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お墓と墓石」カテゴリーアーカイブ

・埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介

2014年11月11日 火曜日 晴れ

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉を中心に東京、神奈川、千葉、群馬にて墓地と霊園をご紹介し、お墓作りのお手伝い(墓石の製造加工、墓石の据付施工工事)をしています石材店の大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

今日は、埼玉県上尾市瓦葺にあります楞厳寺(りょうごんじ)さまをご紹介いたします。

楞厳寺さまは、弊社大塚がいつもお世話になっているお寺さまです。国道16号や県道3号さいたま栗橋線からすぐで、上尾市の原市団地や尾山台団地からもすぐの立地にあります。まずは駐車場から見える本堂の様子です。

埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0035 本堂

山門の正面にまわってみました。重厚な山門です。

埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0037 山門 埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0040 山門

山門の前には、お地蔵様が並んでらっしゃいます。

埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0038 地蔵 埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0039 地蔵

山門をくぐると、観音菩薩さまが迎えてくれます。

埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0042 山門 埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0043 観音様

↓こちらは鐘楼堂と水子地蔵さま。

埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0045 鐘楼 埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0046 水子地蔵

立派な慰霊塔が建っています。

埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0036 慰霊塔 埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0047 慰霊塔

上尾市指定の有形文化財、弘長板碑があります。

埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0049 上尾市指定有形文化財 弘長板碑 青石塔婆 埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0054 上尾市指定有形文化財 弘長板碑 青石塔婆 埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0053 上尾市指定有形文化財 弘長板碑 青石塔婆 埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0050 上尾市指定有形文化財 弘長板碑 青石塔婆

大変貴重な文化財になります。

埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0052 上尾市指定有形文化財 弘長板碑 青石塔婆

上尾市指定 有形文化財 弘長板碑

上尾市大字瓦葺1043 楞厳寺
昭和39年3月1日指定

国内で最も大きな板石塔婆(板碑)も最も古い塔婆も埼玉県内にあり、塔婆数でも宝庫とされている。市内では破片まで入れて450基近い塔婆を調査しているが、鎌倉時代にまでさかのぼるものは少ない。国内で最古のものは大里郡にある嘉禄3年(1227)のもの、市内では楞厳寺所有の弘長元年(1261)のものである。高さは1.05メートル、上部に阿弥陀如来の種子(梵字)キリークを刻む。

楞厳寺そのものの創建はもっと新しい時代であろうが、墓地内には40数片の塔婆片が発見されている。

昭和54年8月1日 上尾市教育委員会

以上、引用しました。

大きな本堂の目の前まで来ました。

埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0048 本堂

本堂の細部を観察してみると、見どころがいろいろと見つかります。

埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0056 屋根 瓦 甍 埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0059 本堂 埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0060 本堂 埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0064 本堂

客殿の入り口です。

埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0055 客殿

本堂と客殿の前には、東屋(あずまや)やバリアフリーのトイレもあります。

埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0087 東屋 十三重塔 埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0088 バリアフリートイレ

本堂から東側にある墓域への途中に永代供養墓と観音様、十三重塔が並んでいます。

埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0065 永代供養墓 観音様 十三重塔 埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0066 慈母観音

↓こちらが永代供養墓です。

埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0067 永代供養墓 埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0068 永代供養墓 慈光

墓域の入り口にも観音様がいらっしゃいます。そしてこちらにも六地蔵さまがいらっしゃいました。

埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0084 観音様 埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0085 地蔵

十三仏もいらっしゃいます。

埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0086 十三仏

本堂の西側にある墓域に移動してみます。こちらにも六地蔵さまがいらっしゃいました。

埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0092 お地蔵様 埼玉県上尾市瓦葺 楞厳寺(りょうごんじ)様のご紹介DSC_0096 水屋

貴重な地域の文化財と地域に開かれたお寺の楞厳寺さま。墓地をお探しの方にはお勧めのお寺さまになります。こちらもご参考まで→(大塚サイト内での、楞厳寺さま墓所御紹介ページ

 

お墓、墓石については、下記問い合わせまでお気軽にご相談・ご質問ください。お墓ディレクター有資格者(石産協)やお墓相談員(全優石)など専門の知識のある者が石匠位認定店(全石協)として丁寧にご対応させていただきます。

お問い合わせ番号 0120-36-1217(代表)

※埼玉県の霊園一覧ページはこちらをご覧ください。

・これからお墓をつくる方へ⑤ [お墓の構造と付属品] 1

これからお墓をつくる方へ⑤

(全優石「これからお墓をつくる方へ」より抜粋)

