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墓石の文字」カテゴリーアーカイブ

・忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社

2014年2月14日金曜日 雪

今日はバレンタインデー。そして大雪になりました。ホワイトバレンタインですね。弊社大塚は墓石や霊園を取り扱っている会社なのですが、明日明後日にお墓参りなど墓地に行く予定のある方はこちらをご覧ください→先週の墓地の様子。対策を立ててお気を付けくださいませ。雪の日の墓参り、可能ならば別の日にするというのもありかと思います。

ところで本日は、埼玉県行田市にあります鷺栖神社(さぎすじんじゃ)をご紹介いたします。

忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 DSCN2860

ここは、戦国時代後期の忍城の水攻めの石田堤の一部として使われたと言われている神社です。石田堤については以前書きました記事(のぼうの城に登場した土堤、石田堤に行ってきました)がありますのでご興味ありましたら読んでみてください。

場所はJR高崎線の行田駅からほど近い、旧元荒川が蛇行する地域にあります。JR高崎線と上越新幹線に挟まれたこのあたり(門井町、棚田町、壱里山町など)は旧元荒川が大きく蛇行しているため、行田市と熊谷市と鴻巣市(旧吹上町)とが入り組んでいる地域です。

神社の隣にある公民館の住宅地図です。

忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社DSCN2850 忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社DSCN2852

決して巨大な神社というわけではありませんが、隣に立派な公民館もあり、とてもよく整備され維持管理されている佇まい美しい神社です。

忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 DSCN2859 忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 DSCN2861 忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 DSCN2862

↓こちらの記念碑を読んでみますと、元々元荒川の土手、堤防の上に築かれた神社だったようです。場所的にもその社殿の建つ土盛りの高さからも頷けます。江戸時代までま鷺巣大明神と呼ばれていたのですね。主祭神は日本武尊です。

忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 DSCN2863 忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 DSCN2864

現在の社殿は、平成三年十二月に完成したものになります。

忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 DSCN2868

↓合祀されている伊奈利神社です。おいなりさまですね。

忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 伊奈利神社 DSCN2866

↓こちらは山神社。

忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 山神社 DSCN2865

↓塞神社です。

忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 DSCN2853

こちらには道祖神さまもいらっしゃいます。

忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 DSCN2854 忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 DSCN2855

かろうじて「塞神」の大きな文字が読み取れました。

忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 DSCN2857 忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 DSCN2858

さてこの鷺栖神社、さきにも申し上げましたが、忍城への水攻めの際の堤防として使われたようで、実は今回はその「堤の面影は残っているのか?」ということを主に観察に来たのですが・・・残っていました面影!

右の道路と社殿の高さまでの間に法面、土地の高さを認められます。2メートルくらいでしょうか。

忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 DSCN2869

参拝者のための石段はしっかりと作られています。高低差を確認できます。

忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 DSCN2870

見上げると、結構な高さに感じられます。

忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 DSCN2871

今度は逆に、社殿の高さから道路を見下ろしてみると・・・

忍城水攻 石田堤 行田市 鷺栖神社 DSCN2867

こんな感じの高低差を認められます。

400年以上という長い時間を経る間に元荒川の整備や、荒川の掘削開削による大整備などがあり、鷺栖神社に連なっていた堤防はすっかり消えてなくなってしまっているようです。現在では周りはすっかり住宅地になっていました。逆に言えば、この神社があったがために堤防の名残として現在まで保存されてきたとも言えます。

↓ピンク色の丸印が鷺栖神社の位置です。

石田堤 忍城 水攻 推定 地図 行田市 鷺栖神社の場所

上越新幹線の足元に残る石田堤史跡公園や、丸墓山古墳などとともに後世に残っていってほしい遺構であり、地域の神社です。

余談ですが、行田市のこの周辺からは、墓石・墓地をご紹介している弊社としてはさきたま霊園(のぼうの城に縁があります)や鴻巣霊園、また東松山の森林公園昭和浄苑をお勧めすることができますので、墓地や霊園にご興味のある方もお気軽にお問い合わせください。

———

参考記事

・のぼうの城に登場した土堤、石田堤に行ってきました

・のぼうの城に登場した丸墓山古墳 さきたま古墳公園 石田堤 その①

・のぼうの城に登場した丸墓山古墳 さきたま古墳公園 石田堤 その②

 

※埼玉県の霊園一覧ページはこちらをご覧ください。

・大塚古墳 国道16号沿い、さいたま市にあります

2014年2月3日 くもり

本日は節分。節分にまつわる記事としては以前、このような記事を書きました↓

・不動ヶ岡不動尊 總願寺 初詣に行ってきました

・恵方巻、今年の恵方は東北東!お墓の方角は?

さて、節分同様に、いにしえの昔からまつわる話として、今日はさいたま市西区の国道16号沿いにあります古墳をご紹介いたします。

国道16号に「大塚古墳」という交差点があります。

方墳大塚古墳 DSCN3296- 方墳大塚古墳 DSCN3297-

位置的には、JR西大宮駅のすぐ近くで、国道17号の宮前ICを川越方向に向かったところにあります。指扇交差点も近いです。

大塚古墳というこの交差点名は以前から目にはしていたのですが、実際に探検するのははじめてです。弊社の名前も大塚。そして会社のロゴマークは古墳をイメージしたカタチになっておりますので、これはいつもでも放っておくわけにはいかない!ということで今回初見学になりました。弊社大塚のロゴマークは、このページの左上をご覧ください。緑色の前方後円墳をイメージしております。大きなお墓=大塚なのです!

