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霊園とお墓のはなし

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大塚日和」カテゴリーアーカイブ

・石材店スタッフのブログ ご縁

2023年11月21日 火曜日

こんにちは。首都圏にて墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

今日の記事は、本社のHYさんからの記事になります。以下本文↓

 

先日、プライベートで滋賀県へ行った際に、東近江市に馬の寺で有名な臨済宗妙心寺派石馬寺というお寺様へ伺いました。こちらのお寺様は連れて行ってくれた先輩が学生時代に過ごした地域にある寺院で、聖徳太子が建立したと云われています。

山門跡の近くには【石馬の池】という池があり、池の中央には細長い石が顔を見せていました。この石は聖徳太子の忠馬と云われ、今も主人の帰りを待つかのように現存しています。渋谷の忠犬ハチ公みたいですね。

先輩が部活動で昇り降りした急な石段を昇りきると、本堂、宝物殿、庫裡等があり、本堂には御本尊である十一面千手観世音菩薩像(非公開、市指定文化財)をはじめ、聖徳太子像や中興祖雲居国師像など数多くの重要寺宝が安置されているそうです。

境内を拝見していると、ご住職とご子息が野球をする為に外へ出てこられました。お話を伺うと、さいたま市出身の方で色々と話が盛り上がり、帰りにはお札までいただいてしまいました。ありがとうございます。

予期せぬところで、地元の方とお会いするという不思議なご縁を感じたひと時でした。このご縁がまた広がり、新たなご縁が生まれたら嬉しい限りです。

多くのイチョウが繁る素敵な寺院でした。お近くへ行った際はぜひ訪ねてみてください。

 

石馬寺様公式サイト
https://ishibaji.jp/

参考にさせていただいたページ(東近江市商工観光部観光物産課)
https://omi-st1400.com/content/35

 

・石材店スタッフのブログ 天気がいいから見学に行こうか

2023年10月27日 金曜日

こんにちは。首都圏にて墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

天気の良い日が続いています。お彼岸から一カ月たち、すっかり秋ど真ん中。寒暖差はあるものの過ごしやすい陽気のなか、行楽の秋や食欲の秋、芸術の秋といったさまざまなことで秋を楽しんでいることと思います。

そんな10月下旬のいま、実はお墓見学の方がとても増えているんです。

実はお墓をご案内・ご紹介する石材店の私たちも少々驚くほど増えています。

少し前、まさに九月のお彼岸くらいまでは連日の真夏日だったということもあり、待望の過ごしやすい気候ということで一気に行楽ムードになっているのかと思います。

そのお出かけムードのなかで「そういえば前から気になっていたあの霊園を見に行ってみようか」「せっかく天気もいいからあそこの樹木葬を見学しに行ってみようか」お出かけプランのなかのひとつに加わり、選ばれる方が多いのでしょう。

お彼岸でお墓参りをし、その後少し考える時間もあり、そして絶好の陽気のお出かけ日和。終活について考えるのにもピッタリの季節なのかもしれません。

というわけで、
皆様、いまこの季節がお墓の見学に最適の時期ですよ!

お出かけのついでにでも、合間にでも、ぶらりお散歩気分ででもお墓見学、霊園見学をしてみてはいかがでしょう。

どちらか気になる物件のある方、漠然とどうしようかな?と感じてらっしゃる方、是非弊社まで気軽にお電話ください。家族のお墓、一人のお墓、ご夫婦でのお墓、永代供養墓、樹木葬、様々なプランをご案内いたします。

 

・久喜清久霊園管理事務所からのブログ記事 【増上寺 安国殿御朱印と勝運御守】

2023年10月17日 火曜日

こんにちは。首都圏にて墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

今日の記事は久喜清久霊園管理事務所からになります。以下本文↓

 

【増上寺 安国殿御朱印と勝運御守】

久喜清久霊園の経営母体のお寺様は
浄土宗【東明寺】様です。

という事で‥

浄土宗大本山 増上寺へ行ってきました!!

