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お盆」カテゴリーアーカイブ

・お墓参りの十カ条

2015年9月3日 木曜日 曇り時々雨

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉県だけでなく東京、神奈川、千葉、群馬、静岡にて墓地と霊園をご紹介・ご案内し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

今日は「お墓参りの十カ条」をご紹介いたします。

埼玉県白岡市 全龍寺 お墓参り十カ条DSC_3271

お墓参り十カ条

1、先ず本堂のご本尊様にお参りしましょう

2、正月・春彼岸・盆・秋彼岸にお参りしましょう

3、祥月命日にはお参りしましょう

4、誕生日にもお参りしましょう

5、祝いごとがあればお参りしましょう

6、夢をみたらお参りしましょう

7、迷いがおきればお参りしましょう

8、歎きがあればお参りしましょう

9、感謝と報恩のためにおまいりしましょう

10、近くに来たらお参りしましょう

合 掌

お墓参りには「いつお墓参りすればいいの?」という疑問を持っていらっしゃる方もとても多いと思います。当ブログでも過去に「・お墓参りで何を思うか、語りかけるか」や「・お墓を建てると幸せになる? その2 心のもやもやを整理整頓できます。」という記事にてお墓参りのなぜ?どうして?について触れてきましたが、前述の看板はとてもわかりやすいですね!

お寺でのお墓参りならば、まずは本堂にてご本尊様をお参りしてからという「順番」についてや、春と秋のお彼岸やお盆、お正月、祥月命日と多くの方がお墓参りをするタイミングについてのほか、誕生日やお祝い事(進学や就職、結婚や昇進、病気の快復回帰のお祝いなどでしょうか)、夢をみたら、迷いが起きれば、歎きがあればとわたしたちの心の中の大波小波が起こったときにもお参りをするとよいと書かれています。そしてお墓にはご先祖様が眠られていますので、日頃見守ってくれていることについての感謝、ありがとうとお参りすることも書かれています。個人的には一番最後の「近くに来たらお参りしましょう」が一番わかりやすいかと思いました。遠方のお墓であっても、もし隣県などに行くことがあれば「せっかくだからお墓参りしていこう」というパターンもあるでしょうし、住まいの近くにお墓があるような場合ならば空いた時間にちょっとお墓参り、ということもごくごく自然とできるのではないでしょうか。

お墓参りは、自分の心もすっきりとするという方が多いのでご先祖様だけでなく自分の心もよろこんでくれるのではないでしょうか。

と、そんな案内看板のあるお寺さまは埼玉県白岡市にあります全龍寺さま。弊社大塚が日頃お世話になっているお寺さまです。

埼玉県白岡市 全龍寺DSC_3232

お寺の入り口を過ぎると、かわいらしい石づくりの小僧さん(なぜかKUBOTAの帽子着用)と

埼玉県白岡市 全龍寺 石の小僧さんDSC_3268

とても大きな石づくりの親子カエルが出迎えてくれます。

埼玉県白岡市 全龍寺 石のカエルDSC_3275

柴山沼や元荒川、そしてすぐ近くを流れる星川など自然豊かな環境の白岡市下大崎にある全龍寺さま。

埼玉県白岡市 全龍寺DSC_3276 埼玉県白岡市 全龍寺 本堂DSC_3234

場所はこちらです。

※全龍寺さまの墓地情報のページはこちら。

 

お墓、墓石については、下記問い合わせまでお気軽にご相談・ご質問ください。お墓ディレクター有資格者(石産協)やお墓相談員(全優石)など専門の知識のある者が石匠位認定店(全石協)として丁寧にご対応させていただきます。

お問い合わせ番号 0120-36-1217(代表)

※埼玉県の寺院墓地一覧のページここちらをごらんください。

※埼玉県の霊園一覧ページはこちらをご覧ください。

・遍照院様で盆踊り

2015年8月25日 火曜日

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉のみならず東京、神奈川、千葉、群馬、静岡にて墓地と霊園をご案内・ご紹介し、墓石の製造加工と墓地への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