さて、この交差点を南に曲がるとJR川越線の踏切があるのですが、その踏切の手前に大塚古墳はあります。

方墳大塚古墳 DSCN3305

↑右手奥に踏切があるのがわかりますでしょうか。その踏切側からは↓このように見えます。そして案内板と石碑が建っています。

方墳大塚古墳 DSCN3300 方墳大塚古墳 DSCN3299 DSCN3310

方墳とは、四角い古墳ということ(丸い古墳は円墳)。

方墳大塚古墳 DSCN3302

案内板にはこう記されています↓

 

埼玉県指定史跡 方墳大塚古墳

所在地 大宮市(現さいたま市)大字指扇三七〇八番地の一

指定 昭和33年3月20日

方形に土を盛り上げていることから、古墳時代の墳墓の一形態である方墳と考えられています。

規模は、底辺で21mと25mの方形で、高さは約4mあります。

発掘調査が行われていないので、埴輪の有無や内部のようすはわかりません。以前は周辺にも小古墳があったといわれています。

埼玉県内の古墳は、円墳が多く、古墳は数が少なく貴重です。

平成8年3月

埼玉県教育委員会

大宮市教育委員会

方墳大塚古墳 DSCN3301

案内板の足元には、馬頭観世音さまが二体いらっしゃいました。

以前は周辺にも古墳がいくつかあったということですが、今ではすっかり住宅地です。

古墳の裏側にまわってみると・・・

方墳大塚古墳 DSCN3306

フットサル場があります!そしてそこから古墳を振り返ると・・・

方墳大塚古墳 方墳大塚古墳 DSCN3308

古墳越しに右側に16号沿いのマルエツさんが見えます。

ちなみにここ大塚古墳からは、公園墓地彩の恵や、やすらぎの杜さいたまメモリアルパークも遠くありません。

身近にある昔ながらの古墳。今日節分の日に昔ながらの慣わしとともに記事にしてみました。

※埼玉県の霊園一覧ページはこちらをご覧ください。

・自分のルーツ、先祖を調べる

2014年1月29日水曜日 晴れ

先日、現在大人気上映中の邦画「永遠の0」を見てきました。途中、目頭が熱くホロホロと涙流さずにはいられない映画でした。小説も読んでいたこともあってか、すんなりとストーリーが頭に入ってきましたが、おそらく映画のみの初見の方でも安心できる、わかりやすい映画だったと思います。

この映画は、現代の主人公が特攻で亡くなったという祖父を調べるという切り口から始まり、祖父を知る様々なご老人の言葉から少しずつ祖父の人間像が浮き彫りとなっていくというストーリー。

生前の祖父を調べる方法とは、いくつかの『戦友会』に主人公の祖父である「宮部久蔵を知る人はいませんか?」という内容の手紙を出すというものだったのです。手紙を出したのは主人公の姉。そして手元にたくさんの返信の手紙が届いたという描写でした。

 

お墓や霊園を取り扱う石材店として、私達の業務にとても近いものを感じました。お墓には「墓誌」という記録媒体が装置として備わっています。自分のルーツを調べるときの一つの手段として、この墓誌を見て探すという一見アナログで時間のかかる方法ではあっても、確実な方法としてあげられます。石は情報の記憶媒体として超長期間残すことのできる媒体でもあるからです。

調べる必要がでる可能性のある事柄としては、自分の家紋(先祖代々の家紋)は何だったのか?お墓はどこにあるのか?お墓には誰が眠っているのか?などなど・・・

もちろん墓地でお墓を眺めて歩かずとも、明治以降であれば戸籍が残っていますし、お寺や仏壇に過去帳が残っているような場合は、そこで調べることで解決する場合も多いと思いますし、親類縁者がいれば、もっと手っ取り早いかもしません。

さらには墓地に管理者がいるような場合なら、自身の目で見て歩かずとも、管理事務所やお寺なら住職が調べてくれる可能性もあります(が、近年は個人情報保護の観点から教えてくれない場合も考えられます)

明治より前、江戸期以前のご先祖様を調べたく、今となっては当時を知る縁者もいなくて、過去帳は戦災で燃えて今はない。

そんなとき、ひょっとしたらお墓の墓誌に刻んである情報がヒントになるようなこともあるかもしれません。

 

 

映画の感想として、とても感じ入ったのが、戦争で亡くなった祖父のことを深く記憶している方々が何人もいたということ。世代と時代を超えて、現代の若者である主人公の胸に祖父を知る人たちの言葉が深く重く響きます。

私たちの日常に照らし合わせてみると、可能ならば存命のうちに、間に合わなくとも故人を知る人と話をしてみるというのも、人と人をつなぐご縁や、故人を偲ぶ供養になるのではないでしょうか。人間性を知ることで、ただの「知人」「縁者」がリアルな人間として改めて目に浮かんでくることもあるのかもしれません。永遠の0のように。

映画「永遠の0」を見終わった後、個人的に気になってしまったのが、若くして亡くなった祖父のお墓は今どうなっているのか?(現在の主人公の姓は「宮部」ではなく諸事情により「大石」。)小説も映画もどちらも戦後のシーンで一言だけ「お墓」という言葉が登場しました。

が、物語の上では、現在のお墓については不明なままでした(^_^;)