《三解脱門》をくぐると…

都心部にあるお寺とは思えない広さ

この日は天気も良くて空に☁️もほとんど無くさらに広々と感じました。

増上寺は徳川家ゆかりのお寺です。

《安国殿》
戦火で消失した大殿の仮本堂として建てられ、新本堂の大殿が完成した後、徳川家康公の法号『安国院殿』からその名をとって『安国殿』と命名されました。

《黒本尊》
安国殿徳川家康公が戦の際に必ず持って行き、勝利を重ねた事から『物事全般が勝(すぐ)れた方向に運ぶ』と言われ『勝運』の由来となりました。
安国殿に安置されています。

安国殿の期間限定の御朱印と勝守です。

JR東海とのコラボ企画【鉄道開業150周年】の刺繍が施された限定御守りです
(9月いっぱいで終了してます)

徳川家6人の将軍が眠る墓所などほかにも
たくさんみどころがありました。

最後の写真は
鉄道発祥の地、旧新橋停車場にある

【鉄道起点0哩(マイル)標識】です
(測量の起点となる第一抗が打ち込まれた場所)

※久喜清久霊園の墓地情報のページを見る
※久喜喜清久霊園の樹木葬型永代供養墓の情報ページを見る
※埼玉県の霊園一覧ページはこちらをごらんください。

 

・石材店スタッフのブログ ハロウィンは先祖供養のお祭りです🎃

2023年10月12日 木曜日

こんにちは。首都圏にて墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

今日の記事は本社のTMさんからになります。以下本文↓

 

季節はすっかり秋。だんだんとハロウィンが迫ってきています🎃

オレンジ色に彩られた店舗の飾りや、また様々な集まりがあったり、特に若者や子供たちにとってはすっかり定番のイベントになりましたね😊

さて、実はハロウィンと日本の習わしに共通点があるのですが、わかりますか❔

ハロウィンの飾りやイラストには「お墓」がよく見られると思います。このお墓、注目です!

ハロウィンは今でこそキリスト教の行事として知られていますが、もともとは古代ケルトの祭りで「11月1日に新しい年が始まる」ので、その前日の10月31日(大晦日といえますね)に様々な催しが行われます。さらにこの「先祖が帰ってくる/迎える祭り」であるとされており、お墓のイメージもそこからきています。

「先祖が帰ってくる/迎える祭り」と言えば、日本の風習にも似たものがあったような…?

こたえは「お盆」ですね😊 また、あの世(彼岸)とこちら側(此岸)が一年で一番近くなって交流できるとされる「お彼岸」にも似ているかと思います。

ハロウィンが日本に根付いてきた今、お墓参りをして先祖に会いに行くのも素敵なアイデアかも知れません😊たぶんご先祖様もお参りを歓迎してくれるのではないでしょうか✨

 

・石材店スタッフのブログ 日本石材工業新聞に取材記事が掲載されました

2023年9月20日 水曜日

こんにちは。首都圏にて墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

先日、日本石材工業新聞に大塚の取材記事が掲載されました。こちらで紙面の様子と文章をご紹介させていただきます。

経営理念の実践を通してお墓文化の継承に貢献する

(株)大塚 大塚崇行社長・大塚裕基さんに聞く

埼玉県上尾市に本社を構える株式会社大塚は1938年(昭和13年)の創業以来、関東を中心に墓石の販売・施工、霊園の開発・販売・管理等で高い実績を持っている。同社では現在100ヵ所以上の取扱墓地・霊園を持ち、幅広い供養ニーズに対応しながら堅調な業績を見せている。同社の三代目大塚崇行社長(55歳)と3年前に入社したご子息・大塚裕基さん(28歳)に同社における現在の取り組みなどについてお話をうかがった。

 

自社工場も活かし多様なニーズに対応

― 御社は現在、埼玉県上尾市の本社と横浜にある支店とで営業展開されています。

大塚社長 弊社は今年で創業85年となります。初代の祖父・大塚裕康は技術にこだわる根っからの職人というタイプで、それを受け継いだ二代目の父・大塚順康が会社組織にして本社と工場をつくり、寺院墓地の開発・販売などに力を注いでまいりました。

そして私が入社して数年後に霊園開発へ参画する取り組みを進めていき、現在、取扱墓地・霊園は100ヵ所を超えるまでに至っています。

このところ新しい霊園を開発しにくい状況が続いている中、既存の墓地・霊園の再開発にも力を入れながら、一般墓地はもちろん、需要が高まっている樹木葬や永代供養墓などの開発・販売も進めているところです。

― 自社工場で加工できる体制も整えています。

大塚社長 当社の工場では既存墓石の手直しやクリーニング・メンテナンスのご依頼などにも対応しています。すべて外注での対応にしてしまうとコスト的なことや迅速に対応できないというデメリットも出てきます。

また当社は埼玉県のSDGsパートナー企業として登録しています。SDGsへの取り組みとして現在、廃石材を活用した商品開発も進めており、このような取り組みも自社工場があるからこそのものとなっています。

 