前回の記事 ・これからお墓をつくる方へ④ [墓地の種類] [墓石の型]

 

Part2 お墓の種類と付属品

 

[お墓の構造と付属品]

お墓の構造

 

①カロート

語源は「カラウド」(唐櫃)で、それがなまってカロートとなったといわれています。意味は「死者を葬る棺」のことで、現在では納骨堂のことを指します。カロートはお墓と一体になっているもので、カロートがないお墓はありません。カロートの形式は、地上にあるもの(おかカロート)、半地下式、それに地下式の三種があります。周囲の状況や土質、墓地の広さなどによってカロートの形式が決まります。

ゆとり墓地(さきたま霊園 みどり1.8㎡) 芝生墓地

↑丘カロート(左)と、地下カロート(右)

 

②外柵

お墓を中心としてそのまわりに外柵があります。家の塀と同じような意味ですが、墓地の場合、土地の登記がありませんので、長い年月の間に、隣との境がハッキリしなくなり承継のときに困るという問題が生じます。これをふせぐ意味からも外柵を設ける必要が生じます。もちろん外柵の有無は墓地形式や広さによってもきまります。近年はこの外柵も背の低いものが多くなりました。

-外柵1 -妙楽寺 完成外柵 IMG_1941

 

③植栽

植栽は墓地の落ち着いた環境をつくる上で重要な役割を持っています。また植物は土の乾燥をふせぐ面でも役立ちます。しかし植物なら何でもいいかと言うと、そうではありません。あまり根のはる樹木はさけるべきでしょう。植物としては年中緑をもつもの、たとえば松、玉ヒバ、サツキ、モミジの木などが好まれます。その土地土地に合ったものを選んだり、また故人の好きだったものを植えるのも意味のあることと思います。

 

④墓誌(戒名誌)

従来、亡くなった人の戒名は、お墓のサオの側面に刻まれてきました。しかし代々墓の場合、その戒名の数が多くなり、全部をサオに刻むことができなくなってきます。そこで墓石とは別に板状のものを敷地の中に建て、それに戒名を刻むという習慣が広まってきました。こうすると後日戒名を新たに刻む場合も取り扱いが便利で、お墓全体のバランスの上からもみばえがします。この板状の碑を墓誌または戒名誌といいます。

墓誌 墓碑 縦型 オイレ式 墓誌 墓碑 縦型 横型 標準加工

 

(⇒これからお墓をつくる方へ⑥ [お墓の構造と付属品] 2へ続く)

これからお墓を作る方へ 記事の一覧)

・2014年11月6日に見えた虹

2014年11月6日木曜日 晴れ時々雨

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き埼玉のほか、東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、静岡にて霊園と墓地をご案内し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事をしております石材店の大塚ブログ「霊園とお墓のはなし」です。

今日は晴れであったり雨がぱらついたりと天気がくるくると変化する一日でした。

ところで、↓の画像、なにかわかりますか?

2014年11月6日に見えた虹 埼玉県 上尾市DSC_0041

実は、虹の拡大写真なのです。

2014年11月6日に見えた虹 埼玉県 上尾市DSC_0046

本日15時頃、埼玉県上尾市にある大塚本社から見て北東の空に確認できました。

2014年11月6日に見えた虹DSC_0049

しかもくっきりとしていて、太目の虹の橋になっているように思えます。晴れた青空とあいまってとてもきれいな光景でした。

2014年11月6日に見えた虹 埼玉県 上尾市DSC_0039

よく見てみると、太い虹の外側にもうっすらと虹があり、二重になっているのが分かりました。

2014年11月6日に見えた虹 埼玉県 上尾市DSC_0035

↑ちょっと見えにくいですが、送電線の鉄塔を挟んで左側にうっすらと二本目の虹があります。

2014年11月6日に見えた虹 埼玉県 上尾市DSC_0042

メインの虹の発生している方向には、遠くにある送電線の鉄塔と、伊奈町にあるゴルフ練習場のネットが見えます。北東方向ですね。

余談ですが、虹を英語でレインボウ(rainbow)と言い文字通り「雨の弓」という言葉です。またよく知られるところでフランス語ではアルカンシェル(arc-en-ciel)と言い「空にかかるアーチ」という意味。日本語の方言には、鍋づる(佐渡島、愛知県など)、地獄のお釜のつる(富山県射水市)、太鼓橋(大分県)、立ちもん(長崎県南高来郡)などと呼ばれる地域もあるとか。また中国の広東省の一部地域では龍虹と呼んだり、「広東鍋の取っ手の龍」を意味する言葉で呼ばれていたりするようで、同様の呼ばれ方は世界各地でみられるそうです。(wikipediaより)

