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法事と法要」カテゴリーアーカイブ

・20140205 雪の日の墓参と富士山と武甲山と筑波山

2014年2月5日 水曜日 晴れ

昨日の雪で路面が凍結しています。タイヤのスリップや滑っての転倒にくれぐれもお気を付け下さい。

弊社大塚は墓地、墓石をご案内と販売している会社です。

今日のような日のお墓参りはよりいっそうご注意ください。平坦な墓地でも凍結していれば滑りやすいですし、アスファルトと比べて石張りの参道であればなおさら注意が必要です。参道自体に滑り止めの工夫がしてあっても、凍った雪の量の方が多いような場合は参道の滑り止めは効きません。また、斜面を歩く必要がある場合もあるかもしれません。もしそれでもお墓参りやご法事があって墓前に行く必要のある場合は、平坦地以上の足元の装備と、より一歩一歩ゆっくりと踏みしめて安全を確認しながら歩くようにしてください。墓石は綺麗に角を作って削られています。万一すべって当たってしまうと大怪我となってしまいます。

どうしても今日のような日でないと・・・という状況でないならば、日を変えるのも賢明かもしれません。いずれにしましても、十分にご注意ください。

さて、そんな雪の翌朝、きっと富士山や山々は綺麗に撮影できるだろうとカメラを出してきました。まずは正面に富士山を据えて。

・20140205 雪の翌朝の富士山と武甲山と筑波山DSC_0001

昨夜の雪が屋根の上に残ってます。アスファルトの上に積もった雪もだいぶとけてきたようですが、日陰になっていて人通りの少ない箇所はまだまだ凍結しているようなので注意が必要です。

・20140205 雪の翌朝の富士山と武甲山と筑波山DSC_0002 ・20140205 雪の翌朝の富士山と武甲山と筑波山DSC_0004

雪の次の日であっても、空気中に蒸気があるからか、うすく靄がかかっているような感じがします。くっきり撮れると思っていたのですが(^_^;)

富士山の右側、秩父方面の山々も綺麗です。

・20140205 雪の翌朝の富士山と武甲山と筑波山DSC_0003 ・20140205 雪の翌朝の富士山と武甲山と筑波山DSC_0006

グラウンドのネットの向こう側に見える山々も綺麗に見えます。

・20140205 雪の翌朝の富士山と武甲山と筑波山DSC_0007

↓武甲山も真白です。

・20140205 雪の翌朝の富士山と武甲山と筑波山DSC_0008

カメラの向きを東にかえまして、画像中央に筑波山を配置。

・20140205 雪の翌朝の富士山と武甲山と筑波山DSC_0010 ・20140205 雪の翌朝の富士山と武甲山と筑波山DSC_0011

残念ながら、雪の様子はわかりませんでした。

・20140205 雪の翌朝の富士山と武甲山と筑波山DSC_0009

ピントが合っていないことに後から気が付きました。マニュアルフォーカスなかなか難しいです(^_^;)

 

 

・お墓の立地 どの地域?どんな土地?どこの区画?

2014年2月1日 晴れ

お墓さがしをされている方、お墓づくりを検討されている方は、「お墓の立地」をいろいろと模索されているかと思います。「お墓の立地」という言葉を考えてみますと、三種類の意味がそこにあると思いますのでその両方を列記してみます。

 

●どの地域のお墓にするか

この場合の地域とは、九州や関東、北海道などの「地方」という意味での地域ではなく、多くの人が「○○市近隣のエリア」などの、お墓参りしやすい場所などのエリアを指している場合が多いと思います。ご自宅から遠くない場所、御親類の集まりやすい場所などや、はたまた「海が見える場所にお墓を建てたい」という方や、出来るだけ富士山の近くで建てたいという方もいるでしょう。中には、宗派の本山のお寺に建てたいという方もいるかと思います。いずれにしても、ご本人のご希望とご親族の皆様とご相談の上ご検討されるとよいのではないでしょうか。

 

