2016年3月4日 金曜日 晴れ
こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉県だけでなく東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、静岡にて霊園と墓地をご紹介・ご案内し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓づくりのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。
さて昨日の記事でも書きましたが、3月(と9月)は供養産業業界では彼岸月とも呼んでいます。
もちろんお彼岸があるからですが、お彼岸があるとどうしてもお墓参りについて考えが向かいやすい、お墓について想像しやすい、将来のお墓をシミュレーションしやすい、ともいえるのかもしれません。
というのも、お墓を求められるお客様やお墓の修理やリフォームのご相談は彼岸のある3月と9月が特に多いからです。
多くのお客様の目がお墓に向かいやすい時期ということですので、霊園の墓地募集の広告や、石材店の広告も多い時期になります。いや、供養産業全体で言えると思いますので、葬儀業や仏壇業などあらゆる供養業に言えることかもしれません。
ということで、前置きはこのくらいにしまして、今日3月4日金曜日に事務所に届いた折込チラシの控えがこちらです。(どさっ!)
たくさんの封筒やクラフト紙包みの中には、折込チラシの控えが各100位ずつ入っています。このほとんどが明日3月5日土曜日に新聞に折り込まれるチラシです。いくつあるのか数えませんでしたが、まぁ多いのでは?と感じています(汗)重いですもん。
この積んであるいくつものチラシは、あくまで「控え」です。新聞折り込みとして配られるチラシ印刷物は、新聞折込会社などにそれぞれ何万部という単位で準備されているわけです。発注者への控え、「印刷物刷り上がりましたからね~」という印で控えの100部くらいが届く、そう考えていただけるとわかりやすいかもしれません。なので、届いたものを新聞に入れて配る、というわけではありません。
これらは、さまざまな広告代理店や印刷会社によって、弊社のような石材店にまちまちな形状で届きます。宅配便の大きな封筒に入ってきたり、大きめの封筒であったり、場合によっては小包の箱で届く場合もあります。一つ一つを開封していくと、そこには破いた封筒やクラフト紙の山になっていきます・・・。
霊園や石材店の折込チラシはだいたい月単位で印刷をかけるケースが多いのですが、たいてい1か月ごとに紙面を変えるか、2か月か3か月で変える。というものが多いのではないでしょうか(少なくとも弊社の場合は)。
ただし、以前記事にもしましたが、霊園のチラシには大きく二通りあります。一つが参加石材店で予算を出し合いルールを定めて合同でチラシを折り込む「合同チラシ」と、もう一つが単独の石材店が自分の予算だけで自分の会社専用の霊園チラシを折り込む「単独チラシ」です。
合同チラシは1~2か月ごとに紙面が変わることが多く、単独チラシは石材店の霊園や墓地への案内計画によりますので、長期間使い続けるという紙面もあると思います。
というわけで、だいたい1か月単位でチラシ紙面は変わっていきます。
そして、墓地をお探しの方で折込チラシをご覧になられたことのある方は思い出していただきたいのですが、実は霊園募集や墓地募集のチラシは「土曜日」に新聞折込されることが多いのです。理由はいくつも挙げられると思いますが、一番は「今日は休みでのんびりできるな~。お?霊園の募集をしているぞ、時間があるし見に行ってみるか!」と一家の決裁権を持つ方が考えて行動に移しやすいタイミングが「土曜の朝に折り込まれるチラシ」を見て家を出るケースが多いからかと思います。一家の決裁権を持つ方といえばお父さんですね。お父さんの休みの日の朝の新聞折込チラシが有効!というわけです。ただし、この流れはずいぶん長い間の霊園業界の不文律でしたが、ご存じのとおり昨今は核家族化や様々なカタチの家族が増えてきていますので、必ずしも「一番いいチラシ配布作戦」なのかどうかは、じっくりと業界の知恵を出し合って考えていかなくてはなりません。
さて、話が脇にそれてしまいましたが、改めて整理してみましょう。今月は1年で一番お客様のご相談の多い「彼岸月」です。そして1か月単位ですので初週の土曜日には新しいチラシが折り込まれるわけです。
1年で一番折込チラシの多い時期の初週の前日、つまり今日が一番「控えチラシ」がたくさん石材店に届く日、計算上はそういうことになります。ですので今日のこの記事になるわけです(はい)。
というわけで今日届いたチラシを並べてみました。
机に並びきらないので、床に並べました。ほとんどのチラシがB4サイズです。よく見てみると、霊園だけでなく寺院墓地のチラシや、永代供養墓や樹木葬の内容のものもあるんです(読めないかもですが)
だいたい30くらいでした。もちろん私の手元に届くのが今日ではないチラシもありますし、手元に全てが届くというわけでもありませんので、完璧完全な全てというわけではありません。逆に、この中には明日ではない日に折り込むチラシもあります。
しかし、パッと見の印象としては弊社大塚が関係する折込チラシはこんな感じとお思い下さい。石材店によってはもっとたくさんのチラシが届く会社もいくつもありますし、販売活動をギュっと絞られている石材店もありますので、多いのか少ないのかは不明とだけ言わせてください。
傾向としては、春なのでピンク色や黄緑色が使いやすく、また霊園の墓域は広いので広い青空を効果的に使っているチラシが多いかと思います。もちろんそうでないものもありますが、大まかな方向性としてはそんな感じです。
石材店や霊園の関係の方からすると、↑このチラシ一覧の画像はそこそこ面白い画像なのではないかなぁと思います(石材店、霊園関係の方、いかがでしょうか)
さてここで大事なことを一つ。新聞に折り込まれたチラシを手に霊園見学をされる際、そのチラシが「合同チラシ」なのか「単独チラシ」なのかが重要です。複数社の石材店で販売をしている霊園の場合は「石材店を指名する」のか、「指名しない」フリーなのかが運命の分かれ道。どのチラシを手に取って現地に行くのか(もしくは持たずに行くのか)。現地でどちらかの石材店を指名するのか(もしくは指名しないのか)。とても重要なことなのです。
後から後悔しないよう、下記の記事をよく読んでから霊園現地に見学に行かれるとよいと思います!
最期に、本当に一番大切なことを・・・
弊社WEBサイトをご覧いただき霊園見学にお越しいただく際は、是非「大塚」とご指名くださいませ!(^_^)
と、お願いをさせていただいて本日の記事は終わりにします。