また、ギリシア神話ではイリス(Iris)という伝令の女神そのものとされ、キリスト教では旧約聖書ノア大洪水によって世界が滅亡したのちに現れたことから虹は神の証とみなされており、日本神話ではイザナギとイザナミが虹を渡って下界に来たとされるように、世界各地の神話や民話にも古くから登場しているのが虹です。(こちらもwikipediaより)

綺麗な虹を見ることができましたので、なにかよいことがあるといいなぁ、と感じました。

さころで弊社はお墓を作っている石材店です。墓石に虹をデザインされたり彫刻して色を入れるという方も時々いらっしゃいます。

※埼玉県の霊園一覧ページはこちらをご覧ください。

・お墓に使う石材の種類 神奈川県産 本小松

2014年11月5日水曜日 晴れ

こんにちは。東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、静岡にて霊園と墓地をご案内し、墓石の製造加工と据付施工工事という「お墓づくりのお手伝い」をしております石材店の株式会社大塚ブログ「霊園とお墓のはなし」です。本日の記事は「お墓に使う石材の種類 神奈川県産 本小松」です。

 

お墓に使う石材の種類 神奈川県産 本小松

本小松は、神奈川県の真鶴町で産出される石材になります。多くの石材が地中深い場所で超長期間をかけて岩石となる花崗岩の御影石となっていますが、小松石は噴火によって流れた溶岩が冷えて固まった安山岩になります。箱根の溶岩なのです。

逆光になってしまいましたが、中央の石塔が本小松石の石塔になります。

お墓に使う石材の種類 神奈川県産 本小松DSCN5455_

淡い緑がかった色なのがわかりますでしょうか?今度は斜めから見てみましょう。

お墓に使う石材の種類 神奈川県産 本小松DSCN5456_

非常に目の細かい石になりますので、鏡面加工による鏡面の具合が鏡のように反射して写っています。

お墓に使う石材の種類 神奈川県産 本小松DSCN5457_

冒頭にも書きましたが、小松石は箱根の溶岩から生まれた石材になります。戦国時代に関東で覇をとなえた後北条氏の多くの城は土塁と堀によるものが多かったのですが、その後徳川幕府の時代となって関東の城郭にも石垣が多用される時代になります。小松石は小松山から産出されるため名づけられました。小田原城の石垣や、江戸城の石垣にも使われました。江戸城などの日本中の大名を動員しての築城は天下普請と言いますが、ここ小松石を採石するために各大名がそれぞれ丁場をつくり、中でも現在大河ドラマ「軍師官兵衛」で取り上げられている黒田家の当主黒田長政(黒田官兵衛の息)は特に力を入れて小松石の産出に力を注いだそうです。

お墓に使う石材の種類 神奈川県産 本小松DSCN5462_

関東産の代表的な高級墓石材です。皇居の石垣に使われるなど、宮内庁御用達の石で、気品のある淡灰緑色の色調などから根強い人気があります。年数が経つと帯のような独特の模様が現れるのが特徴で、趣のある安山岩です。

細かな部材を見てみましょう。まずは香炉。

お墓に使う石材の種類 神奈川県産 本小松DSCN5463_

水鉢の縁をみてみると、そのきめの細かさがよくわかるのではないでしょうか。

お墓に使う石材の種類 神奈川県産 本小松DSCN5464_ お墓に使う石材の種類 神奈川県産 本小松DSCN5465_ お墓に使う石材の種類 神奈川県産 本小松DSCN5480_ お墓に使う石材の種類 神奈川県産 本小松DSCN5481_

現在小松石というと、小松山以外でも産出されるようになってきています。その中でも昔ながらの小松山から産出している石を「本小松」と言います。安山岩ということで御影石とは違いますが、硬度や吸水性、耐久性にも大変優れている石材です。江戸城などの巨城の石垣に使用されていて500年を経ても問題がないところから耐久性を想像しやすいかと思います。

お墓に使う石材の種類 神奈川県産 本小松DSCN5466_

キメが細かいため、細かい加工がとても美しく映える石材です。

石の目を見てみましょう。

お墓に使う石材の種類 神奈川県産 本小松DSCN5483_

緑灰色の中に、白い粒子と黒い粒子が確認できると思います。拡大してみましょう。

お墓に使う石材の種類 神奈川県産 本小松DSCN5458_

小松石は年数とともに見た目の表情を変えていく石材で、その表情は「劣化」ではなく、石も自然の生き物なのだという証拠になります。味わい深い変化を見せてくれる、大変人気の高い高級石材になります。

実物を見ていただくと、さらに美しさを実感できることと思います。

 