戦時中、外征で亡くなった方は「遺骨がない」という方も多かったと思います。

永遠の0での祖父のお墓が物語のその後、きちんと供養され続けられることを祈ります。

 

 

・墓石に歌詞を刻むには

まず、楽曲の歌詞を使用するには「著作人格権」と「著作財産権」と呼ばれるふたつの権利をクリアしなくてはなりません。

「著作人格権」とは、その歌詞を作詞した作詞者やアーティストといった権利者、またはそれらから著作権の管理を信託された団体が有する権利で、「著作財産権」とは著作人格権者から信託を受けて作品の利用者に対する利用許諾や著作権侵害の監視を行っている団体(JASRAC〈日本音楽著作権協会〉が代表的)が有する権利のことです。ここではJASRACが管理する楽曲の使用について説明します。

 

著作権を有する楽曲の歌詞をお墓に刻むための手順(JASRACの場合)

①使用したい歌詞の著作人格者に連絡して、使用の許諾を得る。それぞれの楽曲の著作人格者は、JASRACのホームページで確認できる。

②著作人格者の許諾を得た後、著作財産権の管理者であるJASRAC出版課に連絡し、楽曲の使用許諾申請に必要な所定の用紙を取り寄せる。

③楽曲の使用許諾申請の用紙に必要事項を記入し、JASRAC出版課に提出。許諾に必要な料金として、18,900円(消費税5%込)を支払う。

 

ちなみにJASRACに支払う料金18,900円(消費税5%込)は歌詞の一部使用、全部使用に関わらず、一律に決められた金額なので、墓碑に刻む歌詞の分量によって、金額が上下することはないということです。

 

 

(六月書房 霊園ガイド2013下半期号 より抜粋)

 

 

より詳しくは、下記問い合わせまでお気軽にご相談・ご質問ください。お墓ディレクター有資格者(石産協)やお墓相談員(全優石)など専門の知識のある者が丁寧にご対応させていただきます。

お問い合わせ、お越しの際はこちら → お墓無料相談窓口

お問い合わせ番号 0120-36-1217(代表)

 

 

・伝源経基館跡(鴻巣市)

2014年1月23日

今日は「源経基(つねもと)館跡」に行ってきた写真を記事にしてみます。

源経基館跡は鴻巣市の大間にあるのですが、鴻巣高校のすぐ隣、荒川の土手のすぐ近くにある史跡です。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2788

源経基というは、清和天皇の皇子貞純親王の子で、親王の第六子にあたることから六孫王(ろくそんのう)と称した。弓馬の道に長じ、武勇を持って知られた。源姓を賜って源朝臣を称したが、武蔵介となって関東に下り、この地に館を構えたと伝えられている。

と埼玉県と鴻巣市の連名での案内板に書いてありました。

源平合戦や鎌倉幕府の源氏の大本がこの源経基。清和天皇の血を受けているので清和源氏とのちのちに呼ばれることとなります。源頼朝や源義経の八代前の方です。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2789

この館跡は、ここ大間では城山と呼ばれていたようで、およそ90m四方の正方形に近い形状をしています。

道路を挟んだ西側には農耕地が広がっており、その向こうには中学校のグランドと荒川の土手が見えます。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2791

館跡を外から見ると、とても鬱蒼とした森に見えます。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2795

しかし、一歩踏み入れると、予想外に歩きやすい林になっていて、逆に木々に癒されました。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2796

入口から入ってすぐ、一段土が盛ってあり、その上(館の中)は平らな土地が広がっていました。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2797

まっ平らです。ここに源経基の居館の建物が広がっていたんでしょうね~

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2798

内部の平坦地を囲むように土塁が三方をめぐっています。土塁の中でも一段と高い場所に何やら石碑が立っています。↓この写真の左上。館跡の北西に位置しています。矢倉でも建っていたのかもしれません。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2799 伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2800

↑六孫王経基城址とあります。その足元には「遺跡基準点 NO.1 鴻巣市教育委員会」とあります。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2801

↓石碑の裏側です。大間村だったことと、城山と呼ばれていたことと、江戸時代には林大学頭の采地だったということがわかります。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2804 伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2806

石碑から東を向くと、右側に広がる平坦地と、東に続く道のような土塁と、左手には掘割が確認できました。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2807

土塁から内部の平坦地を眺めると、結構高低差があるのがわかりました。手前の土塁と奥の平坦地の高低差わかりますでしょうか?↓

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2808

↓土塁からは鴻巣高校も少し見えます。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2810

掘割に下りる階段を発見。お堀の向こうは高校のグランドです。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2811

ふと足元を見るとドングリがたくさん。椎の木の林なのですね。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2812

お堀に下りてみました。土塁結構高いです。右手のフェンスは高校です。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2813

反対側の東側をみると、館跡の北西角が折を描いて完全な90度の角になっていないことがわかります。写真だとわかりにくいですが、谷間になっている道がクランク状にジグザグになっています。

DSCN2814

東辺の土塁に上がってみると、またもや基準点発見。今度はNO.2です。

DSCN2815

土塁の道をさらに進みます。↓このあたりは南辺になります。右側が館跡内部の平坦地です。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2816

平坦地に西日が差しこんで、とてもいい感じの雰囲気をかもしだしています。ご近所の方はお散歩でここにこれるのがうらやましいくらいです。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2817 伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2818