●その墓地はどんな土地にあるのか

二つ目の立地とは、その墓地や霊園のある場所がどういった土地なのかという点になります。小高い丘の上にあったり、丘の斜面を階段状に整地した墓地であったり、元々田や畑であった場所であったりと、墓地や霊園の立地は様々です。駐車場からいくつも階段のある墓地もあれば、全くの平たん地に作られた墓地の場合は全区画バリアフリーになっている場合も多いです。そのほか、水はけのよい土地なのか、もしそうでなくとも水はけのよくなる施工が施されていれば安心です。また、地盤が軟らかい土地であっても、耐震施工などが施されているという墓地もあります。また、南側に山や森林、背の高い建物などがある場合などは日の当たる時間がどのくらいあるのかなどもご見学の際に調べてみるとよいでしょう。アクセスという点からも、最寄の駅は近いのか、バスがあって車がなくても来ることができるのか、車で来るときは道路は舗装された安全な幅の道があるか、こちらも見学の際に確認したい事項になります。

 

●沢山ある墓地の中のどの区画にするのか

三つ目の立地とは、どの地域かを決め、そのエリアにある気に入った墓地や霊園を見つけた後の話になります。お寺の檀家墓地や霊園などでは、複数ある区画のなかから「どの区画にするか」選ぶというシーンが出てきます。整然と並んでいる場所なのか、地面の高低によって水たまりやコケができやすい区画ではないか、その区画までの参道は幅広く作られているか、管理事務所や駐車場からは近いか、確認したい点はたくさんあります。大きな木の枝が区画の上空にあるような場合は、落ち葉や木の実が降ってくるという場合もあります。霊園などでは、お参りのしやすい角地に人気が集まるため、角地の価格がやや高めに設定されていたりもします。いずれにしても、陽当りよく風通しも良い水はけのよい区画はおすすめです。

 

上記すべてを兼ね備えた完璧な墓地というのはなかなか見つからないかもしれません。何を優先させ、何を妥協するのか、十分にご検討ください。お墓さがしは一個人の大きな仕事であるとともに、お参りされる方であるご親族ご親類、縁者やご友人のみなさんなどたくさんの方にかかわってくる事業でもあります。可能であれば、ゆっくりと時間をかけてご相談しながらご検討いただくことが一番かと思います。がしかし、時間のないような場合でも、大切なことは何であるのかをよく絞り、ご親族と一緒によくご検討いただければ「慌てていて気が付かなかったけれど、あのときこうしておけばよかった」ということも少なくなるのではないでしょうか。

よい墓地と、よい区画に巡り合えますようお祈りいたします。

 

より詳しくは、下記問い合わせまでお気軽にご相談・ご質問ください。お墓ディレクター有資格者(石産協)やお墓相談員(全優石)など専門の知識のある者が丁寧にご対応させていただきます。

お問い合わせ、お越しの際はこちら → お墓無料相談窓口

お問い合わせ番号 0120-36-1217(代表)

 

 

・弔問・会葬の作法 その2

弔問・会葬の作法 その2 (その1の続き)

 

【通夜】

“通夜”とは、その字のとおり夜通し遺体とともに過ごすことを言います。現在では、夜通し柩を守るのは近親者に限られます。

通夜は正式な儀式ではなく、身近な親しい人の集まりなので厳密なしきたりといったものはありません。集まった人たちで、故人の人柄や思い出を語り合いましょう。

通夜振るまいなどを喪主からすすめられた場合には一口でも箸をつけるのが礼儀ですが、喪主の家族は看病疲れや、葬儀の準備など忙しいはずです。なるべく早めに切り上げるようにしたいものです。

 

“遺体との対面”は、遺族から勧められない限り控えるのが礼儀です。

対面の作法はつぎのとおりです。

① 遺体の枕元から少し下がって正座します。

② 一礼のあと、遺族が顔の白布を外したら膝をつけたまま近づきます。

③ 対面のあと、もう一度一礼して合掌します。

④ 遺族にも一礼します。(この時、「安らかなお顔で …」等の言葉をかけたいものです)

 

