として数値化がなされています。

雨後のお墓参り、特に白い御影石では墓石が濡れて水分がしみこんでいる状態を目にされた方もいるのではないでしょうか?

それぞれの墓地や霊園にて、雨の降った後に白い墓石を見ることがありましたら、少し観察してみてください。

 

↓こちらは弊社石材店の大塚の墓石展示場にあります和型墓石です。

雨のあとの墓石 濡れると色が変わる1401674250806

石塔の縁の部分に水分が残っています。色が濃くなっているのがわかりますでしょうか?

雨のあとの墓石 濡れると色が変わる1401674313398

乾いてきているところと、水分が残っていてまだ濡れているところと、これだけ色が違います。木や布などと同様、濡れると色彩が鮮やかに、色濃く見えるようになります。

雨のあとの墓石 濡れると色が変わる1401674322971

水が滴って流れた部分。表面は濡れていません。内部にしみこんでいますが、少し時間がたてばこちらも水分が抜けて乾いてきます。

雨のあとの墓石 濡れると色が変わる1401674268918

↑別の部分になりますが、拡大してみました。石塔の角の部分です。

雨のあとの墓石 濡れると色が変わる1401674260726

↑こちらもまた別の部分。香炉を真上から撮影しました。色の明るさの差が大きいのがよくわかるかと思います。

↓別の雨の日の翌日の同じ石塔の写真です。

雨のあとのお墓の墓石 濡れると色が濃くなりますDSC_1961

 

和型墓石は三段墓ともいい、上から長い「竿石」、上から二段目が「上台」、三段目が「中台」、その下が「芝石」というのですが、一段上の竿石と三段目の中台でこんなにも色に差が出ています。

↓別の石塔にも同様の吸水が見られます。白御影石の多くは吸水の様子がとてもわかりやすい特徴があります。

雨のあとのお墓の墓石 濡れると色が濃くなりますDSC_1958

 

↓こちらはまた別の部材の写真ですが、側面向かって左側は鏡面加工まで磨かれた本磨き加工がなされています。正面右手前に向いている面は水磨き加工までなされている状態。水磨き加工のままのほうがより吸水の状態がわかりやすく、色の変化も大きくなります。

 

雨のあとのお墓の墓石 濡れると色が濃くなりますDSC_1966

 

お墓をお考えの際は、可能でしたら晴れの日の墓地と雨の日の墓地、そして雨後の半乾きの墓石なども見てみると、墓地、お墓、墓石それぞれの様子についてより理解が深まるかと思います。

 

なお、雨の日のお墓については以前に下記のような記事も書いておりますので、合わせてご参照ください。

~ ~ ~ ~ ~

雨についての関連記事

・雨と墓石

・墓石に残る黄色いシミ。花粉と黄砂の季節。水たっぷりのお掃除を。

・雨のあとの墓石 濡れると色が濃くなります

~ ~ ~ ~ ~

 

 

 

 

・素敵な雑貨屋さんを発見しました。 雑貨屋 十夢(とむ)さん

2014年6月2日月曜日

今日は、大塚本社の営業SHさんからの記事です。以下本文↓

 

大塚本社の近くに素敵な雑貨屋さんを発見しました。

上尾市井戸木の大石北小学校の脇に桜並木の遊歩道があります。
桜の時期は、さぞ壮観なことでしょう。

埼玉県上尾市 雑貨屋 十夢(とむ)1

遊歩道沿いに「雑貨屋 十夢(とむ)」さんという雑貨屋さんがあります。

埼玉県上尾市 雑貨屋 十夢(とむ)2.

店内はこんな様子です。
犬と猫とさくらんぼをテーマにしたお店です。

埼玉県上尾市 雑貨屋 十夢(とむ)3

様々な商品が陳列されていて犬猫好きには堪らない光景です。

個人的な感想ですが、ジブリの作品に出てきそうな素敵な雰囲気のお店です。

埼玉県上尾市 雑貨屋 十夢(とむ)4 埼玉県上尾市 雑貨屋 十夢(とむ)5

店内では画家の金城幸也先生の絵画↓も販売しています。

埼玉県上尾市 雑貨屋 十夢(とむ)6

ん~ なんとも雰囲気がある素敵な絵画です。

埼玉県上尾市 雑貨屋 十夢(とむ)7

金城先生は、沖縄の画家さんで、犬や猫の絵の他に違うタッチの絵画も描いています。

凄い方なんですね~
この絵画↓も実際の目で見てみたいです。

埼玉県上尾市 雑貨屋 十夢(とむ)8

とても素敵なお店なので一度お出かけ下さい。

雑貨屋 十夢(とむ)
埼玉県上尾市井戸木4-21-9
TEL:048-774-7883
営業日:木・金・土(祭日も開店)
営業時間:11:00~17:00
リンク:http://homepage2.nifty.com/tomu/