既存顧客とのご縁を大切に

― 御社にお墓づくりを依頼されるお施主は、どのような経緯で決められるケースが多いでしょうか。

大塚社長 いろいろなケースがありますが、お客様アンケートを見ると、以前から当社のことを知っていたという回答も多く、店舗・チラシ・ネットなど、様々な媒体を通して情報発信していくことの大切さを感じています。

また、アンケート結果には当社営業担当者の対応を評価いただける声も多く、そのようなお客様が知り合いの方をご紹介いただけることも少なくありません。

このほかにも、当社では毎年、既存のお客様へカレンダーと小冊子をお送りしています。当社では昭和42年から顧客管理を進めており、現在までに約2万7千人の顧客データを整えています。

既存のお客様から墓石のリフォームや納骨・追加彫刻のご依頼をいただくことも多く、既存のお客様とのご縁を大切に育んでいくことも重要な取り組みだと考えています。

 

経営理念を行動指針に

― 墓石業界も先の見えない状況が続いています。

大塚社長 難しい状況が続いていますが、このような時こそ自社の原点となる経営理念をベースとした視点が大切だと考えています。当社の経営理念は「私たちはお墓の仕事を通して、世の中の役に立ち、社会に必要とされ、お客様に喜んでもらえる仕事をする」。

たとえ、お墓の形態やスタイルは変わったとしても、亡き方を弔う文化を残していきたいという想いがあり、そのためにも、何より世の中の役に立つ取り組みを進めていくこと。その結果として、社会に必要とされ、お客様に喜んでいただける会社になることができれば、これからも会社を持続・発展できるものと確信しています。

この経営理念は私自身の生き方にも繋がっています。これまで地元の上尾商工会議所やPTA・教育委員会、業界団体の役職なども複数お受けしてきましたが、より良い地域や業界にしていくための活動も、経営理念の実践に相通ずるものがある。自分自身の言動・行動をもって、社員に対しても、しっかりと方向性を示していきたいと考えています。

 

幼い頃から石屋さんが身近に

― では、裕基さんに質問です。家業へ入るまでの経歴を教えてください。

裕基さん 私が小学生の頃、一階が事務所で、2階に祖父母が住み、3階に私たち家族が住んでいました。このような環境で育ったので、幼い頃から石屋さんの仕事は身近に感じていて、社員さんも家族のような感覚で接していただけていました。自分が生まれた時から知ってくれている社員さんもいて、いま一緒に働かせていただいていることは感慨深いものがあります。

学生時代は水球をやっていまして、高校時代にはインターハイにも出場しました。大学時代にバックパッカーをはじめて、インドや東南アジア、キューバなども旅しました。昔から好奇心は強いほうだと思っています。大学卒業後、家業とは違う仕事で経験を積みたいと思い、証券会社で3年間ほど働かせていただいた後、㈱大塚へ入社。

当社では1年目に工場での加工、本社での営業霊園管理・テレアポなど一通りの業務を研修させていただきました。2年目からは横浜支店で営業職を担当し、今年からは本社に設置されたマーケティング部で営業のサポート業務などを担当させていただいています。

 

前職の経験を活かして

― 前職での経験で、今に活かされていることを教えてください。

裕基さん 当たり前のことでしょうが、会社で働くという経験により、社会人としての責務であったり、上司・部下の関係、社内におけるチームワークの大切さなどを、身をもって学ばせていただいたことは、貴重な財産となっています。

また、証券業と石材業とでは全く業種が異なりますが、参考にできる取り組みはたくさんあります。例えば、社内での情報共有ひとつとっても、証券会社では上司の考えや営業に役立つ情報などを共有できるシステムが整っていましたが、当社では、そのようなものがなかったため、2年ほど前から全社員が見られる情報共有サイトを立ち上げました。

そこでは毎月1回、社長・専務・部長のメッセージを発信すると共に、営業時に役立つ情報などもアップするようにしています。この取り組みを始めてから、社員さんから「会社の考えや方向性が明確になり、働きやすくなった」という声も聞かれるようになり、立ち上げて良かったなと思っています。

― 大塚社長は、このアイデアを聞いた時、どのように思いましたか?