過去記事 弔問・会葬の作法 その1

その3に続きます)

(鎌倉新書 2分でわかる仏事の知識 より抜粋)

 

より詳しくは、下記問い合わせまでお気軽にご相談・ご質問ください。お墓ディレクター有資格者(石産協)やお墓相談員(全優石)など専門の知識のある者が丁寧にご対応させていただきます。

お問い合わせ、お越しの際はこちら → お墓無料相談窓口

お問い合わせ番号 0120-36-1217(代表)

 

 

・弔問・会葬の作法 その1

弔問・会葬の作法 その1

 

【通夜の服装】

とり急ぎ通夜の弔問にかけつける時は、平服のままでかまいません。

礼装で訪れたのでは不幸を予期していたようで、かえって失礼にです。

とはいえ、なるべく地味な服装が望ましく、男性の場合はネクタイと靴下を黒に変えても良いでしょう。

 

【葬儀・告別式の服装】

葬儀・告別式に参列の時の、一般の会葬者の服装は通常礼服です。

特に親しい間柄でない場合、男性はダークスーツ・黒のネクタイ・黒の靴。

女性は黒もしくは地味な色のスーツもしくはワンピース・黒の靴が望ましいでしょう。

男女、和洋装を問わず、黒であっても光沢のあるものは避けましょう。

 

その2 、その3につづきます)

(鎌倉新書 2分でわかる仏事の知識 より抜粋)

 

より詳しくは、下記問い合わせまでお気軽にご相談・ご質問ください。お墓ディレクター有資格者(石産協)やお墓相談員(全優石)など専門の知識のある者が丁寧にご対応させていただきます。

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お問い合わせ番号 0120-36-1217(代表)

 

 

・成人の日に冠婚葬祭(成人式、婚礼、葬儀、先祖供養)を考える

2014年1月13日月曜日 晴れ

本日は成人の日です。成人されました皆様、ご成人おめでとうございます!

成人の日は、1999年までは1月15日に固定されていましたが、ハッピーマンデー制度が導入された2000年以降、1月の第2月曜日を成人の日とすることとなりました。

昨日、今日と、振袖姿の方や、紋付き袴の方など成人式に参加したであろう方々をちらほら見かけました。市町村によって、また地域によって式典の日付は前後しているようですが、関東ではおおむね12、13、14日のいずれかに成人式が行われているようです。

成人式は「冠婚葬祭」の冠にあたります。かつては、15歳で元服し稚児髷(ちごまげ)をおろし、冠をいただく式典でありました。

冠婚葬祭と言いますと、冠が成人式、婚が結婚式、葬は葬儀、祭は先祖供養を指しています。先祖をまつるの「祭り(祀り)」です。フェスティバルという意味の祭りはそこから発展していったものです。冠婚葬祭とは、その四文字で人生で起こる様々な出来事を指しており、現在ではそれぞれのシーンでの通過儀礼とも受け止められています。

株式会社大塚は石材店、墓石店ですので、この「先祖供養」という冠婚葬祭の祭りの部分で皆様のお手伝いをしております。

現代では、成人しますと例えばお酒を飲むことができるようになり、選挙権を手にすることができます。もちろん成人式は一年に一度の式典の日のことを指おり、飲酒にしても選挙権にしても法的には誕生日より起算されていますので、「飲酒解禁日」および「選挙権解禁日」が成人式というわけではありません。

成人式は一年に一度ある、人生一度きりの通過儀礼。しかしながら今日では、「過半の同級生が20歳をすぎての同窓会」「他の大人たちからの祝福を受ける式典の日」という側面が、いつのまにか意味合いのメインになってきました。これはいつくらいからなのでしょう。元服がなくなった明治からなのか、婚礼の時期が遅くなってきた昭和からなのか、戦後なのか。精神的に成熟した大人でなくとも、成人式はやってくるようになってきました。