ゴミは持ち帰りましょう。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2819

とても気持ちの良い林でした。

一番西側に戻ってきました。土地が三段になっています。左手前の木のある高さと、真ん中あたりにある木のある土地の高さ、正面遠くにある木のある土地の高さはそれぞれ1mくらいずつの段差があります。それぞれ門があったり、塀があったりしていたのでしょうか。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2820

道路に出ました。

伝源経基館跡 鴻巣市 史跡 DSCN2822

 

ここにこういう史跡があると知らなければ通り過ぎてしまうような館跡です。

弊社大塚の取扱い霊園の鴻巣霊園から近いので、お墓をご見学の際やお墓参りの途中などにお散歩がてら寄ることもできる史跡です。

また歴史的な場所に行きましたら記事にしてみます。

※埼玉県の霊園一覧ページはこちらをご覧ください。

・小針神社で初詣

2014年1月2日 快晴

埼玉県伊奈町にあります小針神社に参拝してきました。上越新幹線の脇にあり、埼玉新都市交通ニューシャトルの羽貫駅と内宿駅の丁度中間あたりにあります。大塚のお世話になっている西蔵院さまや西光寺さまも近く、また桶川霊園大塚本社からもそう遠くはない位置にあります。

初詣です。

大きな幟があげられています。

小針神社 初詣 幟 DSC_1565 小針神社 初詣 DSC_1567 小針神社 初詣 鳥居 DSC_1568

深い雑木林がきれいな、抜群の環境の神社です。手入れもなされているので、お散歩ついでに参拝するのもいいかもしれません。

小針神社 初詣 DSC_1570 小針神社 初詣 DSC_1572

参拝客もまだそんにな多くなく、ゆっくりと参拝できました。貸切状態のような感じで撮影できてしまいました。

小針神社 初詣 DSC_1573

立派な狛犬が奉納されています。

小針神社 初詣 狛犬 DSC_1574 小針神社 初詣 狛犬 DSC_1575

今年初めての神社への参拝です。気持ちを落ち着かせて拝礼してきました。

すると、なぜかみるみるうちに参拝客が増えてきて、あっという間に行列ができてきました。私が到着した時はタイミングが丁度よかったみたいでした。行列ができて賑わってくると、やっぱり「初詣」という感じがしてきますね!

小針神社 初詣 DSC_1576

小針神社の杜の中には、富士浅間神社や八雲神社、御嶽社や琴平神社、石神井神社と招魂社もあわせて祀られています。

庚申塔もありました。舟形でとても状態の良い庚申塔です。大切にされてきてことがわかります。

小針神社 初詣 庚申塔 DSC_1578

注連縄がかかってわかりにくいですが、宝暦十三年と彫刻されています。西暦1763年に彫られたものですね。

小針神社 初詣 庚申塔 DSC_1579

この神社は「ふるさとの森」に指定されているそうです。確かに納得できる気持ちの良い(かつ引き締まる)いい雑木林、社叢です。

小針神社 初詣 DSC_1582 小針神社 初詣 DSC_1583

上越新幹線沿いにあります。伊奈町や上尾、桶川などお近くの方は一度参拝されてみてはいかがでしょう。

※埼玉県の霊園一覧ページはこちらをご覧ください。

・動画で見る「お墓ができるまで」 採石、石の加工、字彫、据付、引渡し、開眼供養

12月18日

今日は、お墓ができるまでの動画をご紹介いたします。

お墓ができるまでの流れを、キャプション画像とあわせて簡単にご説明いたします。

お墓ができるまで-01

採石場での石の切り出しの様子です。

お墓ができるまで-採石場 02

バーナーで焼き切っています。

お墓ができるまで-採石場 03

切り出した石材は、墓石として使用するために適したサイズに切断されます。

お墓ができるまで-石の切断 04 お墓ができるまで-石の切断 05

そして水をかけながら鏡面になるまで研磨します。

お墓ができるまで-石の磨き 06

細かな個所は職人の手作業で磨きます。

お墓ができるまで-石の磨き 07

石材として整ったら検品をいたします。

お墓ができるまで-検品 08

完成図面とあわせて細部まで慎重に検品します。

お墓ができるまで-石の検品 09

石材の加工とは別に、彫刻する文字の打合せをいたします。

お墓ができるまで-商談・文字打合せ風景 10

原稿を元に、書家により彫刻文字の原稿が作られます。

お墓ができるまで-書家による文字 11

書家原稿を元に、彫刻(サンドブラスト)の準備をします。

お墓ができるまで-彫刻の準備 12

サンドブラストにより、石材に彫刻をしていきます。機械の中で手作業で行います。

お墓ができるまで-サンドブラスト 13

光のある箇所にサンドブラストがあたっていきます。

お墓ができるまで-サンドブラスト 14

細かな仕上げが必要な個所については、細心の注意を払って手作業で掘っていきます。

お墓ができるまで-細かい彫刻 15

職人による彫刻により、非常に細かな仕上がりになります。

お墓ができるまで-細かい彫刻 16

墓地現地にて、職人により据え付けられます。

お墓ができるまで-石の据付 17

完成後の開眼法要の模様です。

お墓ができるまで-開眼法要 18

 

※据付けと開眼法要は、鴻巣霊園にて撮影いたしました。植栽の多い、とても素敵な霊園です。

 

上記内容の動画はこちら→お墓ができるまで から閲覧できます。動画で見てみると、より具体的にお墓が作られる様子がわかると思います。

 

 

より詳しくは、下記問い合わせまでお気軽にご相談・ご質問ください。お墓ディレクター有資格者(石産協)やお墓相談員(全優石)など専門の知識のある者が丁寧にご対応させていただきます。