今日の記事は、大塚本社の営業FHさんの記事です。以下本文↓

 

遍照院様で盆踊り

8月22日(土)に上尾市上町の遍照院様にて上町盆踊り大会が催されました。

遍照院様の盆踊り2

普段は静かな境内も、お子様の声が響きとても賑やかでした。

遍照院様の盆踊り1 遍照院様の盆踊り3

ここ遍照院墓苑はJR上尾駅(東口)より徒歩約3分という好立地にございます。
施設も充実しており、本堂でのコンサートやヨガ教室なども定期的に行っている、
とても開かれたお寺様です。

墓所も立地が良いとご好評をいただいており、残りの区画も僅かとなっております。

来月9月5日(土)、9月6日(日)の二日間に遍照院墓苑ご案内会を開催致します。

ご興味のある方は是非お早目にご見学をおすすめ致します。

 

※遍照院さま墓地情報のページはこちら

※埼玉県の寺院墓地一覧のページここちらをごらんください。

※埼玉県の霊園一覧ページはこちらをご覧ください。

 

・灯籠流しの後片付け

2015年8月21日 金曜日 曇り

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置く石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

昨日記事にしました、8月18日に上尾市の芝川で行われました灯籠流し。その翌日19日の朝、後片付けの模様です。

20150819 上尾市仏教会顧問会 灯籠流し 流灯会 翌日朝の後片付けDSC_2989 20150819 上尾市仏教会顧問会 灯籠流し 流灯会 翌日朝の後片付けDSC_2990

朝6時、川底に着底している灯篭を引き上げます。

20150819 上尾市仏教会顧問会 灯籠流し 流灯会 翌日朝の後片付けDSC_3010 20150819 上尾市仏教会顧問会 灯籠流し 流灯会 翌日朝の後片付けDSC_3014 20150819 上尾市仏教会顧問会 灯籠流し 流灯会 翌日朝の後片付けDSC_3017 20150819 上尾市仏教会顧問会 灯籠流し 流灯会 翌日朝の後片付けDSC_3031

立正佼成会の皆様が後片付けしてくれています。

美しい行事の後には、日常生活に戻るべく後片付けが必要。影働きをしてくれる方々がいるからこそイベントや催事を行うことができます。ありがたいことです。

また来年の灯籠流しも楽しみにお待ちくださいませ。

 

・2015年8月18日に灯籠流しが行われました

2015年8月20日 木曜日 曇り時々雨

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置く石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

一昨日のことになりますが、上尾市内を流れます芝川にて灯籠流しが行われました。

会場は上尾市文化センター隣接の芝川になります。

20150818 上尾市仏教会顧問会 灯籠流し 流灯会 放生会DSC_2800 20150818 上尾市仏教会顧問会 灯籠流し 流灯会 放生会DSC_2803

18時半の開始前には長蛇の列ができていました。

こちらが受付の様子。灯籠はこちらで500円で販売されています。

20150818 上尾市仏教会顧問会 灯籠流し 流灯会 放生会DSC_2787

この灯籠流しは、上尾市仏教会(上尾市内の寺院で構成)と、上尾市仏教会顧問会(檀家役員で構成)の共催の行事で、今年で30回目を迎えました。

18時半、灯籠流しの法要がはじまりました。参加される方は、お焼香をしてから灯籠を流します。

20150818 上尾市仏教会顧問会 灯籠流し 流灯会 放生会DSC_2848 20150818 上尾市仏教会顧問会 灯籠流し 流灯会 放生会DSC_2882

日没の時間ですので、どんどんと暗くなる中、灯籠がとても綺麗に水面に映えます。

20150818 上尾市仏教会顧問会 灯籠流し 流灯会 放生会DSC_2897 20150818 上尾市仏教会顧問会 灯籠流し 流灯会 放生会DSC_2917

灯籠にはそれぞれ亡き人のお名前やメッセージ、願い事などが書かれています。

20150818 上尾市仏教会顧問会 灯籠流し 流灯会 放生会DSC_2930 20150818 上尾市仏教会顧問会 灯籠流し 流灯会 放生会DSC_2933

たくさんの方で賑わいました。

20150818 上尾市仏教会顧問会 灯籠流し 流灯会 放生会DSC_2938

毎年8月18日の夕方に開催されていますので、お近くの方は是非見に来てみてはいかがでしょうか。

 