冠婚葬祭の冠である成人式の意味合いが少しずつ変化してきているように、それぞれの四文字も時代とともに意味合いが推移してきています。

最近では資金ゼロでの婚礼(スマ婚)や、家族のみのお葬式(家族葬)やそもそもお葬式を上げない(直葬)など、「予算をかけないようになってきている」という大きな冠婚葬祭の流れがあります。これは良いこと良くないことと一言で言いきれるものではなく、世相や実情にあわせて変化してきているものと思います。

私たち石材店のかかわる「祭」にあたる先祖供養もその大きな流れの中で同じように変化してきているのが実情。最近ではお墓を建てないという方や、散骨にするという方法、変わったところでは宇宙葬といった供養方法もあるようで、様々なニーズにあわせた先祖供養、遺骨の行先となってきています。

ただし、遺骨の行先につきましては、多様な選択肢が増えてきているにもかかわらず、やはり大多数の方は昔ながらの「墓石を建てるお墓」や「お寺の納骨堂」というような形式での先祖供養に行きついているというのも実情です。「お墓はいらないからね」「散骨にしてね」という気持ちがあっても、いざとなると「やっぱりお墓はちゃんとあった方がいいよね」となるケースです。

それが残された方の希望(やっぱり手を合わせて会いに行ける場所がほしい)なのか、ご自身の亡くなった後の遺骨の行先についての考えの変更(残る家族のことを考えたらやはりお墓をつくっておこう)なのか、他のご親類の方からのアドバイスを受けてなのか、その複合なのか、理由は様々なのかもしれません。

が、時代とともに考え方が変わってきているのは事実です。

他の冠婚葬祭とともに、お墓についての考え方もこの先どんどん変わっていくのかもしれません。

ただ、ご先祖を大切に思う気持ちは何十年何百年とたっても変わらずにいてほしいな、と感じます。過去のご先祖様たちが大切に思い代々受け継いできたものは、可能であれば次世代に受け継いでいきたい。今を生きる私たちはご先祖様と子孫を考えたとき、リレーの一員として次の選手にバトンを渡すという使命があるのではないでしょうか。

成人式も結婚式も葬儀についても同様に、人生の中の大切なシーンについてじっくりと受け止める日であり続けてほしいものです。

石材店、墓石店の大塚としては、これからも「祭」の大切さを考えていきたいと思っております。

 

 

 

 

 

・永代供養墓 合葬墓 共同墓 合同墓 合祀墓 集合墓 納骨堂

2013年1月7日 晴れ

遺骨の安置先をお探しの方の中には、永代供養墓をお探しの方も少なくありません。しかし、永代供養墓というものはどういったものなのか?永代供養墓を探す際のポイントを箇条書きにしてみますのでご参考に頂ければと思います。

(以前記事にしましたこちらもご参考まで→永代供養墓

・名前が違うと内容も違う?

永代供養墓には、似た名称の施設で合葬墓、共同墓、合同墓、合祀墓、集合墓、納骨堂・・・などなどあります。名前は違えども、機能としてはほぼ同じ内容の施設であったりします。ただ呼び名が違うだけ、という場合も多いです。しかしながら、決定的な違いのある場合もあります。遺骨を個別安置にて一定年数保管される場合と、最初から他の遺骨と一緒になってしまう場合の差もあります。また近年では永代供養墓と銘打った通常のお墓のカタチをしたお墓も徐々に増えてきました。これは「永代供養墓とはこういうものだ」という定義づけが定められていないからです。ともすると、今後はもっとさまざまなカタチでの永代供養墓が誕生していくのかもしれません。

・永代供養墓には年限がある?

「永代」と聞くと、永遠に永久にというイメージを抱かれる方もいると思います。永代供養墓においては半分そういった意味があり、半分は違っているとも言えます。お寺などの宗教法人は基本的に未来にわたって長長期間継続することを前提に様々なことを定めています。なので永代供養墓も宗教法人が継続している間は永代にわたって供養してくれます。では、年限が定めてある場合はどういったことなのか?これは、永代供養墓の納骨室の中で「個別安置」乃至は個別供養をしてくれる期間という風に考えていただけるとわかりやすいかと思います。年限が過ぎた場合は個別安置ではなくなり、他の遺骨と一緒に土に帰っていくことになります。必然的にその後は他の方々と一緒の御供養をいただくことになるわけです。年限については、各お寺様や各霊園ごとに少しずつ違いはありますが、10年間や33年間(33回忌)などを設定しているところが多いようですので、それぞれにご確認をする方がよいでしょう。

・金額はできるだけ安い方がいい?