お問い合わせ、お越しの際はこちら → お墓無料相談窓口

お問い合わせ番号 0120-36-1217(代表)

 

 

・お墓・墓石 石材店選びで知っておきたい10のポイント

公営霊園や民営霊園、お寺の檀家墓地にお墓を建てようとする場合、たいていの方は「初心者」だと思います。お墓は他の消費財とちがい、「買おう」というタイミングはそうそう訪れません。一生に一度買うか買わないかです。そんな生まれて初めての体験で、思っても見なかった結末になってしまった、イメージしていたお墓と違うものになってしまった、もっとこうすればよかった・・・ということって、実際可能性としてはとても起こりがちなのかもしれません。

そんな建墓を考えられている「初心者」の方に、石材店を選ぶ際に知っておいてほしいことをお伝えいたします。次の点を頭に入れておけば、少しだけ「初心者」の域から脱することができるかと思います。

以下、どういった石材店が「より安全か?」という点に絞って、一般論ではありますが列記してみます。

 

  1. 石材店は、歴史が長い方がいい(実績のあるお店の方がより安全)
  2. 石材店は、より取扱量が多いお店の方がより安全だ
  3. 石材店は、出入りのできるお寺や霊園などの墓地が多い方がより安全だ
  4. 自前の工場で加工ができる石材店の方がより安全だ
  5. 多少はともかく、大幅な値引きをしない石材店の方がより安全だ
  6. 様々な団体に加盟している石材店の方がより安全だ
  7. 他社の悪い点を言わない石材店は安全だ(他の墓地やお寺や霊園も)
  8.  契約前の見積もり、工事前に仕上がり図をきちんと伝えてくれる石材店はより安全だ
  9. 急いで契約をしようとしない石材店はより安全だ
  10. 社員(営業マン)の笑顔がいい石材店は安全だ

 

上記を順を追ってご説明いたします。

  1. 石材店は、歴史が長い方がいい(実績のあるお店の方がより安全)

世の中の様々な商売には、専門で取り扱っている専門店と、販売を主としている販売店とに分けられると思います。石材店にも同じことが言えるのですが(後段でも改めて書きますが)、最近ではさまざまな形態の石材店が出来てきています。石材店の世界では比較的古くからあるという店(長いと数百年というお店もあります)は少なくありませんが、それでも新規参入の石材店があるのも事実です。そこで注目したいのが、石材店ごとの歴史。長く続けられているというのは、それだけ地域の方々に信頼されてきているという証拠。そして、そう長い歴史を持っていないとしても、数多くの実績があるというお店もより安心できるとお考えください。歴史は長くなくとも、着実に実績を積んで信頼を獲得してきている石材店も実際にありますので。

2. 石材店は、より取扱量が多いお店の方がより安全だ

1の内容に近いものがありますが、こちらはどのくらいの建墓件数をこなせているのかという点と、どのくらいのバリエーションのお墓をつくることができるか、ということは石材店を決める際には注目したいポイントです。お墓は基本的にはオーダーメイドがほとんどです。どの墓地がよいか、どのカタチが自分にあっているのか、どの石種でつくるといいか、どんな彫刻をほったらよいか、などなど、石材店と話を進めるにはそれぞれの段階で決定していく事項がたくさんあるのですが、より経験値のある石材店ならば、過去に近いパターンの事例を経験していたり、それぞれの長所短所を説明してくれ、こちらの選択肢にも幅が出てきます。この選択肢が少ないと、「こういったカタチでは建てられない」「このデザインと彫刻はできない」と言われてしまう可能性もあるのです。なので、店として様々な経験値を積む=取扱量の多いお店がより安全と言えるのです。

3. 石材店は、いくつもの墓地の「指定石材店」となっている方がより安全だ

お寺では、墓地に工事をすることができる石材店が決まっているところがとても多いです。これは「指定石材店」と言い、一つには「この石材店なら長くやってくれているので安心できるよ、間違いはないよ、信頼できるよ」と檀家さんに向けてお寺がお墨付きをつけてくれているということと、もう一つはそういった認められた石材店が檀家墓地を区画整備したりなど先行投資をしているのためということと、いくつもの石材店がおのおの立ててしまうと高さや形状などに墓地の一貫性がなくなるので工事ができる石材店を決めている、という理由などがあります。公営霊園はどの石材店で建てても平気なのですが、民営霊園にも同じような「指定石材店」の考え方があり、これは「その霊園をつくるために先行投資をしている石材店しかその霊園に墓を建てられない」というものになります。この「指定石材店」となるのには、長年の信頼とそれだけの企業体力がある証拠にもなります。特にお寺の指定石材店には並々なことではなれません。なので、目安の一つとしてより多くの墓地の指定石材店となっているという指標は、より安全と言えるのです。

4. 自前の工場で加工ができる石材店の方がより安全だ

1でも少し書きましたが、現在の石材店には、販売のみの石材店というところも少なからずあります。自前の工場を持っているということは、それだけの職人を抱えているということ。職人が存在する石材店と、いない石材店では、ほんのちょっとの変更などへも大きな差があらわれます。また、職人には営業マンにはない石についての豊富な経験と知識を持っているのも事実。販売だけの石材店にはない、お金にならない貴重な資源を有しているのです。自社で工場があるかどうかは、「専門店の中の専門店」、「プロの中のプロ」なのかどうか、ということになります。※ただし、昨今は自社で工場を持っていたとしても最終の加工までを中国で行っていて、墓地に据え付けることだけ日本でやる、という石材店が多くなっているのも事実です。