大塚社長 はじめは「出来るかな?」と思っていたのも正直なところですが、今では、このサイトがないと業務が滞ってしまうくらいに有効活用できています。改めて、若い感覚の大切さを実感しています(笑)。

振り返って考えてみると、自分も若い頃、父に新しい取り組みの提案をすることがありましたが、その際、父の返答はほぼ全てOKでした。自分が逆の立場になってみて、父の度量の大きさを感じると共に、自分自身も、そのようにならなければと思っています。

 

仕事に込める想い

― 今後の目標・ビジョンを教えてください。

裕基さん 石材業の仕事はお客様から感謝の言葉をいただける、とてもやりがいのある仕事だと思います。時代の変化と共に、お墓の形態は変わっていくかもしれませんが、大切な方を弔いたいという想いは、これからも変わらないはずです。

何かと厳しい話題の多い昨今ですが、お墓の仕事を通して、お客様や地域の方々に喜ばれるような取り組みを積極的に進めていきたい。できれば、社員の皆さんと一緒に、楽しくチャレンジしていけるような会社にしていけたら良いなと思っています。

大塚社長 もちろん目の前の数字的な目標も掲げていますが、広い意味で、お墓文化の継承に貢献できる会社になることが目標です。当社では父の代から、入社式の際、新入社員に向けて「冠婚葬祭」という言葉の意味を伝えています。

この四つの文字は人の一生における大切な節目を表す言葉で、端的に申しますと、冠は成人式などの儀式を経て一人前になること。婚は一人前になって結婚すること。葬は家族や親族の葬儀をあげること。祭は親や先祖を祀ること。

私たちの仕事である「祭」は、人の一生における大きな節目をサポートさせていただく、とても重要かつ意義深い役割を担っている。このことを胸に刻んで仕事に向き合って下さいというメッセージを伝えています。

お墓の簡素化といったことも業界の課題となっていますが、社員一人ひとりがこのような使命感をもって仕事に向き合っていくことで、お客様にも、お墓を扱う者の姿勢として伝わるものがあると思います。

私も今年で56歳になりました。これからも当社経営理念の実現に向けて日々努力していくと共に、次代の㈱大塚を担う人材育成・事業継承を視野に入れた取り組みも進めていきたいと考えています。

― 本日は誠にありがとうございました。

◆㈱大塚・本社
埼玉県上尾市緑丘2-5-6
℡048-773-1234

以上、日本石材工業新聞 令和5年8月15日号より

 

・石材店スタッフのブログ 「第1回 全優石今風お墓参り川柳」のご紹介

2023年9月5日(火)

こんにちは。お墓づくりのお手伝いをしている石材店の大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・静岡にて墓所をご案内し永遠の心を刻むお墓づくりをしています。

さて今日は弊社大塚も加盟している全優石(全国優良石材店の会)の新しい取り組み「第1回 全優石今風お墓参り川柳」をご紹介いたします。

このたび、全国約200社の石材店で組織される「一般社団法人 全国優良石材店の会」(略称:全優石)が、第1回目の「今風お墓参り川柳募集企画」をはじめました。

お墓があって良かった、墓じまいせずに良かった、コロナが去って大手をふってお墓参りできる、そうだ私もお墓参りをしようといった気にさせるポジティブ川柳の応募作をお待ちしています。

締め切りは2023年10月31日です。

ご自分の体験をもとにしても、友人・知人のエピソードを題材にしても、あるいはフィクションの世界でも構いません。五七五調(字余り可)の川柳にまとめて応募すると、審査の上、入賞者10名に現金2万円がプレゼントされます。応募作に制限はありません。

ご応募はこちらから
https://business.form-mailer.jp/fms/a3f9616e207518

発表は12月ころ、以下で発表されます。
https://www.info-ginza.com/zenyuseki/
https://www.zenyuseki.or.jp/

川柳がお好きな方、お墓参りをユーモラスに表現してみたい方、ご自身の素敵なお墓エピソードを川柳でカタチにしてみたい方、入賞して賞金を狙いたい方、みなさん振るってご応募してみてはいかがでしょうか。

(ためしに応募をしてみたのですが、応募方法はとても簡単でした♪ さっそく五つも応募できちゃいました)

 

・お墓コラム 霊園見学の注意点③「雨天時のお墓」 滑りやすい・必見ポイント・雨のお墓は縁起が悪い?

