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お墓参り」カテゴリーアーカイブ

・自分のルーツ、先祖を調べる

2014年1月29日水曜日 晴れ

先日、現在大人気上映中の邦画「永遠の0」を見てきました。途中、目頭が熱くホロホロと涙流さずにはいられない映画でした。小説も読んでいたこともあってか、すんなりとストーリーが頭に入ってきましたが、おそらく映画のみの初見の方でも安心できる、わかりやすい映画だったと思います。

この映画は、現代の主人公が特攻で亡くなったという祖父を調べるという切り口から始まり、祖父を知る様々なご老人の言葉から少しずつ祖父の人間像が浮き彫りとなっていくというストーリー。

生前の祖父を調べる方法とは、いくつかの『戦友会』に主人公の祖父である「宮部久蔵を知る人はいませんか?」という内容の手紙を出すというものだったのです。手紙を出したのは主人公の姉。そして手元にたくさんの返信の手紙が届いたという描写でした。

 

お墓や霊園を取り扱う石材店として、私達の業務にとても近いものを感じました。お墓には「墓誌」という記録媒体が装置として備わっています。自分のルーツを調べるときの一つの手段として、この墓誌を見て探すという一見アナログで時間のかかる方法ではあっても、確実な方法としてあげられます。石は情報の記憶媒体として超長期間残すことのできる媒体でもあるからです。

調べる必要がでる可能性のある事柄としては、自分の家紋(先祖代々の家紋)は何だったのか?お墓はどこにあるのか?お墓には誰が眠っているのか?などなど・・・

もちろん墓地でお墓を眺めて歩かずとも、明治以降であれば戸籍が残っていますし、お寺や仏壇に過去帳が残っているような場合は、そこで調べることで解決する場合も多いと思いますし、親類縁者がいれば、もっと手っ取り早いかもしません。

さらには墓地に管理者がいるような場合なら、自身の目で見て歩かずとも、管理事務所やお寺なら住職が調べてくれる可能性もあります(が、近年は個人情報保護の観点から教えてくれない場合も考えられます)

明治より前、江戸期以前のご先祖様を調べたく、今となっては当時を知る縁者もいなくて、過去帳は戦災で燃えて今はない。

そんなとき、ひょっとしたらお墓の墓誌に刻んである情報がヒントになるようなこともあるかもしれません。

 

 

映画の感想として、とても感じ入ったのが、戦争で亡くなった祖父のことを深く記憶している方々が何人もいたということ。世代と時代を超えて、現代の若者である主人公の胸に祖父を知る人たちの言葉が深く重く響きます。

私たちの日常に照らし合わせてみると、可能ならば存命のうちに、間に合わなくとも故人を知る人と話をしてみるというのも、人と人をつなぐご縁や、故人を偲ぶ供養になるのではないでしょうか。人間性を知ることで、ただの「知人」「縁者」がリアルな人間として改めて目に浮かんでくることもあるのかもしれません。永遠の0のように。

映画「永遠の0」を見終わった後、個人的に気になってしまったのが、若くして亡くなった祖父のお墓は今どうなっているのか?(現在の主人公の姓は「宮部」ではなく諸事情により「大石」。)小説も映画もどちらも戦後のシーンで一言だけ「お墓」という言葉が登場しました。

が、物語の上では、現在のお墓については不明なままでした(^_^;)

戦時中、外征で亡くなった方は「遺骨がない」という方も多かったと思います。

永遠の0での祖父のお墓が物語のその後、きちんと供養され続けられることを祈ります。

 

 

・成人の日に冠婚葬祭(成人式、婚礼、葬儀、先祖供養)を考える

2014年1月13日月曜日 晴れ

本日は成人の日です。成人されました皆様、ご成人おめでとうございます!

