2017年7月10日 月曜日
こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、首都圏にて墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。
本日は、大塚本社のWKさんの記事になります。以下本文↓
ニュージーランドのお墓
ニュージーランドは、イギリスの元植民地の関係上キリスト教が主な宗教ですが、個人の宗教観は世俗的で自由です。
NZ統計局「2013年国勢調査」によると、キリスト教が約47%(内、カトリック教会 12.6%、聖公会 11.8%、長老派教会 8.5%、その他15.1%)、その他の宗教が6.0%、無宗教 が41.9%、無回答が4.4%という。(wikipedia:参考)
先住民族マオリの霊魂観には、日本同様すべての物に霊が宿る考え方があります。
自然や動物に敬意を払う文化のニュージーランドは、無宗教が増えていますが、いろいろな宗教を受け入れる寛容さが感じられます。
古い大きなお墓の脇に、「樹木葬」タイプのプレート墓地が造られております。
道路や通路脇の空きスペースにも新しくプレート墓地が造られております。
ニュージーランドと同じように日本も、残念ではありますが
プレート型のお墓が主流になる時代がくるかもしれません。
この霊園では、新しい墓所はすべて「樹木葬」タイプの小さなお墓でした。
葬儀では、死者の霊を供養し哀悼の意を表す形として「ハカ」(本来はマオリ族の戦士が相手を威嚇する舞踊ですが、現在では相手に対し敬意や感謝の意を表する舞踊)を舞うこともあるそうです。
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