お墓のことで疑問やご質問、お困りのことなどありましたら、全優石加盟の弊社大塚にお気軽にご相談ください。お墓相談員(全優石)やお墓ディレクター有資格者(石産協)など専門の知識のある者が丁寧にご対応させていただきます。

お問い合わせ、お越しの際はこちら → お墓無料相談窓口

お問い合わせ番号 0120-36-1217(代表)

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お墓に使う石材の種類について、サイト内の他の記事を見る

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※神奈川県の霊園一覧ページはこちらをご覧ください。

・墓じまい 無縁墓にならないように、お墓の将来を考えて②

2014年11月2日 日曜日 曇り

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、東京、神奈川、千葉、群馬、静岡にて墓地と霊園をご案内し、墓石の製造加工と墓地への据付施工工事という「お墓づくりのお手伝い」をしております株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

昨日の記事「・墓じまい 無縁墓にならないように、お墓の将来を考えて①」の続きになります。昨日の記事では、無縁墓とはどういった状態なのかということを書いてみました。

無縁墓になってしまう状況とは

それでは、今はまだ大丈夫だか、将来ひょっとしたら無縁墓になってしまうかもしれない状況としては、次のようなものが考えられるのではないでしょうか。

①お墓の次の承継者、跡継ぎがいない。

②子供たちや関係者がお墓の承継者になりたがっていない。

③自分は辛うじてお墓の場所なども覚えているが、跡を継ぐ人がお墓についての情報など全く知らない。

この場合、③の場合は、お墓がどこにあるのか、管理費はどうしているのか等、情報を跡継ぎと管理者にそれぞれ伝えることで無縁墓になってしまうことを防ぐことができます。もしこういった状況に近い人がいらっしゃいましたら、できるだけ早めに跡継ぎの方に情報を伝えておいた方がいいでしょう。①の跡継ぎがいない方については、はっきりと跡継ぎがいないことが見えていますので、いまから対処する方法はいくつかあります。②の誰もお墓を継ぎたがっていないという場合・・・こちらは可能であれば再度確認が必要かもしれません。時間と共に「あの時はお墓は継がないと言ったけど、やっぱり継いでおけばよかった」というように考え方なども変わるかもしれないからです。ただ、「もしも」の時がいつ来るかは誰にもわかりません。

今からできる墓じまいの準備

まず考えられるのは、自分が元気なうちに墓じまいをするということ。次に考えられるのは、自分の死後に自分の意思を伝える手段として遺言書やエンディングノートに「自分の死後はお墓はこうしてくれ」と明記しておくというもの。ただし、はっきりと自分の後を綺麗にしておきたいのであれば、自分が元気なうちに綺麗に整理した方が気持ちもすっきり、安心してエンディングを迎えられると思います。

それでは、元気なうちにできる墓じまいとはどういったことが考えられるでしょうか。

墓じまいの種類

お墓は遺骨の納骨施設です。遺骨のその後には様々な方法と考え方があると思います。

①散骨

②永代供養墓

大まかに考えると上記の二つに分けられると思います。散骨は近年話題となってきておりますが、海洋散骨や山への散骨などがあります。しかしまだ件数は多くなく、散骨を請け負う会社もまだ多くはありません。お墓が伴わない分廉価な場合もありますが、船のチャーター代等もかかりますので、会社によっては安めのお墓を建てるのと金額的には変わらない、という場合もあるようです。樹木葬というものも近年大いに話題になっています。ここでよく認識しておかなければならないのが、「樹木葬」という言葉の定義、「永代供養墓」という言葉の定義が「現在は完全にはかたまっていない」ということ。樹木葬や永代供養墓と耳にしてどういったものを想像されますか?樹木葬墓地といっても、墓石を使用しないものもあれば、墓石を使用する通常のお墓とほとんど変わりのないものもあります。永代供養墓も同様です。大きな納骨堂のような施設におさめられるものもあれば、中で骨壺が個別安置されるもの、骨壺で安置はせずにすぐ他の遺骨と一緒くたになるもの、通常のお墓に限りなく近い個別型のお墓であって「永代供養墓」の名前のあるものなど、です。

お墓の跡継ぎは必要かどうか

墓じまいの後の遺骨の行先として、「お墓の跡継ぎは必要かどうか」ということをよくご確認いただければと思います。たとえば通常のお墓に近い形状の樹木葬墓地や永代供養墓の場合、承継者を設定せず、最後に納骨されてから30年などの一定期間、経営主体の寺院などより供養され、そのあとの年限後に土に戻るようにされるというものもあるからです。もちろん散骨されるという場合は、遺骨は残りませんので承継者の必要はなくなります。