成人の日は、1999年までは1月15日に固定されていましたが、ハッピーマンデー制度が導入された2000年以降、1月の第2月曜日を成人の日とすることとなりました。

昨日、今日と、振袖姿の方や、紋付き袴の方など成人式に参加したであろう方々をちらほら見かけました。市町村によって、また地域によって式典の日付は前後しているようですが、関東ではおおむね12、13、14日のいずれかに成人式が行われているようです。

成人式は「冠婚葬祭」の冠にあたります。かつては、15歳で元服し稚児髷(ちごまげ)をおろし、冠をいただく式典でありました。

冠婚葬祭と言いますと、冠が成人式、婚が結婚式、葬は葬儀、祭は先祖供養を指しています。先祖をまつるの「祭り(祀り)」です。フェスティバルという意味の祭りはそこから発展していったものです。冠婚葬祭とは、その四文字で人生で起こる様々な出来事を指しており、現在ではそれぞれのシーンでの通過儀礼とも受け止められています。

株式会社大塚は石材店、墓石店ですので、この「先祖供養」という冠婚葬祭の祭りの部分で皆様のお手伝いをしております。

現代では、成人しますと例えばお酒を飲むことができるようになり、選挙権を手にすることができます。もちろん成人式は一年に一度の式典の日のことを指おり、飲酒にしても選挙権にしても法的には誕生日より起算されていますので、「飲酒解禁日」および「選挙権解禁日」が成人式というわけではありません。

成人式は一年に一度ある、人生一度きりの通過儀礼。しかしながら今日では、「過半の同級生が20歳をすぎての同窓会」「他の大人たちからの祝福を受ける式典の日」という側面が、いつのまにか意味合いのメインになってきました。これはいつくらいからなのでしょう。元服がなくなった明治からなのか、婚礼の時期が遅くなってきた昭和からなのか、戦後なのか。精神的に成熟した大人でなくとも、成人式はやってくるようになってきました。

冠婚葬祭の冠である成人式の意味合いが少しずつ変化してきているように、それぞれの四文字も時代とともに意味合いが推移してきています。

最近では資金ゼロでの婚礼(スマ婚)や、家族のみのお葬式(家族葬)やそもそもお葬式を上げない(直葬)など、「予算をかけないようになってきている」という大きな冠婚葬祭の流れがあります。これは良いこと良くないことと一言で言いきれるものではなく、世相や実情にあわせて変化してきているものと思います。

私たち石材店のかかわる「祭」にあたる先祖供養もその大きな流れの中で同じように変化してきているのが実情。最近ではお墓を建てないという方や、散骨にするという方法、変わったところでは宇宙葬といった供養方法もあるようで、様々なニーズにあわせた先祖供養、遺骨の行先となってきています。

ただし、遺骨の行先につきましては、多様な選択肢が増えてきているにもかかわらず、やはり大多数の方は昔ながらの「墓石を建てるお墓」や「お寺の納骨堂」というような形式での先祖供養に行きついているというのも実情です。「お墓はいらないからね」「散骨にしてね」という気持ちがあっても、いざとなると「やっぱりお墓はちゃんとあった方がいいよね」となるケースです。

それが残された方の希望(やっぱり手を合わせて会いに行ける場所がほしい)なのか、ご自身の亡くなった後の遺骨の行先についての考えの変更(残る家族のことを考えたらやはりお墓をつくっておこう)なのか、他のご親類の方からのアドバイスを受けてなのか、その複合なのか、理由は様々なのかもしれません。

が、時代とともに考え方が変わってきているのは事実です。

他の冠婚葬祭とともに、お墓についての考え方もこの先どんどん変わっていくのかもしれません。

ただ、ご先祖を大切に思う気持ちは何十年何百年とたっても変わらずにいてほしいな、と感じます。過去のご先祖様たちが大切に思い代々受け継いできたものは、可能であれば次世代に受け継いでいきたい。今を生きる私たちはご先祖様と子孫を考えたとき、リレーの一員として次の選手にバトンを渡すという使命があるのではないでしょうか。

成人式も結婚式も葬儀についても同様に、人生の中の大切なシーンについてじっくりと受け止める日であり続けてほしいものです。

石材店、墓石店の大塚としては、これからも「祭」の大切さを考えていきたいと思っております。

 

 

 

 

 

・永代供養墓 合葬墓 共同墓 合同墓 合祀墓 集合墓 納骨堂

2013年1月7日 晴れ

遺骨の安置先をお探しの方の中には、永代供養墓をお探しの方も少なくありません。しかし、永代供養墓というものはどういったものなのか?永代供養墓を探す際のポイントを箇条書きにしてみますのでご参考に頂ければと思います。

(以前記事にしましたこちらもご参考まで→永代供養墓

・名前が違うと内容も違う?