営業日、営業時間が決まってます。
ご注意ください。

埼玉県上尾市 雑貨屋 十夢(とむ)9

 

※埼玉県の霊園一覧ページはこちらをご覧ください。

・埼玉県行田市 忍城に行ってきました②

2014年6月1日日曜日 晴れ

昨日の記事に引き続きまして、埼玉県行田市にあります忍城の訪問記事になります。(昨日の記事はこちら→ ・埼玉県行田市 忍城に行ってきました①

念のため忍城の場所はこちら。

国道125号線(バイパスではない方)沿いで、行田市役所の隣になります。

前回記事では、御三階櫓を下から眺め、木橋で本丸の堀を渡り、東門から本丸に入ったところまででした。↓こちらの案内図の左下あたりです。

埼玉県行田市 忍城 案内図DSC_0373

本丸の北東部分には、一段高い土塁の上に鐘楼がありました。

埼玉県行田市 忍城 鐘楼DSC_0420 埼玉県行田市 忍城 鐘楼DSC_0422

土塁から振り返ると・・・

埼玉県行田市 忍城 郷土博物館DSC_0421

整備された庭と、行田市郷土博物館が見えます。

埼玉県行田市 忍城 都市景観大賞 さいたま景観賞 石碑DSC_0423 埼玉県行田市 忍城 都市景観大賞 さいたま景観賞 石碑DSC_0424

都市景観大賞と、さいたま景観賞を平成8年に受賞されていたんですね!受賞記念の石碑がありました。そして↓このような案内板もありました。

埼玉県行田市 忍城 足袋蔵歴史のまち 蔵めぐりモデルコース 足袋蔵と行田市の近代化遺産DSC_0426

埼玉県行田市 忍城 足袋蔵歴史のまち 蔵めぐりモデルコースDSC_0428 埼玉県行田市 忍城 足袋蔵と行田市の近代化遺産DSC_0427

行田の町は足袋の町です。戦後はスリッパの生産も盛んになりました。また多くの蔵、足袋蔵も残っているそうで、蔵めぐりも行田の町を探訪する切り口になっています。

それでは郷土博物館に入ってみます。

埼玉県行田市 忍城 郷土博物館DSC_0430

ところが、「館内は撮影禁止」ということ(^_^;)残念!受付の方に「撮影してよいものはありますか?」と聞いてみたところ、入り口すぐの場所にある有志の方寄贈の忍城模型と、のぼうの城関連の掲示物、窓から見える景色は撮影してもよいとのこと。要するに展示物は撮影しないでくださいということのようです。お教えいただきありがとうございました(^_^)

↓こちら撮影許可をもらった模型です。郷土博物館、御三階櫓など現在の様子ですね。精密につくられています。こういった視覚に訴える模型があると、とてもわかりやすくて助かります!

埼玉県行田市 忍城 郷土博物館内の模型DSC_0434

↑の写真の左上方向に受付があります。↓そしてこちらも撮影許可をもらった、のぼうの城関連の掲示物。のぼうの城にまつわる史跡一覧地図になっています。元画像は少し大きめなのでクリックして元画像を拡大してみてください。

埼玉県行田市 忍城 のぼうの城の舞台を歩く(広域図)DSC_0436 埼玉県行田市 忍城 のぼうの城の舞台を歩く(城内図)DSC_0435

受付を通ると、展示物は撮影できませんので、窓から見えたもののみのご紹介になります。途中は鎧兜や刀、武具や各種道具、昔のお城の総構えの模型や現在の街並みとの比較パネル、忍版の御殿の細かな模型や農工具や出土土器、戦前の各種道具など多岐にわたっていました。

御三階櫓の各階にもさまざまな展示があったのですが、最上階から景色を眺めたい気持ちにせかされて早足でまわってしまいました。次回はじっくり見て回りたいです。

さて最上階。四方に窓があるのですが、窓には太い格子があるため、見ることができる景色は少し制限されてしまいます。

埼玉県行田市 忍城から見える さきたま古墳の丸墓山 桜満開DSC_0441

そんななか、ぎりぎり見えました。

埼玉県行田市 忍城から見える さきたま古墳の丸墓山 桜満開DSC_0438

↑さきたま古墳の丸墓山古墳です。豊臣勢による北条攻めの際、忍城を攻める上方勢の大将である石田光成が陣を敷いた場所です。桜の季節なので、満開の桜が綺麗な丸墓山がばっちりと見えました。