5. 多少はともかく、大幅な値引きをしない石材店の方がより安全だ

大幅に値引いてくれるということは、一見するととてもありがたいことに感じられます。が墓石の世界ではどうなのでしょうか。商品の価格というものは、それぞれ理由があってその価格がつけられているものです。大体の石材店では似たような金額となることが多いのですが、お客様からの要望を受けて、大きな値引きに応じてくれる石材店があるのも事実。ただし、少し考えてみてください。その値引きは何の原価を減らしているのでしょう?多くの墓石の元の石は中国からの輸入がほとんどです。その仕入れ値には大きな差はありません。お墓は、買ったら終わりというものではありません。千年に一度という震災の際には、関東でも多くのお墓が斜めになり、灯籠の頭が落ちて欠けたり等が起こり、お墓の修理や改葬なども相次いで発生しました。そうでなくとも石なので欠けてしまった部分の補修や、そして追加彫刻と納骨なども発生してきますので、メンテナンスなども含めてその後もずっと石材店とのつながりは出来ていきます。そういった長期で見た場合、お墓が壊れてきたので直してもらおう・・・と思ったら買った石材店はいつの間にかなくなっていた、という状況にはなりたくないものです。石材店自身にも堅実な経営が求められるのです。目の前の利益のため、値引きすることですぐに契約できるからとしても、大幅な値引きをする石材店はその将来に心配が残ります。値引きをしてもらうことでその場はとても喜ばしく感じるかもしれませんが、ゆくゆくは困ってしまうということも無きにしも非ず。また4で書きました通り、工場や職人を抱えていると、そうそう大幅な値引きはしにくいものです。職人を守るということは日本の文化を守り継承していくということです。可能であれば、そういった堅実で真面目な石材店に巡り合ってもらいたいものです。※ただし、そういった堅実で真面目な石材店は予算の相談にも心をこめて誠実に対応してくれるはずですので、値引きを全くしないというわけではありません。

6. 様々な団体に加盟している石材店の方がより安全だ

どういった理念の石材店なのか、を知るのに「どういった団体に加盟しているのか」という点も指標になります。石材店がよく加盟している団体としては、県レベルなどでの職人の会である石材技能士会や、全国組織の「日本石材産業協会(石産協)」や、コマーシャルなども売っている「全国優良石材店の会(全優石)」、「全国石製品協同組合」など実にさまざまな団体があります。それぞれ、職人の技術向上を目的としていたり、石材店での販売に携わる人間の知識とスキルアップを目的としていたり、全国組織による産地証明書の発行があったり、はたまた業界全体の今後について検討していたりと目的は様々です。が、こういった団体に加盟しているということは、石材店同士の横のつながりを持っているということが言えるのです。たとえば昨今は遠隔地からのお墓の引っ越し(改葬)がとても多くなっていますが、北海道から沖縄にお墓を引越しさせる場合、北海道の石材店だけではとても大変です。しかし、横のつながりによって北海道と沖縄の石材店が協力することができれば、そういった問題も、問題ではなくなってしまいます。これは実務だけではなく、知識、技術、知恵、様々な面でも言えることです。横のつながりがあるということは、表面的にはわかりにくい大きな財産がある、とも言えるのです。

7. 他社の悪い点を言わない石材店は安全だ(他の墓地やお寺や霊園も)

これは会社としての資質の問題です。販売する営業マン個人個人の話とも考えられる点ではありますし、石材店に限ったことではないかもしれません。営業マンの姿勢や資質というのは、無意識下にその企業の企業理念や社長の考え方があらわれてくるものです。他社の悪口を言うということは、逆に言えばできるだけ早くうちの契約書に記入してもらいたい、という気持ちの表れともとれます。その点、堅実で真面目な石材店はそういったマイナスな話ではなく、前向きに考えることができたりするプラスの話をする人もいるでしょう(むしろ他社をほめるような人もいるかもしれません)。お墓、石材店というのは先の長い仕事です。堅実で真面目な石材店は、お客様のことをまず第一に考えますので、何よりも契約を急がせることもありません(自分の評判の落ちるようなことは決してしません)。よく見定めてください。

8.  契約前の見積もり、工事前に仕上がり図をきちんと伝えてくれる石材店はより安全だ

大抵の石材店は、契約前にその墓所の寸法と使用する石材をもって施工する場合という見積書を出してくれるはずです。しかしながら、どうやらそういった通常ではない流れ(口約束など)で話を進められるケースもあるらしいと耳にします。「あの石材店のことは信用、信頼しているから大丈夫」といっても、見積書の提示は必ず求めるようにした方が安全です。施工工事になりますので、何らかの理由によって当初計画通り進まない場合もあるかもしれません。口約束の金額以上に膨れ上がる場合も考えられるからです。それが意図していたとしたならばなおさらです。防衛手段としてくれぐれも慎重にお願いします。また、設計図面、デザイン図についても同じなのですが、こちらの場合は金額とはまた違う次元の話で、要望をどれだけカタチにする能力があるのか、こちらの希望をどのようなデザインで提案してくれるのかという部分になってきます。お墓はオーダーメイドです。形状のデザインはどうするのか?石種(やその色)によって見え方が変わるのをどう見せてくれるのか?彫刻する内容はどのような文字でどのような書体、彫刻と石塔とのバランスはどうなのか?それぞれ施主のこだわりポイントになりますので、納得のいくデザインを出してもらってから石加工と工事に進んでもらってください。「墓石のカタチはまかせてある」という場合でも、念のため最終の図面は見せてもらうようにしましょう。もし、仕上がり図を見せてくれなかったり、もしくはあまり見せたがらない石材店でしたら、慌てず急がず、「見積書を見たい」「図面で確認したい」ときちんと要望したうえで、よくよく検討されてから進めてください。