永代供養墓には、似た名称の施設で合葬墓、共同墓、合同墓、合祀墓、集合墓、納骨堂・・・などなどあります。名前は違えども、機能としてはほぼ同じ内容の施設であったりします。ただ呼び名が違うだけ、という場合も多いです。しかしながら、決定的な違いのある場合もあります。遺骨を個別安置にて一定年数保管される場合と、最初から他の遺骨と一緒になってしまう場合の差もあります。また近年では永代供養墓と銘打った通常のお墓のカタチをしたお墓も徐々に増えてきました。これは「永代供養墓とはこういうものだ」という定義づけが定められていないからです。ともすると、今後はもっとさまざまなカタチでの永代供養墓が誕生していくのかもしれません。

・永代供養墓には年限がある?

「永代」と聞くと、永遠に永久にというイメージを抱かれる方もいると思います。永代供養墓においては半分そういった意味があり、半分は違っているとも言えます。お寺などの宗教法人は基本的に未来にわたって長長期間継続することを前提に様々なことを定めています。なので永代供養墓も宗教法人が継続している間は永代にわたって供養してくれます。では、年限が定めてある場合はどういったことなのか?これは、永代供養墓の納骨室の中で「個別安置」乃至は個別供養をしてくれる期間という風に考えていただけるとわかりやすいかと思います。年限が過ぎた場合は個別安置ではなくなり、他の遺骨と一緒に土に帰っていくことになります。必然的にその後は他の方々と一緒の御供養をいただくことになるわけです。年限については、各お寺様や各霊園ごとに少しずつ違いはありますが、10年間や33年間(33回忌)などを設定しているところが多いようですので、それぞれにご確認をする方がよいでしょう。

・金額はできるだけ安い方がいい?

個別の墓石を立てるタイプの永代供養墓でないかぎり、共通の施設を使用するタイプであれば価格を抑えることができるのが利点です。共通の大きな墓碑に戒名などを彫刻することができるタイプのものや、そもそも施設は一つでも中で個別安置できるようになっていたりする場合などもあるので、永代供養墓にかかる費用は千差万別です。費用の差は永代供養施設の形状や個別安置かどうか、などの点以外でも出てきます。立地です。都心に近いと比較的費用はかかる場合が多いと思ってよいでしょう。これは通常の墓石を建てるお墓を求める場合と同じで、地価や近隣の相場、需要が多いのか少ないのかなど総合的に見て費用の設定がなされる場合が多いからです(もちろんそうでない場合もあります)。確率の問題ですが、「廉価な永代供養墓は遠方になる」と思って探したほうが安全かもしれません。

・どのくらいの頻度でお参りするか?

永代供養墓を決め、納骨した後、どのくらいのペースでお参りをしそうか、ということもポイントです。大切な方を亡くしたので、できるだけたくさんお参りしたい・・・という方もいるかと思います。お参りの頻度が多くなりそうであれば、費用よりもアクセスを重視することをお勧めします。お墓参りをしたいという気持ちはお金ではかえられません。さらに言えば、より立地の良い場所であれば、やはり永代供養墓でなくとも通常のお墓を建てられてもよいのではないでしょうか。近年は廉価で魅力的なお墓も数多く販売されるようになってきています。

・管理、供養体制はどうか?