・西上尾メモリアルガーデン お墓参りの代行

2015年8月15日 土曜日 晴れ

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置く石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

お盆である今日の記事は、西上尾メモリアルガーデンの管理事務所からです。以下本文↓

 

こんにちは。

西上尾メモリアルガーデンの管理事務所より、墓苑の様子やお客様からのお言葉など、

より墓苑を知っていただける内容をお伝えできればと思っております。

 

今回は、お墓参りの代行についてです。

西上尾メモリアルガーデン お墓参りの代行2

遠方でなかなか行けない、様々な事情で行きたくても行けない方などに代わって、清掃や供花をいたしております。

最近、テレビなどでお墓参り代行会社の特集を目にする機会も増えてきました。

西上尾メモリアルガーデン お墓参りの代行3

時代の変化により、それだけ需要があるということなのでしょう。

当墓苑では、管理スタッフが心を込めて対応させていただきます。

西上尾メモリアルガーデン お墓参りの代行1

清掃代金は区画の大きさによって異なりますので、管理事務所までお気軽にご相談ください。

また、ご希望があればお線香のお供えもいたしております。

 

次回もお楽しみにしていてください。

※西上尾メモリアルガーデンの墓地情報のページはこちら

※西上尾メモリアルガーデンの永代供養墓の情報ページはこちら

※埼玉県の霊園一覧ページはこちらをごらんください。

 

・盆踊りは仏教?

2015年8月12日 水曜日 晴れ時々雨

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、首都圏にて霊園と墓地をご案内・ご紹介し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓づくりのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

さてお盆(8月盆)です。

当社大塚は石材店ですので、お墓、墓石をご紹介しておりますが、お盆にお墓参りをするという方も多いかと思います。しかし今日の話題はお墓参りについてではありません。

お盆と言えば夏の風物詩として、盆踊りがあります。盆踊りというくらいですから、お盆時期に多く行われます。さてこの盆踊り、仏教の教えからスタートした習俗、お祭りと言われていますが実際はどうなのかちょっと調べてみました。

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三省堂の新明解国語辞典によると

「ぼん おどり【盆踊(り)】盂蘭(ウラ)盆の夜に、あたりの住民が集まってする踊り。」

とあり、同じく三省堂の大辞林によると

「ぼん おどり【盆踊(り)】盂蘭盆(うらぼん)の前後に老若男女が多数集まっておどる踊り。年に一度この世に戻ってくる精霊を迎え,また送るための風習に発したもの。現在では信仰性は失われ,多くは娯楽的な踊りとなっている。 [季] 秋。」

とあります。「盂蘭盆」という言葉が出てきました。では今度はこの盂蘭盆を調べてみます。

「うらぼん【〈盂蘭〉盆】〔←盂蘭盆会ェ。「盂蘭は地獄でさかさまに ぶらさげられる苦しみを説く意」の梵語の音訳という〕(陰暦)7月15日を中心に行われる仏教の行事。いろいろの食べ物を盆に供えて、死者の冥福を祈るもの。ぼん。精霊会(ショウリョウエ)」

ということでした。やはり仏教行事のようですね。ちなみに「お盆」はというと

「ぼん【盆】一盛り付けを済ませた食器などを客の前に運ぶ、平たくて浅い道具(もとは、丸いものが普通だった。)二「盂蘭盆」の略。三盂蘭盆の時期である、中元。〔昔は七月十五日を指し、今は祭事を離れて七月中旬を指すことが多い〕「―暮れの付け届け」」 三省堂 新明解国語辞典