2023年8月25日 金曜日

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、首都圏にて墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

本日は、お墓コラム、霊園見学の注意点③ということで「雨天時のお墓」についてです。

【雨で濡れた石の参道はとても滑りやすい!】

完成してからあまり時間のたっていない比較的新しいお墓は表面が鏡面状態にきれいに磨いてあります。雨天時や雨後、お墓まいりの際に気を付けていただきたいのがその滑りやすさです。滑り止め加工のしてある参道や、もともと滑りにくいつくりの参道ならばよいのですが、それでも表面に水がありますとスリップや転倒の元となりますので、雨天時や雨後の墓参の際は足元に十分に気を付けて歩いてください。滑りやすい靴やサンダルは避けた方が良いように思います。

そして、雨の日にはお墓の「花立て」や「香炉」といった付属品についても注意が必要です。表面がきれいに磨いてあるうえに置いてある場合、接地面に水がありますと、つるり、くるん、と想像以上に滑って動いてしまう場合があります。これは雨天に限らず墓参時のお水をかけてのお掃除の際にも言えることで、水があるためにツルンクルリと滑って石と石がぶつかり、角が欠けてしまうということも多々ありますので十分にお気を付け下さい。(私の家の墓石も、掃除の際に花立ての角を欠いてしまいました・・・)

【お墓さがし中の方は雨天時こそ必見!なポイントがあります】

お墓は雨の日と晴れの日では見た目が大きく違ってきます。雨の日には、雨の日ならではの確認ポイントがあるのです。墓石は晴れて乾いている状態と、雨天で濡れている状態とで色と見え方が全く変わってきます。乾いているからこそ明るく感じる石もあり、濡れているからこそ色はっきりと鮮やかに出て美しくなる石もあります。これからお墓を検討されるという方は「色と見え方がまったく変わる」ということを念頭に置いていただくとよいかもしれません。

【雨の日のお墓参りは縁起が悪い?】

雨の日のお墓参りは良くない、縁起が悪いという考え方があります。日本には、古来からのハレ・ケガレの考え方(神道的なもの。ハレとは「晴れ舞台」などのプラスのこと)と、大陸からの陰陽の考え方(陰陽五行、道教的なもの)と、伝来した仏教の考え方とが混在しています。亡くなった人はお釈迦様や阿弥陀様の元に旅立ち仏様になると考え(陽)ながらも、死者を忌むべきケガレ(陰)として塩をまいて祓うなど、矛盾しているような事がたくさんあるのが日本です。雨も墓地も陰です。そもそも雨はハレ(晴れ)ではありません。しかし逆に雨のことは豊穣の雨とも、恵みの雨ともいって有り難くいただく事があるのも事実。お墓についても、ケガレを納める場所でありながら、ご先祖は氏神として子孫繁栄を温かく見守るという聖地でもあります。そのため、迷信とは言いませんがあまり悪い方ばかりに考え過ぎない方がいいかもしれません。悪い方向に考えることそれ自体が「陰」の考え方とも言えるからです。亡き人を偲ぶ気持ちや先祖供養は「陽」「ハレ」です。ひょっとすると、雨で滑って危険ということを古くからの知恵として「雨の日はお墓参りは避けた方がいい」となったのかもしれません。ご先祖様は雨の日でもお参りしてくれることは嬉しいはずですが、滑って転んでしまうときっと悲しまれると思いますので、くれぐれも足元にはご注意お願いします。ただし、地域での習わしや、家ごとの習わしなどもあります。そういった際は、親類のみなさんや、家長や年長者のお言葉に従うのが一番ではないでしょうか。

 

さて、お盆が過ぎてお彼岸を迎えようという供養の季節です。暑い日が続きますが体調に気を付けてお過ごしください。

 

・石材店スタッフのブログ 暑さと戦うヒマワリ

2023年7月28日 金曜日

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、首都圏にて墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

本日は、本社の総合受付SSさんからの記事になります。以下本文↓

 

梅雨が明け、夏本番となりました。

ご来店いただいたお客様に少しでも和んだお気持ちでご見学頂くべく
5月下旬にヒマワリの種を旧中山道沿いのスペースに植えて成長を楽しみにしてまいりました。

しかし今年の暑さは異常なようで、芽吹いたヒマワリたちが枯れて姿を消してしまいました。
数か所植えましたが、生き延びているのは1本だけ…

成長もゆっくりで、まだまだ小さいこの1本を大切に育てようと思います。

夏の代名詞であるヒマワリすら枯れてしまう今年の暑さです。
お墓のご見学やお墓参りの際は、どうぞ暑さ対策にお気を付けください。

今はお盆も近い供養の季節です。お墓さがしをしているという方、お墓の修理やリフォーム、お墓を建てたいという方は、是非ご来店くださいませ。店舗の入り口で若いヒマワリがお客様のご来店をお待ちしています!