お骨を収めた後、どういった供養をしてもらえるのかも千差万別です。お寺の場合は毎日読経にて供養しているというところもあるでしょうし、霊園などの場合でも毎日きれいに清掃してくれるというところも少なくありません。こればかりは現地で自身の目で確認する必要があると思います。

以上、とりあえず思い当たるポイントになりますが、遺骨が出来て急ぎたいという場合でも、その後の長期にわたる話になりますので慌てることなく、しっかりと見定めてご検討いただければと思います。

(以前記事にしましたこちらもご参考まで→永代供養墓

 

 

※永代供養墓特集のページを見てみる

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・お墓参りで何を思うか、語りかけるか

12月28日土曜日

年の瀬も押し迫ってきました。いよいよもう四つ寝るとお正月です。

年末年始は、春と秋のお彼岸、お盆に次いでお墓参りをする方が多いのではないでしょうか。

今日は、お墓参りの時に墓前で何を思うか、語りかけるかという点をちょっと考えてみます。

 

●感謝する

墓前で手を合わせたとき、ご先祖様や亡き方、お墓に眠っている方に感謝の気持ちを心に思い浮かべるという方は多いと思います。いつも見守っていてくれてありがとう。産み育ててくれてありがとう。生前にしてもらったことについての感謝や、そもそも子孫として存在させてくれたことについての感謝などです。

 

●日頃の報告をする

おかげさまで無事に就職決まったよ。孫が小学校にあがったよ。家を建て直すことになったよ。などなど、自然に心の中で報告している、ということって多いのではないでしょうか。

 

●目標など、自分の決意を伝える

目標のあの大学に入学できるよう頑張るね。お父さんが残してくれた店を頑張って守っていくね。今度のコンテストで入賞できるように努力するね。人生に目標がある人や、強い決意を持つ時などは墓前で心の中でこういった決意表明のような会話をされる方もいるでしょう。

 

●亡き方との思いで語り

お墓で眠る人との思い出を心の中で語られる人もいるかもしれません。あの旅行は楽しかったね。結婚式でお父さんあんなこと言ってたね。よくお母さんに叱ってもらったよね。風邪をひいたときに看病してくれたよね。などなど、思いで語りをしはじめると、ついついいろんな気持ちが次々に浮かんでくるかもしれません。

 

●願い事は要注意?

若い方やお子さんにいるかもしれないのが、手を合わせて願い事を唱えることではないでしょうか。手を合わせるシーンとしては、神社やお寺に参拝した時と、仏壇の前と、いただきますごちそうさまと、そして墓前かと思います。かっちりと明文化されたものがないのがお墓参りの仕方です。手を合わせて目をつぶり心の中で何かを唱えるという部分から、神社やお寺での参拝とごっちゃになってしまっているかもしれません。宝くじが当たりますように。彼氏ができますように。など、ご先祖様やお墓で眠る人の立場になって考えてみると、きっと気持ち的に応援はしてくれると思いますが、実際に運を左右させるようなパワーを発揮してくれるのかというと、疑問が出てしまいます。「ほとけ」さまではあるけれど、阿弥陀如来や大日如来、観音様やお地蔵様ではありません。いつかは氏神様になってくれるご先祖様も、godではなく、祖霊というものではないでしょうか。ご先祖様に「ご利益」を求めるのはいかがなものでしょう。「かわいい孫の願いでも、おじいちゃんは運命を変えられないよ(^_^;)」と思われてるかも?

 

お墓参りの際に心に何を思うかについては、何が正しいということはないと思います。が、もし勘違いをしている方がいるのならば、家庭や親族の教育という意味でも確認してみて、お墓参りで何を語りかけるかについて話をしておくというのは悪いことではないでしょう。もし機会があったらお墓参りへの道すがらにでもそんな話をしてみてもいいかもしれません。

余談ですが、昨年の初詣のとき、すれちがった若いカップルさんが「このおみくじ、捨てる場所どこにあるんだろうね~」と言っていてびっくりしてしまいました。おそらくシーンとしてはおみくじを結ぶ場所を探していたのだと思います。「捨てる」という言葉にしている感覚にびっくりです。まだ若い人たちだったので、大人になるうちにいろんなことを覚えて考えて感じていくと思いますので、そんな言葉は使わなくなるかもしれません。が、他人事ながら少し心配になってしまいました。