ということですので、盂蘭盆=お盆と考えて間違いないようです。

さて盂蘭盆は「地獄でさかさまにぶらさげられる苦しみを説く意」の梵語の音訳とあります。梵語ですのでサンスクリット語、インド発祥の思想になります。また、地獄というのは仏教でいうところの六道の一つ。お釈迦さまはこの六道の輪廻からの脱却(悟り)をめざしたわけですので、仏教よりも古い思想かもしれませんがわかりません。地獄という考え方は仏教よりも古そうです。

おそらく日本には仏教と共に地獄という考え方と一緒に盂蘭盆の習慣が伝わってきたのではないでしょうか。

 

ところが、もう少し角度を変えて調べてみると別のお話も出てきます。

ウィキペディアによると「お盆(おぼん)は、太陰太陽暦である和暦天保暦など旧暦という)の7月15日を中心に日本で行なわれる、祖先の霊を祀る一連の行事。 日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事である。」

日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事、と書かれています。ウィキペディアは一般の方が編集し補完し合うサービスのため、正確性に欠く場合も多々あるのですが、確かに日本には仏教伝来以前より祖霊信仰がありました。間違いないかと思います。

またこのようにも書かれています。

「中華文化では道教を中心として旧暦の七月を「鬼月」とする慣習がある。旧暦の七月朔日に地獄の蓋が開き、七月十五日の中元節には地獄の蓋が閉じるという考え方は道教の影響を受けていると考えられる。台湾香港華南を中心に現在でも中元節は先祖崇拝の行事として盛大に祝われている。」

インドから仏教が伝わる途中に中華文化(中国)があります。中国ナイズされた情報になって日本に伝わったのかもしれませんし、情報の行き来は何度もあったはずですので複数の情報、後世になって中国から伝わったりなどの可能性も十分に考えられます。そして日本での状況はどうだったかというと

「盆の明確な起源は分かっていないが、1年に2度、初春初秋満月の日に祖先の霊が子孫のもとを訪れて交流する行事があった(1年が前半年と後半年の2年になっていた名残との説がある)が、初春のものが祖霊年神として神格を強調されて正月となり、初秋のものが盂蘭盆と習合して、仏教の行事として行なわれるようになったといわれている。日本では8世紀ごろには、夏に祖先供養を行うという風習が確立されたと考えられている。地方や、佛教の宗派により行事の形態は異なる。」

8世紀には確立、とあります。ということは当然それ以前からあったということ。日本への仏教の伝来は6世紀と言われています。

どうやらインド(ヒンドゥー教、仏教)、中国(道教)、日本(古来からの祖霊信仰)が混ざって日本で定着したものが「お盆」と思われます。

盆踊り 櫓 a0006_002387 盆踊り 櫓 5ab72620ad9ca1d47801c0222dcbaa58_s

さて「盆踊り」。前述のとおり「お盆」はそれだけでも様々な行事の集合体のような日、期間だったようですが、そこにどうやって今のような「踊り」の要素が加わり発展したのでしょうか。

「盆踊りの世界」というサイト(http://www.bonodori.net/index.htm)があり、こちらを拝見したところ盆踊りが開花する下地として

①「風流」と「バサラ」・・・鎌倉時代(中世)に生れた「風流」と「バサラ」、永長の大田楽。

②融通念仏・・・仏教の合唱音楽である「声明」の大家「良忍」(ろうにん)を始祖とする「融通念仏」。「うた」「集団でうたう」という集団的パフォーマンスが注目(うたごえ運動)。

③踊り念仏・・・「念仏信仰」という宗教面と、「集団での踊り」という芸能、パフォーマンス面とを結びつけたもので、鎌倉時代の宗教家「一遍」が広めたことは広く知られています。
「踊り」という点で注目。※ただし、実際は空也系の踊り念仏を一遍が取り入れたと考えられている。