墓じまいは大きな決断。慎重にご判断を。

墓じまいは大変大きな決断になります。非常に慎重な判断が必要と思います。お墓を持っている場合、もしくは遺骨をどこかに安置している場合の管理費は年間数千円などの金額になります。遺骨があればどんなに時間がたってもお墓を再び建てることはできます。先祖供養を復活させることが可能なのです。もし散骨をしてすべての遺骨をまいてしまった場合には、遺骨はもう戻りません。永代供養墓や樹木葬の個別安置のできるタイプであれば、「あー、やっぱりお墓があるといいな」と後の世の方々が感じたときに、改めて検討することができるのです。

なくしてしまうのは簡単なことですが、考えが変わったりした場合のことを考えると、猶予期間のある「永代供養墓」(個別安置のあるタイプ)を選んでおくという安全策が様々なケースに対応できるように思えます。

いずれにしましても、墓じまいは慎重にご判断ください。

今のお墓のあるお寺や、墓地の管理事務所、信頼のおける葬儀社や石材店に相談してみるというのも一つの手かもしれませんね。

 

さて弊社大塚も石材店です。お気軽にご相談くださいませ。

 

 

・墓じまい 無縁墓にならないように、お墓の将来を考えて①

2014年11月1日 土曜日

こんにちは。埼玉県上尾市に本社を置き、東京、神奈川、千葉、群馬、静岡にて墓地と霊園をご案内し、墓石の製造加工と墓地への据付施工工事という「お墓づくりのお手伝い」をしております株式会社大塚のブログ「霊園とお墓のはなし」です。

昨今、終活というキーワードを含め、さまざまなエンディングについて大いに話題になっています。葬儀についての様々なことがらや、遺言書の書き方、エンディングノートの書き方、相続についてなどなど・・・。弊社大塚は石材店ですのでお墓にまつわることを仕事としておりますが、お墓や遺骨にまつわることとして、自分のお墓を造るという「生前建墓」をはじめ、樹木葬や樹林葬、また永代供養墓や納骨堂、手元供養や遺骨をアクセサリーなどとして身に着けるという手法も話題となっています。

そんな中、あらたに注目を集めている言葉に「墓じまい」というものがあります。

今回は、この「墓じまい」について少し考えてみようと思います。二回にわけて記事にしてみます。

 

まず、「無縁墓」とはなんなのでしょうか。

現在、多くの寺墓地や霊園で問題になっているのが「無縁墓」です。無縁墓とは、字面から意味を考えてみると、縁のなくなった墓、継ぐ人のいなくなった墓、という文字が当てられています。現在は少子高齢化の時代。また、住まいとお墓が遠く離れてしまい、なかなかお墓参りが縁遠くなってしまったという方や、中には「お墓参りをしたことがない」という方や「先祖累代の墓がどこにあるのか知らない」という方もいるかと思います。お墓参りをしていた人、お墓の場所を知る最後の人が亡くなってしまった場合、「お墓参りをすることができない人」や「お墓がどこにあるのかわからない」という方が生まれてしまいます。お墓は実生活に直結はしていないので、お墓参りをしなくても生きていけるため、お参りに行かずとも、お墓の場所を知らずとも、生きていくことに何も問題はありません。そして生まれてしまうのが無縁墓です。

無縁墓が増えてしまうと、墓地の管理に支障が出てくる

お墓を管理している側から考えてみましょう。お墓は多くの場合が管理者が存在します(ご自宅の敷地内にお墓のある場合や、地域の墓地で管理者のいないという場合はのぞく)。お墓の管理とは、お墓を日々綺麗に掃除したり、草むしりをしたりということではなく、マンション等の集合住宅の管理や営繕に近いものとお考えください。マンションの管理には「管理費」が必要です。共用スペースの維持管理、や水道代など様々な諸経費が発生しています。そこで寺墓地や霊園などでは毎年(もしくは二年に一度など)管理費を支払う必要があります。ところが、中には「管理費の支払いがない」というお墓が出てきます。お墓の所有者(承継者)が支払いをしていないということになるのですが、この「支払いがない」という状況が①単に忘れていたのか、②知ってはいたが放っておいたのか、③承継者自身がなくなり跡を継いだ承継者に情報がうまく伝わっていない、④承継者自身がなくなってしまい支払う人が誰もいない、というケースなどが当てはまります。①②③の場合、管理者が支払う義務のある人と連絡がとれ、無事に管理費が支払われれば問題はありません。問題は「支払われない」ということと「連絡がとれない」ということ、そしてそもそも「承継者がわからない」という場合です。これは管理する側としては非常に困ったことなのです。一件二件ならともかく、給食費の未納問題のように大きな比率のお墓が管理費未納になってしまうと、管理自体がままならなくなってしまうからです。

無縁墓になるとお墓はどうなってしまう?