個別の墓石を立てるタイプの永代供養墓でないかぎり、共通の施設を使用するタイプであれば価格を抑えることができるのが利点です。共通の大きな墓碑に戒名などを彫刻することができるタイプのものや、そもそも施設は一つでも中で個別安置できるようになっていたりする場合などもあるので、永代供養墓にかかる費用は千差万別です。費用の差は永代供養施設の形状や個別安置かどうか、などの点以外でも出てきます。立地です。都心に近いと比較的費用はかかる場合が多いと思ってよいでしょう。これは通常の墓石を建てるお墓を求める場合と同じで、地価や近隣の相場、需要が多いのか少ないのかなど総合的に見て費用の設定がなされる場合が多いからです(もちろんそうでない場合もあります)。確率の問題ですが、「廉価な永代供養墓は遠方になる」と思って探したほうが安全かもしれません。

・どのくらいの頻度でお参りするか?

永代供養墓を決め、納骨した後、どのくらいのペースでお参りをしそうか、ということもポイントです。大切な方を亡くしたので、できるだけたくさんお参りしたい・・・という方もいるかと思います。お参りの頻度が多くなりそうであれば、費用よりもアクセスを重視することをお勧めします。お墓参りをしたいという気持ちはお金ではかえられません。さらに言えば、より立地の良い場所であれば、やはり永代供養墓でなくとも通常のお墓を建てられてもよいのではないでしょうか。近年は廉価で魅力的なお墓も数多く販売されるようになってきています。

・管理、供養体制はどうか?

お骨を収めた後、どういった供養をしてもらえるのかも千差万別です。お寺の場合は毎日読経にて供養しているというところもあるでしょうし、霊園などの場合でも毎日きれいに清掃してくれるというところも少なくありません。こればかりは現地で自身の目で確認する必要があると思います。

以上、とりあえず思い当たるポイントになりますが、遺骨が出来て急ぎたいという場合でも、その後の長期にわたる話になりますので慌てることなく、しっかりと見定めてご検討いただければと思います。

(以前記事にしましたこちらもご参考まで→永代供養墓

 

 

※永代供養墓特集のページを見てみる

すぐに永代供養墓の資料を請求したい方はこちら→永代供養墓の資料を請求してみる

 

より詳しくは、下記問い合わせまでお気軽にご相談・ご質問ください。お墓ディレクター有資格者(石産協)やお墓相談員(全優石)など専門の知識のある者が丁寧にご対応させていただきます。

お問い合わせ、お越しの際はこちら → お墓無料相談窓口

お問い合わせ番号 0120-36-1217(代表)

 

・年忌法要について

年忌法要について

亡くなった人の祥月命日に営む追善供養の法要を「年忌法要」と言います。

祥月命日とは、亡くなった月日のことです。

 

年忌法要を営むには、まず日程や場所などを決めなければなりません。正しくは、故人の命日に営むものですが、都合によって変更しなければならない場合には命日よりも遅くならないようにしましょう。

場所は、自宅や菩提寺が多いです。自宅で営む場合には、仏壇を掃除し、仏具を揃え、線香・ろうそく・お花などを準備しておきます。もちろん、お墓も掃除しておきましょう。

お寺に連絡して日時などの相談をする際には、塔婆も用意していただける様に頼んでおきます。(※浄土真宗以外)

 

年忌法要を行う年は、以下のとおりです。

  • 一周忌:亡くなった年の翌年に営まれる、初めての祥月命日の法要です。

特に重要な年忌法要と言えます。

  • 三回忌:一周忌の翌年に営まれます。これから3年目を迎えるという意味

で“三回忌”と言います。

 