という以上三つの要素と段階が考えられるようです。

そして念仏がメインの「踊り念仏」から、踊りというパフォーマンスがメインの「念仏踊り」なるものに進化する地域が出てきました。当時の近畿の都市部(初見は奈良)に見られたようです。お盆の時期にも必ず行われていたという記録があるようです。この辺りが室町時代あたり(中世後期)。(「踊り念仏は、鎌倉時代には一遍上人が全国に広めたが、一遍や同行の尼僧らは念仏で救済される喜びに衣服もはだけ激しく踊り狂い、法悦境へと庶民を巻き込んで大ブームを引き起こした」ウィキペディア

そして戦国時代には「風流」が大流行します。踊り念仏もより風流なものへと進化します。風流踊りが大ブレイク。

江戸時代初期頃には盆踊りが独自のものとして独立します。主役は町衆。江戸時代前期に盆踊りが最盛期を迎えるようです。(「江戸では7月に始まり連日踊り明かしながら10月にまで続いた。」ウィキペディア

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明治時代には「しばしば風紀を乱すとして警察の取締りの対象となった。」ようです(ウィキペディア)

 

そういえば、地元のお祭りの盆踊りも必ず警察の方がいたような記憶があります。

と、いうように盆踊りの歴史をたどってみましたが、確かに仏教と言えるでしょう。そして仏教だけでなくインド土着の思想や中国の道教、日本古来の祖霊信仰、そして日本で進化した風流や熱狂的なお祭りという側面があるということもわかりました(きっとそうですよね)

しかしながら、今となっては踊る人たちに細かい理屈は必要ないかもしれません。理屈はわからずとも、千年以上前から続く「お祭り」として感覚的に体感しているのが「盆踊り」なのかもしれませんね。

盆踊り 櫓 a0006_000235 盆踊り 櫓 a1c6451ec5de132631365056fce46516_s

 

 

・埼玉県久喜市 香最寺の鬼灯(ほおずき)

2015年7月30日 木曜日 晴れ

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

先日、埼玉県久喜市六万部にあります香最寺さまに立ち寄ってみましたところ、ほおずきがたくさんなっているのを見つけました。

香最寺さまは弊社大塚がいつもお世話になっているお寺さまなのですが、ほおずき(鬼灯)は隣接する久喜聖地公苑側から見ることができました。

2015年7月 埼玉県久喜市 香最寺の鬼灯 ほおずき ほうずき 久喜聖地公苑入口DSC_2524 2015年7月 埼玉県久喜市 香最寺の鬼灯 ほおずき ほうずき 久喜聖地公苑DSC_2523

久喜聖地公苑の入り口をまっすぐ進むと、シンボルの大きな木と大きな灯篭があります。そしてさらに進んだ先には

久喜聖地公苑の梅の花150302_112617 2015年6月 埼玉県久喜市六万部 香最寺 久喜聖地公苑 墓域から見える梅の実DSC_1061 

霊苑のすぐ隣に梅林があります。

この梅林の中、ほおずきが実っていました!