近代に入ってからの墓地には墓地使用規約などの決まりが定められています。最近の墓地では必ずあります。墓地によってはそのルールに多少の差はありますが、支払いが止まって3年から5年たち、さらには墓地に告知(お墓参りに来られたら管理事務所に寄ってください等)を一定期間告知し終えると、墓地の使用権が管理者(お寺や管理事務所)に戻ってしまいます。その後の対応は管理者によってまちまちですが、最終的にはお墓を解体し、更地に戻し、新規に墓地を取得する人を募集する場合が多いです。十分に管理していくためには、管理費を納められる人に墓地を使用してもらった方が運営上正常だからです。(ただし、中には「さらにもう数年様子をみてみよう・・・」という管理者もいたりします)・・・と、こう書いてみますと、新規の墓地使用者を見つけるということは「墓は売れるし、墓石も売れるし、檀家は増えるし、お金も儲かっていいことなのだろう?」と感じる方もいるかもしれませんが、そもそも更地にするにもかなりの費用を要します。お墓を解体撤去し、場合によっては基礎も取り壊すという土木作業は、工事会社でないとできませんし、すぐに次の人が見つかればよいのですがそうでない場合には広告も出さないとなりません。管理者にも相当の出費のかかることで決して予算的にもプラスになることとは言い切れないのです。(というよりも、そもそも数年分の管理費未納やお寺なら護寺会費などが0だったわけですから、スタートからしてマイナスなのです)

お墓参りに行ってみたら、自分の家のお墓がなかった。それどころか、他人の家の新しい墓が建っていた、勝手に撤去されていた、管理事務所や住職に呼ばれ、「勝手にお墓をなくさないでくれ」と文句を言おうとするも逆に「お墓の撤去費用」を請求された・・・

そんなことにならないためにも、無縁墓になる前に「お墓の将来をどうするのか」を親族で相談しておく必要があるのではないでしょうか。

(⇒墓じまい 無縁墓にならないように、お墓の将来を考えて②に続く)

 

 

・ハロウィンのジャックオーランタン

2014年10月31日 金曜日 曇り

こんばんは。首都圏にて墓石の製造加工と墓地への据付施工工事をしております石材店の大塚ブログ「霊園とお墓のはなし」です。埼玉県上尾市に本社を置き、埼玉のほか東京、神奈川、千葉、群馬、静岡にて霊園と墓地をご案内しております。

さて今日はハロウィン。ハロウィーンとも言います。ここ近年、急に全国的な話題となるようになってきていて、先週末と今日は繁華街などでの仮装しているたくさんの人々の様子などもメディアで取り上げられています。

ちょっと前までは「ハロウィンというお祭りが外国にあるのは知っているけど、日本では千葉の舞浜にあるテーマパークくらいでしかイベントをしているのを知らない」という認識でした。それがどうでしょう。ここ近年あっという間に年中行事の一つとなりました。関東における恵方巻の広がり方にも負けません。というかそれ以上かも。経済規模はバレンタインデーを超えたようですね。昨年は私ブログ担当Tの自宅近所を夜の19時くらいにオレンジ色と紫色の仮装衣装を着た小学生がウキウキと歩いているのを目撃しました。

さて今年。というか本日、大塚本社のNさんからジャックオーランタンの画像をもらいました。

ハロウィンのジャックオーランタンIMG_3055_

立派なジャックオーランタンです!サイズは結構大きいとのこと。作るのも大変そうです。

ハロウィンのジャックオーランタンIMG_3057_

お。明かりが入りました。・・・そして夜になると・・・

ハロウィンのジャックオーランタンIMG_3067_

雰囲気満点ですね!迫力あります。

そんな画像をもらってしまいましたので、わたくしブログ担当Tも負けじと帰宅してからジャックオーランタンを製作してみました。

しかも三つも!