以後、命日から数えて満6年目に営まれる七回忌、同じように十三回忌、

二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌と続きます。

三十三回忌を年忌止めと言って、これで年忌供養を打ち切ることが多いようですが、五十回忌を営んで年忌止めにする場合もあります。

 

「年回忌早見表」もご用意しております。弊社スタッフまでお気軽にご相談・ご質問ください。

 

(鎌倉新書 2分でわかる仏事の知識 より抜粋)

 

 

・お墓参りで何を思うか、語りかけるか

12月28日土曜日

年の瀬も押し迫ってきました。いよいよもう四つ寝るとお正月です。

年末年始は、春と秋のお彼岸、お盆に次いでお墓参りをする方が多いのではないでしょうか。

今日は、お墓参りの時に墓前で何を思うか、語りかけるかという点をちょっと考えてみます。

 

●感謝する

墓前で手を合わせたとき、ご先祖様や亡き方、お墓に眠っている方に感謝の気持ちを心に思い浮かべるという方は多いと思います。いつも見守っていてくれてありがとう。産み育ててくれてありがとう。生前にしてもらったことについての感謝や、そもそも子孫として存在させてくれたことについての感謝などです。

 

●日頃の報告をする

おかげさまで無事に就職決まったよ。孫が小学校にあがったよ。家を建て直すことになったよ。などなど、自然に心の中で報告している、ということって多いのではないでしょうか。

 

●目標など、自分の決意を伝える

目標のあの大学に入学できるよう頑張るね。お父さんが残してくれた店を頑張って守っていくね。今度のコンテストで入賞できるように努力するね。人生に目標がある人や、強い決意を持つ時などは墓前で心の中でこういった決意表明のような会話をされる方もいるでしょう。

 

●亡き方との思いで語り

お墓で眠る人との思い出を心の中で語られる人もいるかもしれません。あの旅行は楽しかったね。結婚式でお父さんあんなこと言ってたね。よくお母さんに叱ってもらったよね。風邪をひいたときに看病してくれたよね。などなど、思いで語りをしはじめると、ついついいろんな気持ちが次々に浮かんでくるかもしれません。

 

●願い事は要注意?

若い方やお子さんにいるかもしれないのが、手を合わせて願い事を唱えることではないでしょうか。手を合わせるシーンとしては、神社やお寺に参拝した時と、仏壇の前と、いただきますごちそうさまと、そして墓前かと思います。かっちりと明文化されたものがないのがお墓参りの仕方です。手を合わせて目をつぶり心の中で何かを唱えるという部分から、神社やお寺での参拝とごっちゃになってしまっているかもしれません。宝くじが当たりますように。彼氏ができますように。など、ご先祖様やお墓で眠る人の立場になって考えてみると、きっと気持ち的に応援はしてくれると思いますが、実際に運を左右させるようなパワーを発揮してくれるのかというと、疑問が出てしまいます。「ほとけ」さまではあるけれど、阿弥陀如来や大日如来、観音様やお地蔵様ではありません。いつかは氏神様になってくれるご先祖様も、godではなく、祖霊というものではないでしょうか。ご先祖様に「ご利益」を求めるのはいかがなものでしょう。「かわいい孫の願いでも、おじいちゃんは運命を変えられないよ(^_^;)」と思われてるかも?

 

お墓参りの際に心に何を思うかについては、何が正しいということはないと思います。が、もし勘違いをしている方がいるのならば、家庭や親族の教育という意味でも確認してみて、お墓参りで何を語りかけるかについて話をしておくというのは悪いことではないでしょう。もし機会があったらお墓参りへの道すがらにでもそんな話をしてみてもいいかもしれません。

余談ですが、昨年の初詣のとき、すれちがった若いカップルさんが「このおみくじ、捨てる場所どこにあるんだろうね~」と言っていてびっくりしてしまいました。おそらくシーンとしてはおみくじを結ぶ場所を探していたのだと思います。「捨てる」という言葉にしている感覚にびっくりです。まだ若い人たちだったので、大人になるうちにいろんなことを覚えて考えて感じていくと思いますので、そんな言葉は使わなくなるかもしれません。が、他人事ながら少し心配になってしまいました。