大塚本社 地図 map

 

・石材店スタッフのブログ 西蔵院様の寺院内改革の取り組み

2023年7月11日 火曜日

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、首都圏にて墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

本日は、本社の営業ASさんからの記事になります。以下本文↓

 

今回は伊奈町の西蔵院様の話題です。

西蔵院様では、2年前に現住職に代わり、檀家様が使いやすいように寺院内の改革に取り組んでいます。

初めに、水屋を使いやすく新調し、ごみ置き場や古くなった塔婆置き場を作りました。

そして今月、客殿の入口にスロープと専用扉を新設し、バリアフリー化にも取り組んでいます。

↓スロープを作り、手すりを設置して

西蔵院様はバラ園で有名な伊奈町制記念公園に隣接し、ニューシャトル羽貫駅からも歩ける立地にあり、檀家様からも広く支持されているお寺です。

先代住職も檀家様の利便を考え、後々必要になることを見越して永代供養墓を建立するなど、進化し続けるお寺様です。

是非一度ご見学くださいませ。

※西蔵院さまの墓地情報のページはこちら。

※埼玉県の霊園一覧ページはこちらをご覧ください。

 

 

・ドイツのお墓

2023年6月19日 月曜日

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、首都圏にて墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

本日は、大塚本社のWKさんの記事になります。以下本文↓

 

ドイツのお墓

ドイツの墓地の魅力は、多様性と美しさにあります。農村地帯には伝統的な墓地があり、都市部には大きな記念碑が立ち並ぶ近代的な霊園もあります。また、ドイツでは命は自然に還るという考えのもと自然の中で眠ることを望む方が多く、「森の墓地」が人気となっています。森の墓地には、森の中に墓石を建てる森林墓地と、森の木を墓標として用いる樹木葬墓地(埋葬林)があります。

ドイツの宗教
カトリック(27.2%)、プロテスタント(24.9%)、ユダヤ教(0.1%)(連邦統計庁)
旧東ドイツ(ドイツ民主共和国)エリアではかつての宗教弾圧ため、ほとんどの方が無宗教のようです。
ドイツでは他にも、仏教徒、シーク教徒が存在します。
現在の火葬比率は上昇傾向にあり60%を超えています。

 

ミュンヘンの「森林墓地」

Waldfriedhof:ヴァルトフリートホーフ

ドイツの著名な芸術家や知識人などが眠っている広大な墓地。この森林墓地の一角に、世界的な児童文学者ミヒャエル・エンデの墓石もあります。
※ミヒャエル・エンデ(1929~1995年)日本で大変人気のある「モモ」「はてしない物語」の作家。


深い森の中に墓地が溶け込んでいる印象です。


ゲルマン民族は、樹木に魂が宿ると考えのもと森を敬う信仰があるそうです。
木々の香りが感じられる森の聖地です。

 

ミュンヘンには、大きく分けて東西南北4つの墓地と郊外に上記の森林墓地があります。
以下は北墓地です。

北墓地(Nordfriedhof):ドイツミュンヘン


ミュンヘンの市街地の北にある整然とした墓地です。


建物内は壁墓地となっております。

 

近所にあった墓石店


故人の思い出や趣味・好みに沿ったオリジナルのデザインや
職人技が見られる美しい彫刻が印象的です。

 

日本初の公園墓地「多磨霊園」(令和5年4月に開園100周年を迎えた)は、ドイツの公園墓地(オールスドルフ墓地:ハンブルグ)をお手本にしたという歴史があります。

 

『樹木葬墓地について』

特に最近は新しいスタイルの「樹木葬墓地」が人気を集めています。

2001 年に民間企業のフリードヴァルド社が公営の樹木葬墓地を運営するという形で、ラインハルトの森(国有林)に誕生しました。今では、各州の国有林や市長村有林、教会有林にも広がり全国で多数の樹木葬墓地がつくられ、ドイツ人の5%以上が樹林墓地を選んでいると言われます。

これは、森にある木を墓標(簡素な金属製のネームプレートを幹に釘うち)とし、木の下に土の中で分解される骨壺に入れた遺骨を埋葬するというもので、自然の「木を買う・木を選ぶ」スタイルで、1本の木に複数の人が埋葬されることもあります。※日本の樹木葬は、墓石の代わりに「木を植える」という考えが多いです。

ドイツ人にとって森はとても身近で、たくさんの人が森の中を散歩します。墓の森(埋葬林)とはいえ普通の森と変わらず、散歩していても墓地というイメージはありません。また、専門家(森を管理する「森林官」)によって森の管理がされますので墓樹のケアを心配する必要もありません。

 

※関連記事
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・フィリピンの霊園のご紹介
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