9. 急いで契約をしようとしない石材店は、より安全だ

先述のとおり、利益優先の営業マンや利益優先の石材店は、できるだけ急いで契約を結ぼうとする場合もあります。急いで建てたいという場合はともかく、そんなに急いでいないという場合は決して急がず慌てずに契約書にサインをするのを一時止めてください。お墓は家族と親族の大切な場になるものです。可能でしたらご親族や周りの方に相談し、墓地は本当にここでよいのか、この予算で大丈夫なのか、故人の希望などはなかったかなど、十分に納得がいってからご購入に進んでください。逆に言えば、良心的な石材店は施主サイドの要望などがクリアになって、十分にご納得がすんでからでないと契約書にサインは求めたりはしませんので安心、安全です。

10. 社員(営業マン)の笑顔がいい石材店は安全だ

社風もよく、会社としての理念にも社員が納得していて、業績も悪くない・・・。そういった石材店の営業マンは、きっとよい笑顔を持っているはずです。人を大切にしている会社は、もちろんお客様の仕事も大切にします。人間というものは面白いもので、いくら作り笑いや営業スマイルをもってしていても、自分自身の環境や心の底からくる「気」のようなものは作り出せませんし、見抜かれる場合もあります。すがすがしい真心を持って接客している人の笑顔は格別なものだと思いませんか?笑顔以外でも、立ち居振る舞いや身だしなみ、言葉づかいからもわかるかもしれません。9で書いたように急いでしまうと、そういった部分を見落としてしまうかもしれません。そういったいい笑顔の営業マンに当たった場合は、「あー、ご縁というものはあるものなのだなぁ」と感じられる方もいることでしょう。社内ではどのような雰囲気だったりするのか、聞いてみるのもいいかもしれません。いい笑顔の営業マンには、いい笑顔でいる理由がきっとあるはずです。

【まとめ】

と、以上10のポイントにまとめてみました。冒頭にも書きましたが、一般論(一部私論)としての1~10のポイントですので、絶対というわけではありません。上記にあてはまる項目が少なかったとしても、いい石材店は存在いたします。10番目は半分ご愛嬌半分本気の記事ですが、どんな企業でも社員がいきいきとしているところは業績も評判も仕事ぶりも悪くないはず。

また、1~10のポイントを一言で言えば、「どんな会社なのか、よく調べてみる」ということに尽きるかと思います。今の時代、ウェブで確認する方法もありますし、お知り合いにその石材店で建てた方がいるならば評価を聞いてみてもいいでしょう。地域に根差している石材店の場合、案外知り合いがみな同じ石材店でお墓を建てていた、なんてことも少なからずあります(都心であったり、住環境によってはあてはまりませんが)。上記1~10にあてはまらずとも、ご自身で納得のいく石材店に巡り合えた!と感じ納得がいったならば、それはそれでよいめぐり合わせなのかも知れません。そして、実際に1~10に当てはまる石材店だとしても、その会社をより深く理解してから墓づくりを依頼するということは、何も考えずに依頼するよりも、より深いお墓づくりにきっとなると思えます。

世間的には「墓石やさん」はマイナスイメージを持たれるケースもままあります。石は原価が安いから暴利をむさぼっている、墓石やには騙されないぞ、寺から名義貸しで墓地を作ったりしている・・・という話も耳にされた方もいるかもしれません。が、こつこつと真面目にやっている石材店は決して少なくありません。ほとんどの石材店は騙すようなことはしませんし、むさぼれるような利益のある業界ではないことははっきりと申し上げられます(近年は年々厳しくなってきています)。むしろ、石材店の多くは昔ながらの真面目にこつこつ型のお店ばかりです。(このあたりの話は、いつかまた別の記事にて書いてみます)

いずれにしましても、慌てることなく、じっくりと「どんな石材店なのかな?」とよく見定めてください。石材店を探されている方が、納得のいくいい石材店に巡り合えますことをお祈りいたします。

 

 

・消費税5%でお墓を建てるには、年内契約でないと間に合わない?

12月5日木曜日

いよいよ今年も一か月を切り、残すところあとわずかというカレンダーとなってきました。

以前にも記事に書きましたが、価格の変動の少ない高額商品は増税前に買うのが賢い買い物の仕方ということで、その代表例としてよくお墓と墓石が上げられています。

消費税が5%から8%になるのは、4月からです。では3月に買い物をすれば5%で大丈夫なのか?