と、ここまで書いてみましたが、私自身は宗教家でも民俗学の学者でもないので、お墓参りや神社仏閣にお参りするときに、間違ったことをしてしまってはいないか、もっともっと勉強しなきゃな、と感じております。

もし間違えてしまっていたら、ご先祖様、神様仏様、ご容赦ください(^_^;)

 

 

・ほくほくチーズフォンデュ

12月28日金曜日

今朝もとても寒かったです。そんな寒い日はチーズフォンデュなんていかがでしょう。

市販のチーズフォンデュのセットでしたが、とっても食べやすくて美味しかったです。

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堅めのフランスパンと相性ばっちり。ほくほくした歯触りと、お腹もほくほくになりました。

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パンで夕食って機会が少ないのですが、お腹いっぱいになるときはなるんですね~。(当たり前ですが)

私の好物の一つに加わりました!

 

そういえば、お墓で眠る故人の方々の好物は、浄土宗の住職に教わったことでは、お水と香りだとか。人は亡くなると極楽浄土へ長い時間をかけて進んでいくようで、とてもとてものどが渇くそうです。お墓にある水鉢はそのためのもの。また、暗闇でモノも見えないため、線香の香りやお花の香りが道に迷わないための道しるべになるのだそうです。

もちろん故人の好きだったものも、かわらずに好物であり続けるのでしょうね。

好きだった食べ物は、封を開けてそのままお墓に置いて帰ってしまうとカラスたちのいい餌になってしまいます。お墓で手を合わせて故人と会話したあとは持ち帰ったり、墓前で故人の代わりに召し上がってもいいとも、手を合わせた瞬間に長い旅路の故人の元に届くとも聞いたことがあります。墓地ごとにルールがあると思いますので、お寺の住職か管理事務所の方に聞いてみてください。

 

将来、私がお墓に入ったら・・・、お墓でチーズフォンデュはさすがに難しそうですね(笑)かわりに味わっておいてもらうようにお願いしておこうと思います。

 

 

・ゆとり墓地(緑地付墓地)

ゆとり墓地(緑地付墓地)

現在、新しくオープンする霊園や、新区画の販売を開始する霊園には、ほぼ例外なく「ゆとり墓地」という区画が用意されているはずです。「ゆとり墓地」とは、隣接するお墓の間に20cmほどのスペースを設けて、墓石が隣のお墓と接しないように工夫された墓所のことです。「ゆとり」のスペースに花壇を置いたり、芝生やタマリュウを植えて「緑地付き墓地」と呼ばれている場合もあります。

ゆとり墓地(桶川霊園 グリーンボックス区画)

ゆとり墓地(桶川霊園 グリーンボックス区画)

このゆとり墓地ですが、隣のお墓との間にどれくらいの「ゆとり」を設けなければならないかということに特に決まりはありませんし、お墓の左右にスペースがあっても、後ろのお墓とはぴったりと背中合わせになってしまっていることもあります。

ゆとり墓地(西上尾メモリアルガーデン バルク区画)

ゆとり墓地(西上尾メモリアルガーデン バルク区画)

背面にスペースを設けない「ゆとり墓地」では、後ろのお墓と接している部分だけが汚れたり、苔が生えたりすることがあります。「お墓の掃除がちゃんとできるから」という理由で、墓所の周囲にスペースがあるゆとり墓地の購入を希望する方もいらっしゃるようですが、背面のお掃除をすることができないとなったら、それは大きなストレスになってしまいます。

ゆとり墓地(さきたま霊園 みどり1.8㎡)

ゆとり墓地(さきたま霊園 みどり1.8㎡)

購入を検討しているゆとり墓地に、自分が求めるだけの「ゆとり」があるかどうかを、事前によく確認しましょう。特に、新規オープンの霊園で、まだお墓が建立されていない場合、ゆとり墓地の背面にスペースがあるのかどうかイメージをつかみにくいので、注意が必要です。

 

★「ゆとり墓地」のチェックポイント

●隣のお墓との間にどのくらいのスペースを設けるかは霊園によってまちまちなので、その区画の「ゆとり」は何cmであるのか確かめる。

●左右のお墓との間に「ゆとり」があっても、背後の区画のお墓とはピッタリと背中合わせになっていることがあるので注意する。

●花壇などがおいてある「緑地付き墓地」では、花や芝生の手入れに落ち度がないかどうかをチェックする。

 

 

(六月書房 霊園ガイド2013下半期号 より抜粋)

 

 

↓ゆとり墓地のある霊園を探してみる

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・新年の準備 お餅をもらいました!

