2019年8月16日 金曜日
こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉県だけでなく首都圏にて霊園と墓地をご紹介・ご案内し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。
今日の記事は、本社のWKさんからになります。以下本文↓
アメリカのお墓 【ニューヨークの霊園(グリーンウッド墓地)】
アメリカの宗教 2014年調査(Wikipedia参考)
世界中の国々から流入してきた人々の複数の宗教コミュニティが存在する。
キリスト教 約71%(内、プロテスタント47%、カトリック21%、その他キリスト教3%)
その他の宗教 約6%(ユダヤ教、イスラム教、仏教、ヒンズー教など)
無宗教 約23%
なお、キリスト教信仰者比率は年々減少傾向、無宗教が年々増加。
20代の若者の3割以上は無宗教といわれている。
グリーンウッド墓地(Green-Wood-cemetery)NY.ブルックリン
1838年設立
19世紀アメリカの観光地としてナイアガラの滝についで、二番目の人気観光スポットだったそうです。
かつて、ニューヨーカーの最大の望みは、「五番街に住み、セントラルパークで遊び、最後は先祖とともにこのグリーンウッドで眠る」ことでした。
グリーンウッド墓地からは、マンハッタンや自由の女神が見えます。
多くのニューヨークの偉人たちが眠っており、現在も天気の良い日には1000人もの人が、そして多くのグレイブ・ハンター(墓マイラー)も、墓地を訪れます。
ちなみに、広さは193万㎡。池や林や丘など広大な自然公園といった感じです。
眠っている有名人
・レナード・バーンスタイン
・ジャン・ミシェル・バスキア
・タウンゼント・ハリス
・ウィリアム・プール
・モールス家 モールス信号の発明
・ティファニー家 宝飾品ブランドの創業
・その他 南北戦争の将軍、スポーツ選手、政治家、芸術家、芸能人など
新しい納骨堂が建っておりました。
現在は、上記のような集合墓形式のものが増えております。
墓地販売だけではなく、観光収入としてイベントツアーなども行っております。
・トローリーバスツアー
・満月ウォークツアー
・バードウォッチング
・カタコンベ見学ツアー etc
アメリカ全体で火葬率は増加傾向、ニューヨークで約50%とみられているようです。
焼骨は、粉骨にはしませんが、火力が強く、砕いた遺灰となります。
また、土葬の場合は、血液を抜き防腐液を注入するエンバーミング処理を行います。
お墓参りの習慣はありません。
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