2015年7月 埼玉県久喜市 香最寺の鬼灯 ほおずき ほうずきDSC_2519 2015年7月 埼玉県久喜市 香最寺の鬼灯 ほおずき ほうずきDSC_2522

なにやら視界に赤いものが入ってくるので、よーく見てみますと

2015年7月 埼玉県久喜市 香最寺の鬼灯 ほおずき ほうずきDSC_2521 2015年7月 埼玉県久喜市 香最寺の鬼灯 ほおずき ほうずきDSC_2520

立派なほおずきがたくさんあります。

ほおずきというと、盆の精霊棚に使われるのを思い出します。7月盆は終わってしまいましたが、これから8月盆の時期が来ます。

お盆のご先祖様の供養にほおずきを飾られる方は多いのではないでしょうか。

ご先祖様のご供養に、まだお墓のない方がいらっしゃいましたら香最寺の梅花霊苑はお勧めです。四季折々の表情がみられる墓苑です。

埼玉県久喜市六万部の霊園 香最寺梅花霊苑 墓域風景DSC_1114 2015年6月 埼玉県久喜市六万部 香最寺の紫陽花 本堂DSC_1088

※香最寺梅花霊苑の墓地情報ページもご覧ください。

※香最寺の永代供養墓情報はこちら。

※埼玉県の寺院墓地一覧のページここちらをごらんください。

※埼玉県の霊園一覧ページはこちらをごらんください。

 

・夏休み ―家族でお墓を考える、お墓参りや見学に行ってみる―

2015年7月20日 月曜日

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、首都圏にて霊園と墓地をご案内、ご紹介し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

今日は祝日「海の日」、夏休みシーズンに入りました。梅雨も明けたなか、各地でお祭りや花火大会などの夏のイベントも目白押しですね。

8月の終わりまで続く夏休みは、お盆などもありますので、家族でお出かけ、おじいちゃんおばあちゃんに逢いに行く、いとこ等の親戚が集まるなど「家族」を考えることのできる時間も多くなるのではないでしょうか。

実家への帰省の際には久しぶりにお墓参りなどいかがでしょう。そしてその際には是非お子さんに「自分につながるご先祖様がいて、お墓で眠っている」ということを伝えてみてください。

お墓参り1 お墓参り2

ご先祖様を自分からさかのぼって人数を数えだすと、たいへんびっくりするお子さんはとても多いのではないでしょうか。祖父母が四人で、曽祖父母が八人、そのさらに親の世代(高祖父母)は十六人・・・この人たちが一人でもいなかったら自分は生まれてこなかった・・・こう考えるととても不思議で、そして運命的なものを感じるかもしれませんね。

お墓には遺骨は数えるくらいしか眠っていないかもしれませんし、中にはまだ遺骨のないお墓もあるでしょう。しかし墓石(石塔)にはご先祖様が入っていらっしゃいます(開眼供養・魂入れなどによって)。自分たちにつながるご先祖様はたしかにお墓にいらっしゃるというわけです。

「自分の入るお墓はまだ決めていない」という方、せっかくの家族の時間です。お墓についての家族のいろんな考えや気持ちを聞いてみる時間をつくってみてもよいのではないでしょうか。普段なかなかあらたまってお墓についての話はしにくかったりするかもしれません。しかし昨今は終活という言葉もあるように、先を見越してさまざまなエンディングの準備をするということは珍しくなく、むしろそうした考えの方がとても増えてきています。

お墓について、石材店の大塚から言えることは「決して急いだり慌てたりせず、じっくりと検討した方がいいと思います」ということです。

中にはご事情があって大急ぎで必要になるという方もいらっしゃいます。が、時間的な余裕があるのでしたら様々な墓地や霊園、そして石材店を比較検討してゆっくり時間をかけて納得のいくお墓探しをお勧めいたします。あとから「あー、やっぱりああしておけばよかった」「こんなところに霊園があったことを知らなかった」等追いかけて気が付いたとしても、修正することはとても大変なことになります。

家族との時間をゆっくりととれる夏休み。家族で話し合ってみて、お手すきの時やどこかにお出かけのついでにお子さんやお孫さんといっしょに散歩がてら墓地見学などいかがでしょうか?