と、ここまで書いてみましたが、私自身は宗教家でも民俗学の学者でもないので、お墓参りや神社仏閣にお参りするときに、間違ったことをしてしまってはいないか、もっともっと勉強しなきゃな、と感じております。

もし間違えてしまっていたら、ご先祖様、神様仏様、ご容赦ください(^_^;)

 

 

・卒塔婆を建てるその2

卒塔婆を建てるその2 (その1からの続き)

 

【卒塔婆は死者の供養のために建てられる】

お墓は「○○家」と刻まれており、先祖代々の供養のために建てられるものですが、卒塔婆には死者の戒名が書かれ、個人個人の供養のために建てられます。

 

【施餓鬼会と卒塔婆供養】

お盆と共に夏の行事の一つとなっているのが施餓鬼会(せがきえ)です。その際にも、卒塔婆を建てて供養を行います。地域によっては5月の連休や、年忌、百カ日の法要にあわせて行う場合もあります。

施餓鬼会 塔婆 IMG_4839

施餓鬼会の様子(法光寺)

仏教でいう餓鬼とは、いつも飢えと渇きに苦しんでいる亡者のことです。餓鬼の世界はまさしく飢えの世界で、食物があっても食べることができません。食べても喉が針のように細いので飲み込むことができなかったり、食べようとして手にすると、その食物が燃え尽きてしまいます。この様な餓鬼に飲食(おんじき)を施して救い出すのが施餓鬼です。

施餓鬼会 塔婆 IMG_5665

施餓鬼会の様子(東明寺)

自分の力でその苦しみから抜け出す術はない餓鬼にとって、施餓鬼会が唯一の救いになるとされています。施餓鬼会の法要では、お寺に設けられた施餓鬼壇(棚)に「三界万霊」と書かれた位牌を安置し、檀家の人々が持ち寄った米や野菜、果物など諸々の食物と一緒に卒塔婆を建てて、亡者を供養し、その滅罪追福を祈ります。

施餓鬼会を行い、三界万霊を供養することは、その功徳が、施主やその先祖まで及び、先祖への追善となるのです。

 

(鎌倉新書 2分でわかる仏事の知識 より抜粋)

 

 

・卒塔婆を建てるその1

卒塔婆を建てるその1

 

【卒塔婆とは仏教の世界観をあらわす】

卒塔婆(略;塔婆)には、墨で戒名とそれぞれの宗派の聖句あるいは梵字などが書かれています。死者の供養のために建てるものです。

 卒塔婆はもともと、古代インドの「ストゥーパ」という言葉を音訳したものです。ストゥーパとは、仏塔とも訳され、お釈迦様の遺骨を納めた塔のことをいいます。ストゥーパはもともとお椀を伏せたような形をしていましたが、時代をおって、仏教が中国をとおり日本にくる間に、色々な形に変化しました。日本のお寺でよく見ることのできる、五重塔や五輪塔ももとをたどればストゥーパです。

現在日本で卒塔婆と言うと、長さ1~2メートルほどの「板塔婆」のことを指します。その形は五輪塔がもとになっており、仏教の世界観が表現されています。

一番下の四角形は「地」を表しています。その上の円形は「水」を表し、その上の三角形は「火」、その上の半円は「風」、一番上の宝珠型は「空」を表しています。

仏教は「地・水・火・風・空」の5つの要素がこの世界を構成していると考えており、人間もこの5つの要素によって、生かされていると考えているのです。

五輪塔と卒塔婆

※  卒塔婆の表面には梵字や経文、戒名を書き、裏面に施主名や起塔日を書きます。宗派によって内容は異なります。また、浄土真宗のように卒塔婆を建てない習慣の宗派もあります。

五輪塔と卒塔婆 塔婆裏表

(鎌倉新書 2分でわかる仏事の知識 より抜粋)

その2へつづきます。