ちなみに、以前、丸墓山の頂上から見た忍城御三階櫓はこちら↓

・・さきたま古墳 石田堤 石田三成陣 丸墓山古墳から見た 見える 忍城 本丸 御三階櫓 天守閣 DSC_0079 さきたま古墳 石田堤 石田三成陣 丸墓山古墳から見た 見える 忍城 本丸 御三階櫓 天守閣 DSC_0079-

二月だったので雪が残ってますね。あちらから見えるということは、こちらからも見えるということ。ばっちり丸墓山を拝むことができて一安心です。

↓こちらは御三階櫓から降りてきた際に、渡り廊下から見えた景気です。やっぱり桜の時期に来て大正解だったようです。

埼玉県行田市 忍城 桜と石垣と城塀DSC_0452 埼玉県行田市 忍城 桜と石垣DSC_0453

郷土博物館の一階窓からはきれいな本丸と竹林も見ることができました。絵のようですね。

埼玉県行田市 忍城 郷土博物館から見える竹林DSC_0454 埼玉県行田市 忍城 郷土博物館から見える竹林DSC_0455

名残惜しいのですが、郷土博物館を後にし、残りの歩いていない本丸内を散策です。

埼玉県行田市 忍城 忍城御本丸跡 石碑DSC_0458

郷土博物館横の駐車場の傍らには↑「忍城御本丸跡」の石碑が。野球場だったときからあった石碑なんでしょうね~。

埼玉県行田市 忍城 行田電燈株式会社跡 石碑DSC_0460

↑駐車場の反対側あたり、こちらは「行田電燈株式会社跡」の石碑が。本丸跡はさまざまな使われ方をしていたのが少し残っているのですね。

埼玉県行田市 忍城 郷土博物館駐車場 桜DSC_0462

駐車場も桜に囲まれています。さて、先に進んでみます。

何やら四角い石が五つと立札があります。

埼玉県行田市 忍城 櫓の石垣DSC_0463 埼玉県行田市 忍城 櫓の石垣 立札DSC_0464

なんと「忍城櫓の石垣」とあります!これは石材店の人間としてはよく見てみないと。

埼玉県行田市 忍城 櫓の石垣DSC_0465 埼玉県行田市 忍城 櫓の石垣DSC_0466 埼玉県行田市 忍城 櫓の石垣DSC_0467

四角錐ではありませんが、竜や虎の爪のような美しい形状に整えられているのがわかります。貴重な資産ですね。大切に残して行ってください。

御三階櫓が見えてきました。今度は前回記事とは違い、本丸内から見える御三階櫓です。

埼玉県行田市 忍城 三階櫓と桜DSC_0469 埼玉県行田市 忍城 三階櫓と桜DSC_0470

↑先ほどは、見えている渡り廊下から外の景色を撮影しました。

埼玉県行田市 忍城 三階櫓と桜と城塀DSC_0472 埼玉県行田市 忍城 三階櫓と桜DSC_0473

城塀の上の屋根瓦越しの御三階櫓もまたかっこいいです。

本丸の内側はというと

埼玉県行田市 忍城 本丸DSC_0474

のんびりできる公園になっていました。

小説と映画がヒットした「のぼうの城」に登場する正木丹波守利英(映画では佐藤浩一さんが演じました)が戦没者のために出家して創建したのが高源寺。この高源寺さまは、弊社石材店の大塚がいつもお世話になっておりますお寺様で、墓地と墓石のご案内のお手伝いをさせてもらっています。(弊社高源寺さまページ高源寺の桜の記事

また弊社大塚がご案内しております、さきたま古墳の近くの「さきたま霊園」。こちらの経営母体も高源寺さまです。(弊社さきたま霊園のページ

またどこかのお城に行きましたら記事にしてみます。

~ ~ ~ ~ ~

参照記事 のぼうの城関連の記事

・埼玉県行田市 忍城に行ってきました②

・埼玉県行田市 忍城に行ってきました①

・のぼうの城に登場した丸墓山古墳 さきたま古墳公園 石田堤 その②

・のぼうの城に登場した丸墓山古墳 さきたま古墳公園 石田堤 その①

・のぼうの城に登場した土堤、石田堤に行ってきました

・忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社

 

お城関連の記事

・埼玉県行田市 忍城に行ってきました②

・埼玉県行田市 忍城に行ってきました①

・埼玉県川口市 赤山城(赤山陣屋)に行ってきました その②

・埼玉県川口市 赤山城(赤山陣屋)に行ってきました その①

・群馬県館林市 館林城と出土墓石群

・伝源経基館跡(鴻巣市)

・埼玉県加須市 騎西城(私市城)に行ってきました

※埼玉県の霊園一覧ページはこちらをご覧ください。

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