お気づきでない方もいるかもしれませんが、その購入するものによっては3月の買い物では間に合わないケースもあるのです。

買ってすぐに持ち帰ることのできるようなものと、購入の取り決めをしてから自分のものになるのに時間のかかるものとがあります。たとえば住宅などの不動産。そしてお墓も実はそのケースに入ってくるのです。こういった時間のかかるものは「自分のものになった時」が消費税がかかるタイミングとなるのです。契約したタイミングがずっと前であっても、引渡しが26年4月を超えてしまうと、8%の税率となってしまいます。

墓石はオーダーメイド

墓石はオーダーメイド

お墓は通常、オーダーメイドです。受注生産が多く、出来合いのものを購入される方は多くはありません。家を建てるのと同じで、それぞれの購入者の家族の事情や、こだわりの墓石のデザインや形状、どの石種がいいのか、刻む文字など、じっくりと時間をかけて検討して打合せを重ね、お墓づくりを進めていくものになります。概ね平均的な要する時間は、三か月近くになります。(もっとも、墓地探しをする時間を入れるとなるともっと時間が必要な場合もあります)

 

もしお墓の建立を検討されている方が「普通にお墓をつくって、しかも消費税5%で契約したい」とお考えなら、悪いことは言いませんので急いでください。3/31までに引渡しが完了となれば5%の税率で済み、懐具合の心配もありませんが、その三か月前というと年末年始になります。どの業界もそうですが、石材業界も年末年始に動いているという工場はほとんどありません。ということは、今年のうちに、年末までに契約をしないと通常どおりのお墓づくりができなくなってしまうのです。

「お墓どうしよう・・・」となんとなくお悩みの方、もし増税前の安いうちにお墓を建てたいのであれば、お急ぎください。

では、年末年始をすぎるとどうなるのか?

ご安心ください。お墓は建てられます。そして、5%で建てる方法が実は残されているのです!

見本展示石、サンプル墓石

見本展示石、サンプル墓石

その方法とは、見本石で決める!ということです。墓地によっては、見本展示石といって完成型になって販売されている墓石もあります。しかも展示品なので値引きされている場合もあるのでお得!ただし、見本品だけあってやや高級な石材を使用している場合もあります。そして、展示品なので希望どおりのデザインかどうか?という点では、ある意味妥協しなければならなくなるケースもあるでしょう。完成型なので、あとは文字と彫刻を入れるだけですので三か月もかかりません。すぐに引き渡しになります。

 

洋型墓石1

石材店の在庫から選ぶ

石材店に在庫されている石を活用するということも考えられますが、お墓は実は墓地ごとに区画の広さがまちまちな場合が多く、また墓地や霊園ごとに墓石の高さなどのルールを設けているケースもあります。なので、在庫の石で上手にはまるケースと、はまらずに土地の形状やルールに合うように追加の加工が必要となるような場合もありますので、必ずしも「5%」で間に合うか?というと、少し心配ではありますが、間に合うケースも少なからずあります。

 

あとは、ご自身の運と石材店の状況次第といったところでしょうか。当然ながら、今お墓を建てたい人はみなさん3月までの間に、5%のうちに建てたい。ということは、3月末までの施工スケジュールがすでにびっしり!なんて石材店が多いものと考えてください。

消費税5%でお墓を建てる

いい知恵をもった石材店営業マンに出会えれば、上手に解決させてくれるかもしれません。

いずれにしても、急ぐに如かずです。

※ただし、急ぎ過ぎてもあとからいろいろと気がついたり、あーすればよかった・・・ということもありますので慎重にご検討を。

お墓をお求めの方が無事に5%のうちに納得のいくお墓が建てられますよう願っております。

 

より詳しくは、下記問い合わせまでお気軽にご相談・ご質問ください。お墓ディレクター有資格者(石産協)やお墓相談員(全優石)など専門の知識のある者が丁寧にご対応させていただきます。

お問い合わせ、お越しの際はこちら → お墓無料相談窓口

お問い合わせ番号 0120-36-1217(代表)

 

 

・津波記憶石 釜石市根浜海岸(宝来館前)

11月27日 水曜日 晴れ

釜石市根浜海岸の宝来館の前に設置されました津波記憶石です。大塚も加盟している全優石での津波記憶石第一号として建てられました。

津波記憶石 釜石市根浜海岸 宝来館前 _DSC_0776

夕暮れで少し暗くなってきましたので、あまりはっきりと撮影できておりません。見えにくくて申し訳ありません(汗)

津波記憶石 釜石市根浜海岸 宝来館前 DSC_0097 

↑こちらの画像の右上にはバーコードがあり、3.11の際の動画など詳しい情報を見ることが出来ます。

↓ピントがあっていないため、うまく読み取れないかもしれませんが、アプリによっては読めました。・・・もう一度行くことがありましたらちゃんとした画像を撮ってきます(汗)

津波記憶石-根浜海岸-宝来館

裏側にはこのような文字が↓

企画 全優石、協力、協賛、製作、デザインとお骨折りいただいたみなさんの名前が並んでおります。

↓こちらは今回の津波で広く報道と紹介をされた宝来館。海岸沿いにあります。おかみさんのエピソードが有名です。

↓画像正面の中央にある、手すりの付いた山へ続く道まで津波があっという間に到達しました。

↓当時、急いで避難された場所である山の手すり辺りからは、このように見えます。

 

有名な動画なので見たことのある方も多いかとは思いますが、向こうの松林からこちらの山へ逃げてくる人と、それを追うように瞬時に襲い来る津波の映像は、大きな衝撃を受けました。(「宝来館 津波」と検索するとすぐに見つかります)

この宝来館は津波の避難建築物にもなっています。

まだまだ爪痕の残る根浜海岸ですが、いつの日かまた行楽客でにぎわう日が一刻も早く訪れるよう、いま自分たちにできることを考え行動しながら祈念いたします。

 

 

 

 

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