12月23日 月曜日

明日はクリスマスイブ。そしてあと8日でお正月が来ます。お正月といえば、おもち!日頃おせわになっている方から、なんとつきたてのお餅をいただきました。

伸餅(のしもち)です。

お正月の準備 おもち 伸餅

二種類もいただいてしまいました(^○^)白いプレーンのおもちと、青のりのおもちでしょうか?これで今年のお正月休みもなんとか乗り切れそうです。

お正月の準備 お餅 あんころもち

あんこも手作りだそうで、とってもとっても食べやすかったんです。あまり強すぎる甘さではなく、ほんのりそしてじわーっと、胃に優しい味と風味でした。

年末年始と言えばお餅の他は、年末の大掃除と紅白歌合戦、初詣で、お屠蘇(おとそ)やお雑煮、こたつに蜜柑、昔ながらの凧揚げやはねつき(最近見かけなくなってきましたね)、そしてご挨拶回り・・・。

年末や、年始正月にお墓参りをするのを毎年の恒例行事にしているお家もあるかと思います。年末年始の時期は普段よりも多くの方がお墓参りに行かれるようです。年末にお墓参りをしてはいけない、正月にお墓参りはするべきでない、という方もいますが、実際にはお墓参りをされる方はとてもとても多いのです。

家の中に歳神様をお招きし、親類縁者にご挨拶をし、初詣ででお寺や神社に行き、ご先祖様と亡き方々にも新年のご挨拶とご報告とご供養をする。昔から当たり前だった日本の文化を大切にしていきたいですね。

などと考えながら、お餅をどういただこうかと思案しています(^○^)

 

 

・大塚本社 総合受付にある手元供養の「Soul Jewelry」ソウルジュエリー

12月21日土曜日

本日は、埼玉県上尾市にあります石材店の、大塚本社の総合受付にあります「Soul Jewelry」(ソウルジュエリー)をご紹介いたします。

大塚本社に入るとすぐに目に入ってくるのがこの「Soul Jewelry」(ソウルジュエリー)

手元供養として、遺骨を中にしまえる小さなポケットのついたアクセサリーや、写真立てにもなっている小さな骨入れなど、身に着けることができたり、ご自宅などにさりげなく置いておけたりという、様々なシーンにあわせたアイテムが「Soul Jewelry」(ソウルジュエリー)です。

大塚 「Soul Jewelry」(ソウルジュエリー) DSCN1868

以下、拡大して掲載してみます。※なお、写真は25年の写真です。金額が見えておりますが、消費税が5%の税込額としての金額になっています。26年4月以降にお求めご検討される場合はご注意ください。

大塚 「Soul Jewelry」(ソウルジュエリー) DSCN1877 大塚 「Soul Jewelry」(ソウルジュエリー) DSCN1878 大塚 「Soul Jewelry」(ソウルジュエリー) DSCN1879 大塚 「Soul Jewelry」(ソウルジュエリー) DSCN1880 大塚 「Soul Jewelry」(ソウルジュエリー) DSCN1881 大塚 「Soul Jewelry」(ソウルジュエリー) DSCN1882 大塚 「Soul Jewelry」(ソウルジュエリー) DSCN1883 大塚 「Soul Jewelry」(ソウルジュエリー) DSCN1884 

大塚本社にお越しいただければ、直接手に取ってご覧いただくことができます。

ご検討の方は大塚本社までお越しください。大塚本社は、JR北上尾駅東口から徒歩6分くらいです。中山道(県道164号鴻巣桶川さいたま線)沿いにあります。

以前掲載しました記事の、大塚本社展示場の紹介 その1大塚本社展示場の紹介 その2 もあわせてご覧くださいませ。

 