埼玉県比企郡鳩山町の霊園 サンヒルズ・メモリアルガーデンDSC_1240- 静岡県静岡市の霊園 メモリアルガーデン清水DSC_1721

以下、お墓探し関連の記事や本サイトのページをご紹介いたします。

 

●最近のお墓探しの方々が重要視している点は、やはり自宅からの距離と価格、どんな運営者かという点です。(※ご参考記事 ・埼玉県による「お墓に関するアンケート」の結果 )

●お墓探しをゼロからスタートしてみようという方、こちらの記事が参考になるかと思います→ ・これからお墓をつくる方へ① [墓地をもっていない人の場合]

●公営霊園は人気なのですが、首都圏では狭き門で毎年高い倍率となっています。(※ご参考記事 ・公営霊園の抽選にはずれても手段はある?落選してもできるお墓の準備 )

●公営霊園ではないとすると、寺院墓地か民間霊園ということになりますが、これは実際に調べて直接見学に行ってみないといろいろとわからないことも多いと思います。(※ご参考記事  ・霊園見学の注意点①「石材店の指名って?」  )

●「そもそもお墓って必要なの?」と疑問を感じていらっしゃる方がいましたら、このような記事がひょっとしたら参考になるかもしれません→「お墓を建てると幸せになる?シリーズ

●永代供養墓や納骨堂が気になる、という方は、永代供養墓特集納骨堂特集のそれぞれのページをご覧ください。

 

実際にお墓を探してみる

霊園墓地を探す  寺院墓地を探す

その他、疑問点やご不明点などありましたらお気軽にご質問、お問い合わせくださいませ。

 

・墓にまつわる言葉 小林一茶の俳句

2015年7月18日 土曜日 曇り時々雨

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉県だけでなく東京、神奈川、千葉、群馬、静岡にて霊園と墓地をご案内・ご紹介し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

今日は墓にまつわる言葉、小林一茶の俳句について。

 

小林一茶と言えば、庶民的で情景や豊かな俳句づくりをした俳人ですが、お墓について読んだ句もいろいろとあります。いくつか挙げてみます。

 

墓からも 花桶からも 雲雀哉

(はかからも はなおけからも ひばりかな)

お墓参りで自家の墓にたどり着くと、お墓からそして花桶からひばりが飛び立つ、という情景が目に浮かびますね。

 

梅さくや ごまめちらばふ 猫の墓

(うめさくや ごまめちらばう ねこのはか)

梅の花の頃に、猫の墓に「ごまめ(カタクチイワシの素干し)」を供えている、そんな情景が浮かびます。

 

涼風は あなた任せぞ 墓の松

(すずかぜは あなたまかせぞ はかのまつ)

暑い日の墓参でしょうか。松の木陰の涼風が気持ちよさそうな様子が目に浮かびます。

 

卯の花や 子らが蛙の 墓参

(うのはなや こらがかえるの はかまいり)

子供達がカエルのお墓をつくったのでしょうか。カエルのお墓に参っている子供達、かわいらしいですね。卯の花ですので初夏の頃でしょう。

 

末の子や 御墓参りの 箒持

(すえのこや おはかまいりの ほうきもち)

今でいうと乳幼児くらいの子を詠んだのでしょうか。おさな子ががんばってほうきを持って歩いている様子が目に浮かびます。とてもかわいらしい光景ですね。

 

あまり花 人の墓へも 参りけり

(あまりはな ひとのはかへも まいりけり)

墓参の際の仏花(供花)が余ったのでしょう。よそさまのお墓へもお参りがてらお花のおすそ分けをされたのでしょう。読み方によっては「あまり花」が人の墓に参ったとも読めますが、そう解釈したとしても小林一茶の風を感じることができますね

 

盆参り 人の墓にて 済しけり

(ぼんまいり ひとのはかにて すましけり)

江戸時代の方のなかにも、めんどくさがりな人はいたのでしょうか。自家の墓に行くことができないので、他の方のお墓で盆参りを済ましたということですが、こういったケースはたびたびあったのでしょうか。それともやはりものぐさな人のお話なのでしょうか。

 

古犬が 先に立也 はか参り

(ふるいぬが さきにたつなり はかまいり)

家族そろっての墓参にて、年老いた犬が少々はりきって先に歩いているのでしょうか。それとも「わたしについておいで」と家の物知りとして家族を先導しようとしているのでしょうか。穏やかな家族の墓参が目に浮かびますね。

 

