2017年5月6日 土曜日
こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉県だけでなく首都圏にて霊園と墓地をご紹介・ご案内し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。
昨日の投稿記事(・ゴールデンウィークに南青山にある根津美術館に行ってきました。)の続きになります。
東京都港区南青山にあります根津美術館に行ってきました。
貴重な国宝や重要文化財の豊富にある館内は撮影禁止でしたので、庭園に点在する五輪塔や供養塔などの石塔や石造りの美術品を撮影してきました。
こちらは庭園の中の「ほたらか山(さん)」というエリアです。
まずはこちら↓小さな五輪塔が苔むした庭園の地面とマッチしてとても趣のある佇まいを見せています。
そしてこちら↓とても大きく均整のとれた美しい五輪塔が目に入ってきました。
↓こちらは「石造宝塔」南北朝時代のもので、大分県の国東半島で見られるいわゆる「国東塔」です。
そしてこちら↓は「石造五輪塔」。江戸時代のものだそうです。梵字ではなく漢字にて「空・風・火・水・地」と刻まれています。
拡大してみます。
石材店の人間は、日頃から五輪塔などの石塔を拝見する機会や、墓石として施工するケースも少なくありません。しかし、こういった文化的歴史的価値のある石塔を見て学ぶことはとても貴重な体験です。
※五輪塔についてはこちらの投稿記事をご覧くださいませ。
※卒塔婆は五輪塔から生まれたものです
ここ「ほたらか山」の他にも、庭園には実に様々な石造りの美術品が点在しています。
茶室の入り口には様々な石像や石灯籠があったりします。
庭園には茶室の他にも薬師堂やこちらの祠などの建物もあります。とても立派な石造りの鳥居が目に入りました。
新緑のみどりの森の中、とてもすがすがしく見学をすることができました。のんびりとした散策にぴったりの庭園です。一度根津美術館を訪問されてみてはいかがでしょうか。