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・セキュリティが万全な霊園

セキュリティが万全な霊園

「最新のセキュリティを導入」「センサーやカメラも設置してあるので、セキュリティ対策も万全」。これは石材店がチラシやホームページなどで、自社の販売する霊園が、いかにセキュリティに優れているかアピールした宣伝文句の一部です。霊園からステンレス製の線香皿や花立が盗まれる窃盗事件の多発が問題になった頃から、このように防犯対策を強調する霊園が増えたと思われます。

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セキュリティの万全な霊園(桶川霊園)

もちろん、防犯対策に取り組むのは大事なことですが、セキュリティに気を使うあまり、利用者の不興を買ってしまうこともあるようです。

実際に、お墓参りにきていた利用者の方から「防犯カメラが設置されてから、なんとなく落ち着いてお参りが出来なくなった。霊園は個人とゆっくり語らうための場所だから、カメラを目立たないようにするなどの気遣いがほしい」という声がありました。また、「よく晴れた気持ちの良い日に、ふと思いついてお墓参りに出かけたが、休園日で入口も施錠され、スタッフもいなかったので、そのまま帰るしかなかった。お花が無駄になってしまった」といった話も耳にしました。

霊園によってはオートロックシステムの採用により、休園日でも利用者の方が園内に入ることができるように工夫されているところもあるようなので、契約の際によく確認しておきましょう。

オートロックシステムのある霊園(川口元郷聖地)

オートロックシステムのある霊園(川口元郷聖地)

 

★「セキュリティ対策万全」の霊園の注意点

●防犯のため、霊園定休日(水曜日に多い)や夕方17時以降には霊園入口が施錠され、立ち入りができないようになっていることがある。(お墓参りに訪れた人が、霊園の中に入ることすらできない)

●園内にむき出しの防犯カメラが取り付けられていると、お墓参りを覗き見されているようで不快な思いを抱く。

●防犯カメラが撮影した映像や画像が保存されている場合、プライバシーは保護されるのかどうかの不安が付きまとう。

 

(六月書房 霊園ガイド2013下半期号 より抜粋)

 

 

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・卒塔婆を建てるその2

卒塔婆を建てるその2 (その1からの続き)

 

【卒塔婆は死者の供養のために建てられる】

お墓は「○○家」と刻まれており、先祖代々の供養のために建てられるものですが、卒塔婆には死者の戒名が書かれ、個人個人の供養のために建てられます。

 

【施餓鬼会と卒塔婆供養】

お盆と共に夏の行事の一つとなっているのが施餓鬼会(せがきえ)です。その際にも、卒塔婆を建てて供養を行います。地域によっては5月の連休や、年忌、百カ日の法要にあわせて行う場合もあります。

施餓鬼会 塔婆 IMG_4839

施餓鬼会の様子(法光寺)

仏教でいう餓鬼とは、いつも飢えと渇きに苦しんでいる亡者のことです。餓鬼の世界はまさしく飢えの世界で、食物があっても食べることができません。食べても喉が針のように細いので飲み込むことができなかったり、食べようとして手にすると、その食物が燃え尽きてしまいます。この様な餓鬼に飲食(おんじき)を施して救い出すのが施餓鬼です。

施餓鬼会 塔婆 IMG_5665

施餓鬼会の様子(東明寺)

自分の力でその苦しみから抜け出す術はない餓鬼にとって、施餓鬼会が唯一の救いになるとされています。施餓鬼会の法要では、お寺に設けられた施餓鬼壇(棚)に「三界万霊」と書かれた位牌を安置し、檀家の人々が持ち寄った米や野菜、果物など諸々の食物と一緒に卒塔婆を建てて、亡者を供養し、その滅罪追福を祈ります。

施餓鬼会を行い、三界万霊を供養することは、その功徳が、施主やその先祖まで及び、先祖への追善となるのです。

 

(鎌倉新書 2分でわかる仏事の知識 より抜粋)

 

 

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