じゃじゃーん。

ハロウィンのジャックオーランタン ミカン マジックDSCN5849_

ミカンで作ってみました。しかもこのミカン、結構ちっちゃいのです。

ハロウィンのジャックオーランタン ミカン マジックDSCN5850_

一つはゲームのドラゴンクエストのスライムのような顔にしましたので、「スライムタワー」っぽく積み重ねてみました。

ハロウィンのジャックオーランタン ミカン マジックDSCN5852_

撮影後、スタッフが美味しくいただきました。

ハロウィンのジャックオーランタン ミカン マジックDSCN5854_

↑こちらはミカンの皮。中身はありません。

さてハロウィンについて。ハロウィンとは元々は古代ケルト人の宗教的なお祭で、秋の収穫祭という意味と、11/1が一年の始まりということもあり亡くなった死者が家に訪ねてくるというお祭り。その際、悪しき者や招かれざる霊なども来てしまうため、集落ごとに魔除けの焚火をたき、その火を各家庭の暖炉に使うなどしていたようです。各家の入口にはジャックオーランタンを魔除けとして置いていたとか。しかしながら、アメリカ大陸が発見されるまでは「かぼちゃ」はありませんので、カブなどで使用していたようです。その後ケルト人がカトリックに改宗する際にキリスト教とも混交し(いまだにプロテスタントの中ではキリスト教宗教行事として認めない人もいる)、アメリカ大陸に渡ってから大いに広まった行事です。

無理やり日本の年中行事になぞらえてみると、大みそかの日に、先祖の霊が戻ってくるというお盆やお彼岸のような性質があり、節分の豆まきや鰯の頭を飾るような魔除けを行う、子供が主役のお祭りなので子供の日のような印象もあり、ジャックオーランタンは提燈のようにも見えまるで盆踊りのようでもあり・・・

という、まさに「盆暮れ正月」プラス様々なものを足したような行事なのですね。

死者が登場するということで、映画やイラストなどでも「墓地」や「墓石」も登場したりします。そうです。弊社は墓石の会社。

いつの日か、ハロウィンが日本の墓地でもイベントとなる日が来たりする・・・ことがあるのかどうか、ちょっとドキドキして未来を考えている10月31日、ハロウィンでした。

 

あ、「ハロウィンにはお墓参りを。」という年中習慣を世の皆さま方に提案していくというのも面白いかもしれませんね!

~ ~ ~ ~ ~

後日、職場で柿をいただきましたので、日付は11月になっていましたが再度ジャックオーランタン作りにチャレンジしました。

ハロウィンのジャックオーランタン 柿 カキ マジックDSCN5855 ハロウィンのジャックオーランタン 柿 カキ マジックDSCN5857ハロウィンのジャックオーランタン 柿 カキ マジックDSCN5856

来年のハロウィンも楽しんでみようと思います。

・大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物

2014年10月31日 金曜日 晴れ

こんにちは。東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、静岡にて墓地と霊園をご紹介し、墓石の製造加工と墓所への据付施工工事という「お墓作りのお手伝い」をしております石材店の大塚ブログ「霊園とお墓のはなし」です。

大塚本社の鉢植えが秋の華やぎを見せてくれてます。

↓こちらはアスターとベゴニアとリンドウとケイトウの鉢植えです。

大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5705 大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5707

ケイトウのかわいらしい鮮やかな色と、リンドウの上品な色の蕾がありました。

大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5708 大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5710

↓ハッピーベリー(ペルネティア)とシクラメンです。

大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5717 大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5719

↓こちらは以前も記事に登場してもらった寄せ植えの鉢です。

大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5721 大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5722 大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5723 大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5724

ちょうど一年前の様子はこちら→(・墓石屋のガーデニング 賑やかな鉢植え 寄せ植え)。今年の春先の三月の様子はこちら→(・石屋の花壇 春の花 新芽

大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5726 大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5727

↑これは植木鉢なのですが、はっぱが伸びて地面をつたい、鉢のカタチが見えなくなっております。

大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5728

おっと、ここにも紫色の花が咲いてます。

大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5729 大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5730

それぞれの名前まではわからないのですが、とにかくいろいろな花が目を楽しませてくれています。秋っていいですね~

大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5732 大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5735

視線を上に向けるとカリンの実がなってます!結構でかいです。

大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5733 大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5734

風船カズラも元気です。

大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5737 大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5738 大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5711 大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5712

茶色くなった風船からは、粒の大き目な種も取れました。

大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5713 大塚本社の鉢植え 秋の花 中庭の植物DSCN5714

この種、白い部分がハート形になっているのがわかりますでしょうか?