孤や 手を引れつつ 墓灯ろ

(みなしごや てをひかれつつ はかとうろう)

みなしごが手を引かれてお墓参りをしている、そんな句なのですが、ついこの「みなしご」の境遇を想像してしまいます。亡き親の墓参りなのか、どんな心境なのか、手を引く人間がどんな人なのか。心にしみる一句です。

 

新米や あてにして来る 墓雀

(しんまいや あてにしてくる はかすずめ)

雀もやはり新米は美味しく感じるのでしょう。新米時期のお墓は、雀にとってはごちそうがたくさんある場所。小林一茶の江戸時代では、墓参にお米が一般的だったということがわかりますね。

 

いかがでしたでしょうか。実は小林一茶の俳句の中にはまだまだお墓にまつわる句はあるんですが、今回はその中からいくつかに絞って書き出してみました。

朴訥でありながら、どの俳句も心温かくなるような句ばかりです。「ほっこり」させてくれますね。お墓は家族、親族のつながりを思い浮かべさせてくれるだけでなく、亡き人を偲ぶ心温かになる場でもあります。小林一茶の句の中でもそんな心情があらわされているように思います。

また機会をみて、お墓にまつわる言葉について書いてみようと思います。

 

・七夕の短冊かざり 七夕とお盆

2015年7月1日 水曜日 雨

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置く石材店の株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

昨日、JR浦和駅の改札を出たところ、東西自由通路になっているコンコースに七夕飾りが目に入ってきました。

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たくさんの色とりどりの短冊があり、ここだけ華やいだ雰囲気になってます。

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今日から7月。もうすぐ7月7日の七夕です。

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短冊に書き込めるようになっていましたので、さっそくmy短冊を作りました。

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世界が平和でありますように・・・と書いてみました。

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さて、七夕。

いまでこそ「七夕」と当て字のように書いて「たなばた」と書きますが、もともとは「棚幡」もしくは「棚機」と書いて「たなばた」と読みました。(幡は旗です)(織姫は機織り(はたおり)をするところから「織姫」と言われています)

盆飾り 精霊棚 1408086979630

もうすぐお盆になりますが、お盆になると仏壇に精霊棚(しょうろうだな)という飾り付けを行い供養をするわけですが、その精霊棚を設置するのが7月7日の夕方でした。この精霊棚に使われている笹と飾りが発展したものが、現在私たちが目にする「七夕飾り」になります。

7月7日の夕方に飾るから「七夕」と書いて「たなばた」と読むわけですね。※ただし、今は旧暦から新暦にかわり、8月にお盆を行う場合はお盆と七夕の関連性が薄れてしまってきていますが、地域によってはお盆と七夕の関連性の残っているところも少なくありません。

織姫と彦星の伝説と、7月7日の節句(五節句の一つ)は中国発祥で、織姫にちなんで手芸上達のお祭り(乞巧祭会・きっこうさいえ)が元々のスタートだったようです。日本だけでなく台湾やベトナム、韓国など中国を中心とした東アジアに広がりましたが、日本では古事記や万葉集に「たなばた」の文字を確認することができます。奈良時代には、7月7日を節句として定められ、彦星(牽牛)と織姫が会える事を祈る祭祀のほか、手芸上達のお祭り(乞巧祭会・きっこうさいえ)、相撲や詩の会なども行われ、天皇以下宮中や貴族、庶民の家庭でも広く行われるようになったようです。

また平家物語には貴族の間で願い事を葉に書く風習が書かれており、さらに江戸時代には手習い事などの上達を願う行事として広く庶民にも定着したようです。現代では手習いごとだけでなく、願い事にしばりはなくなったようですね。みなさん自由な願い事を書かれてました。受験合格や病気平癒、欲しいものなどなど。

 

お墓づくりの会社としてお盆とのつながりを思いながら、七夕の短冊に願いを書いてみました。願いがかなうことを祈ります。それから、7月7日は晴れますように。

 

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