と、さまざまな植物に囲まれています、大塚本社の墓石展示場です。

お近くに来られましたら、ぜひお気軽にお寄りくださいませ。

 

・これからお墓をつくる方へ④ [墓地の種類] [墓石の型]

これからお墓をつくる方へ④

(全優石「これからお墓をつくる方へ」より抜粋)

前回の記事 ・これからお墓をつくる方へ③ [墓地の申し込み方法]

 

Part2 お墓の種類と付属品

 

[墓地の種類]

墓地の経営は誰にでもできるというものではなく、国によって認可された団体またはお寺が運営管理しています。この墓地を大きく区分してみると寺墓地と霊園とに分かれます。この霊園の経営主体は次のようになります。

これからお墓をつくる方へ 墓地の種類 墓地・霊園 経営主体 公共団体 宗教法人 財団法人 民間企業

 

[墓石の型]

つぎにお墓本体の型を見てみましょう。いわゆるお墓の型は、地方、地域によって、さまざまな様式を見ることができますが、大別すると「和型」と「洋型」、その他の型に区分できます。

 

①和型

日本のお墓の伝統的な形で、もっともポピュラーなものです。形状は角型でサオ、上台、中台、芝台というように積み上げられています。この変型として、サオの上に屋根がついたり、またサオの下にれんげ台がついたりしたものもあります。

和型墓石 見本展示墓石、サンプル墓石

 

 

②洋型

近年になり外国のお墓をお手本にした横型のお墓が多く見られるようになりました。形状は横に広く、奥行きが薄いもの、また俗にオルガンといわれ、前面の上部に傾斜のついたものなどがあります。これら洋型のお墓は芝墓地などに多く見られます。

埼玉の霊園 さいたま市西区「やすらぎの杜」  洋型墓石 DSCN3290 ガーデニング霊園 桶川霊園 DSC_0058

 

 

③その他の型

特殊な形として軍人の墓とか、お坊さんの墓があります。また神式の場合、仏式とはちがった型や文字が見られます。中には将棋の駒を形どったもの銚子を形どったものというようにというように故人の生前の好みをあらわしたものもあります。また自然石をそのまま使ったお墓の例も見られます。

デザイン墓 デザイン墓

 

お墓は個人の歴史の証明ですから、それぞれ個性が見られるのは一向にかまいません。要は自分の考えと環境との調和によってお決めになるのがよいでしょう。

(⇒これからお墓をつくる方へ⑤ [お墓の構造と付属品] 1へ続く)

これからお墓を作る方へ 記事の一覧)

・大塚本社の受付 石製品による演出アイテム

2014年10月29日 水曜日 曇り

こんばんは。埼玉県上尾市に本社を置く石材店の株式会社大塚ブログ「霊園とお墓のはなし」です。埼玉県のほか、東京、神奈川、千葉、群馬、静岡にて霊園と墓地をご紹介・ご案内し、墓石の製造加工と墓地への据付施工工事をしております。

今日は、弊社大塚の本社一階の総合受付にあります石製品、受付を演出しているアイテムをご紹介いたします。

一階受付の接客テーブルにさりげなく配置されているのがこちら↓

大塚本社の受付 石製品による演出 ペン立てDSCN5827_

サイコロのような形で、現在はパンフレット入れとして使用しておりますが、実はペン立てなのです。

大塚本社の受付 石製品による演出 ペン立てDSCN5828_ 大塚本社の受付 石製品による演出 ペン立てDSCN5829_

面によって、彫刻の模様がちょっと違います。なかなかふつうのご家庭やオフィスなどではお目にかかれないようなペン立てだと思います。石材店ならではの演出ツールのひとつです。

大塚本社の受付 石製品による演出 ペン立てDSCN5830_

真上から見てみると、きれいな円形の穴になっています。

大塚本社の受付 石製品による演出 ペン立てDSCN5831_ 大塚本社の受付 石製品による演出 ペン立てDSCN5832_ 大塚本社の受付 石製品による演出 ペン立てDSCN5833_

石の加工というのは、細かな彫刻がとても難しいものです。様々な大きさの粒子の集合体ですので、思うように削るという点が難しく、鏡面加工したあとに彫刻するには、ちょっとずつちょっとずつ十分に気を付けて作業をしなくてはなりません。そんな、加工の難しさが垣間見える彫刻がされてました。

続きまして、こちら室内照明スタンドになります。石でつくられていると、どうも灯篭のような風味も出ていますが、和のテイストも感じさせてくれるスタンドとお考えください。

大塚本社の受付 石製品による演出 室内灯篭 石製照明スタンドDSCN5837_

↓こんなデザインのものや、

大塚本社の受付 石製品による演出 室内灯篭 石製照明スタンドDSCN5838_

↓こんなデザインのスタンドもあります。

大塚本社の受付 石製品による演出 室内灯篭 石製照明スタンドDSCN5840_

石製品は手作りのアイテムになりますので、いずれも世界に一つしかない、一点ものになります。

お墓の墓石も、もちろん世界に一つしかない『一点もの』なんですよ!しかもほとんどがオーダーメイド。そう考えると、お墓の石の価値観がちょっと変わってきませんか?とっても貴重なものなんです(^-^)

 

 

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